THE TEST DRIVE!! クルマ好きによる試乗記&動画 (旧クルマ本を斬る!)

車の試乗記&レポート、インプレ、動画、お薦めの本等。OCNブログサービス停止に伴い、こちらに引っ越しました!

ホンダ N-BOXに試乗!(動画あり) これ以上の車って必要?と思えるほど完成度の高い軽自動車!

2020-06-26 17:46:45 | ホンダ

ホンダ N-BOXに試乗しました!

 

説明不要な国民車ですね。日本で1番売れてる車といっても過言ではないほど、ぶっちぎりの大人気です。先代もルーミーな室内で人気ですが、現行モデルはどうでしょうか?ノンターボモデルに試乗してみました。

 

●居住性★★★★★

 いや、これはもう軽自動では間違いなくダントツ1位ですね!

なんといっても素晴らしいのがボディ剛性の高さ!

段差を乗り越えてもミシリとも言わないボディがすごい。

高速コーナーでも不安感はなく、軽自動車とは思えない、いわゆるイイモノ感を感じます。

 静粛性も悪くないですし、乗り心地もいいですね。

しかも全車ホンダセンシング装備。

すごすぎます。

 内装の質感もデザインもいいですし、フロントの視界の広さが気持ちいいですね。空間は、もはや前後ともに広大といってもいいくらいです。

 

●動力性能★★★

 トルク感はあまりありませんが、3気筒なのにシューンと高回転まで気持ちよく回るので全体的にパワーは不満はあまりないですね。さすがに高速道路で加速する時には高回転を多用することになります。またCVTなのでレスポンスはイマイチですが、風に身を任せるヨットに乗る気持ちで運転すれば許せます。

 

●ハンドリング★★★

 特にスポーティという訳では全然ありませんが、ハイトが高い割には高速コーナーもちゃんと曲がります。普通ならサスを固めないと不安感が出てしますのですが、高いボディ剛性によりサスの設計と動きがいいのか、快適性と安定性を両立していますね。

 

●総合評価★★★★★

 いや、実に安楽です。もう、日本には他の車は必要ないんじゃない?と思える程です。コンパクトだけど中は広く快適で、維持費も安い。しっかりしている。本当にすごい車です。ターボなら動力性能にも不満はないのかもしれませんね。新型Nワゴンやタントも出来がいいらしいので、そちらも気になりますね。

 

 

 


シトロエンC6に試乗!(動画あり) 貴重なハイドロを備えた最後のフラッグシップモデル!

2020-06-24 18:22:37 | シトロエン/DS

シトロエンC6に試乗しました!

シトロエンC6といえば、ハイドロサスペンションを備えたフラッグシップモデルとしては最後のモデル。その独特の外観が印象的で、今でもマニアの中では非常に人気の高い車です。

 今回は貴重な2.7Lディーゼルに試乗することができました。果たして、ハイドロがもたらす世界観とはどのようなものでしょうか?早速試乗です!

 

●居住性★★★★★

 まずインテリアですが、シンプルですがオリジナリティの高いデザインですね!他の高級車のように革張りダッシュボードのような分かりやすい高級感はありませんが、スッキリして落ち着きます。シートはちょっと固めですが、大振りで長距離も楽そうです。中は広いので、どの座席も快適に移動できそうです。

 サイズが結構大きいのと、ノーズが見にくいので取り回しには少し気を使います。

 さて、肝心の乗り心地ですが、ヒトコトで言うとウォーターベッドみたいですね!よく雲のようとか、浮いてるみたいと表現されますが、個人的にはそういう柔らかいフワフワした感じではありませんでした。

 路面との間にウォーターベッドがあって、大きなうねりや姿勢変化はヌメーっと穏やかな動きに変換してくれます。路面のザラザラ感等は伝えてこないですね。エアサスの軽やかなかんじとも違い、路面との接地を感じながら、明確には段差を伝えてこない、というかんじです。

 ちなみにスポーツモードにすると、普通に出来の良いバネサスのような挙動になりますので、常に揺れてるような感覚が馴染めない方は、こちらのモードが有効です。

 静粛性はかなり高く、特に風切り音はビックリするくらい聞こえません。

 

●動力性能★★★

 ディーゼルなので下から不満のないトルクを発生します。ただ、レスポンスはそれほど鋭くなく、高回転も盛り上がらないので、楽しいエンジンとは言えませんね。ディーゼルもひと昔前という感じで、音はそれなりに入ってきます。

 

●ハンドリング★★★

 ここも面白いですね。特にクイックな訳ではありませんが、切ったぶんだけロールせずに回答していくのが独特です。ここはエアサスと大きく異なる点です。スピード感もないので、気がつけば速度が上がっているタイプです。

 

●総合評価★★★★

 非常にユニークですね。ひと言で言うと、船みたいな車です。アクセルを踏み込むと、モーターボートのようにグロロロ・・と速度を上げていき、路面を蹴る感覚はなく、でも揺れながら速度を上げていきます。路面の凹凸はほぼなかったことになり、ひたすら大海原を突き進むかのようです。

 個人的には、レンジローバーやジャガーのエアサスの方が乗り心地は良くかんじたので、過剰な期待は禁物かと思います。でもエクステリアや乗り味含め、この車でしか味わえない独特の世界がありますね!では動画をどうぞ!


ホンダ N-VANに試乗!(動画あり) 面白いけど N-BOXとの差は大きいので、試乗は必須!

2020-06-19 18:11:13 | ホンダ

ホンダの軽バン、N-VANに試乗しました!

N-VANはホンダの商用の軽バン。何と言ってもその魅力は本格的な室内空間で、ルーフも高く、リアシートを畳めば広大なスペースが誕生することです。車中泊派やサイクリストからも熱い注目を受けています。見た目がN-BOXそっくりなので、あの軽離れした快適性で、より広いスペースならいいかも・・エクステリアも無印風でシンプルだし・・と気になっている人も少なくないのではないでしょうか。果たしてNーBOXとの違いは?早速試乗インプレです。

 

●居住性★★★

残念ながら、NーBOXとの差は小さくありません。

まず内装はよりプラスチッキーで明らかにチープです。

着座位置もバン的でアップライト。座面と視点は高めですね。

インパネの上部も高めですが、視界はいいです。

乗り心地はやや固めですね。重量物が載っても大丈夫なように調整されているのでしょう。

静粛性はハッキリと劣ります。特に外部ノイズの侵入は顕著で、ロードノイズや外で話している人の声も結構入ってきます。

シートのクッションも薄めです。

内装も一部金属剥き出しですが、これはまあギア感があると捉えることもできます。

さすがにリアシートを倒したときの空間は軽で最大クラスですし、室内高もあります。

 

●動力性能★★★

 さすがホンダのエンジン、ATでも回せばそれなりにスムーズに吹け上がりますし、高速道路も意外にイケます。

ただ、トルクはあまり感じません。回して走るタイプの車です。

 

●ハンドリング★★★

 背が高くなった分、少しロールを感じます。また、タイヤが小さいのでよりコーナーではアンダー強めです。

高速コーナーではちょっと怖さを感じます。

 

●総合評価★★★

 NーBOXの荷室の広いバージョン、と考えると期待を裏切られます。

N-VANは明確にプロ仕様のお仕事軽バンです。

内装の質感もチープですし、快適性も劣りますし、ハンドリングもそれなりです。

N-BOXとの差は小さくありません。

ただ、N-BOX並みの快適性を期待すると裏切られるが、従来のバンよりは快適です。

何と言っても空間の広さが最高の魅力ですし、シンプルなデザインもそそりますね。

プリミティブな乗り味を許容できるなら面白いチョイスだと思いますが、ご検討の際は、必ず実車を見て、試乗されることをお勧めします。

 

 


レクサスGS-Fに試乗!(動画あり) 悪くない車だが、やはり個性が足りない

2020-06-12 16:58:37 | レクサス

レクサスGS-Fに試乗しました!

 レクサスの中型セダンのスポーツモデル、GSーFに試乗しました。今では貴重なNAの5LV8エンジンを搭載するこのモデル。古くはアリストからの流れを組む、元祖チョイ悪セダンですが、最近のモデルはどんな味付けなのでしょうか?早速、試乗インプレです。

 

●居住性★★★★

 さすがに外寸がこれだけ大きいと中も広いですね。ISとは違う世界が広がっています。内装デザインと質感はレクサスの文法に沿ったもの。ちょっとデザインは好みが分かれますが、質感はいいです。

 ボディ剛性が高いので、乗り心地もショックの角が丸められています。静粛性も高いです。

 

●動力性能★★★★

 このV8エンジンは、本当に回すといい音がしますね!吹け上がりもリニアです。ただ、最近のターボ勢のような低速からの押し出しには欠けます。

 

●ハンドリング★★★

 適度にスポーティですが、基本的には自然で落ち着いたハンドリングです。

 

●総合評価★★★

 うーん、悩ましいですね。レクサスの多くの車がそうであるように、あまり尖ったところがありません。ISやNXならそれで良いのですが、ミドルサイズセダンのスポーツモデルとしては、やはり個性に欠けるのはちょっと競争力的に辛いものがあります。AMGやMモデルに比べると、どうしても味や特徴が薄いんですよね。逆に、あまり目立ちたくないしオラオラしたくない、でも実は速いっていう車が欲しいんだ!という方には合っていると思います。


フェラーリV8モデル、どれがオススメ? 348,355,360モデナ,458イタリア,488を比較試乗!

2020-06-10 21:14:20 | フェラーリ

フェラーリV8モデル、どれがオススメ? 348,355, 360モデナ、458イタリア、488を比較!

 フェラーリと言えば、車好きの憧れの存在ですよね。中でもV8ミッドシップを搭載したモデルは、スポーティな走りと、V12より安い維持費で人気のモデル。どれも非常に高価ですが、フェラーリは圧倒的なリセールバリューの高さで、売るときも高く売れるので、出口戦略をちゃんと考えれば手の届かない存在ではありません。

 では、どのモデルがいいのか。高価な車なので、中々試乗して比較するのも難しいと思いますので、それぞれのモデルに試乗した印象から、オススメを書いてみます。

 

●概要

348

1989ー1994年まで生産されたモデル。3.4L、300馬力。相場は400−700万円くらい。

このモデルからエンジンが縦置きになり、マフラーを変えればF1のような甲高いサウンドを奏でます。操安性はあまり高くなく、故障率も低くないので、市場での人気はあまり高くなく、最も安く狙えるモデル。個人的には、テスタロッサのようなサイドフィンがかっこいいと思います。

F355

1994ー1999年まで生産されたモデル。3.5L、380馬力。相場は高く、800円~1500万円くらい。

最後のリトラクタブルかつ流麗でクラシカルなエクステリアのモデルとして、モデナより高値で取引されている。マフラー変更により最も甲高いフェラーリサウンドを奏でる点や、MTが数多く存在するところも魅力。

360モデナ

1999年ー2005年まで生産されたモデル。3.6L、400馬力。最もリーズナブルに買えるモデルで、相場は700万円~1200万円くらい。

デザインもディメンションも新世代に突入したモデル。デザインは好みが分かれる。攻め込んだ時の操安性は評判が良くない。個人的には1番好きなモデル。まだMTも探せる。

F430

2005年ー2009年まで生産されたモデル。4.3L、490馬力。相場は900万円~1900万円。

デザイン的には360に似ているが、中身は大幅に進化。内装は一気にモダンに。操安性も改善され、安定している。458が高値キープのため、中々相場も下がってこない。

458イタリア

2009年ー2015年まで生産されたモデル。4.5L、580馬力。相場は1700万円~2700万円。

新世代モデルとして、デザインが大幅に変わった。最新モデルと比べても差は少ない。驚異的なハンドリングとパワーを持つ。最後のNA V8モデルとして高値をキープ。

488

2015年ー2019年。3.9Lターボ、670馬力。相場は2400万円~4000万円。

初のターボモデルとして、一気にパワーもトルクも向上。吹け上がりはNAっぽい。

 

それでは、格項目ごとに最高★5つで評価します。

 

●快適性

348 ★★

355 ★★★

360 ★★★

430 ★★★★

458 ★★★★

488 ★★★★

 

348はオモステなので、それなりに体力を使います。

355になるとかなり洗練されます。

360あたりからボディ剛性が高くなり、イイモノ感が出てきます。

430以降は、ほぼ最新モデルと変わらないですね。フェラーリは総じて乗り心地が良いので、街中も全然問題ありません。静粛性を求める人はいないでしょうが、ノーマルマフラーだと予想外に静かで、最新モデルほどその傾向が強いです。

 

●動力性能

348 ★★★

355 ★★★

360 ★★★★

430 ★★★★★

458 ★★★★★★

488 ★★★★★★★

 

★5つ以上になっちゃいましたね笑。何が言いたいかというと、348でも十分スポーティな走りを味わえる、ということです。

355はそれほど348と変わらない印象ですが、高回転の伸びが違います。

360では全体的にトルク感が増してきます。この辺りが個人的には公道で楽しめるちょうど良いパワーだと思います。

430になると、スーパーカーとしての所有欲を満たしてくれるレベルになり、

458になるともうサーキットに行かないとパワーを解き放てません。でも458は本当に気持ちいいパワーです。

488はさらに全域トルクフルになりますが、高回転の突き抜ける感じは458が上です。

 

●ハンドリング

348 ★★★

355 ★★★★

360 ★★★

430 ★★★★

458 ★★★★★

488 ★★★★★

 

 348は、ノンパワーステアリングなので手アンダーが出ます。個人的には、そんなに操安性が悪いイメージはないですね。フェラーリで本気で峠を攻める人も少数派だと思いますし。。

 355は、今乗ると、もはやライトウエイトスポーツカーのような軽快感が魅力ですね!サイズ的にもコンパクトに感じます。週末のワインディングを1番楽しめるのではないでしょうか。

 360は、スパッとハンドルが切れるイメージです。スポーツカーらしい演出で、個人的には好きです。高速ではちょっと不安感がありますが。

 430は、一点、安定志向になります。リアがどっしり安定していて、フロントが気持ちよく反応するイメージです。ただ、サーキットだと、リアデフのコントロールが、ちょっと熟成不足かな?と感じます。

 458は、もうUFOみたいです笑。デフコントロールにより、思った以上に曲がります。プレステのゲームのようです。無敵すぎて、素人が公道で楽しむのは難しいレベルです。

 488は、デフコントロールが熟成され、より自然なフィーリングです。ただ、もはやサーキットでないと実力は体感できません。

 

●総合評価&こんな人にオススメ!

348 ★★

355 ★★★★

360 ★★★★

430 ★★★★★

458 ★★★★★

488 ★★★★

 

348

 1番手の届きやすい価格なので、とにかく安くフェラーリが欲しい!という人にオススメです。ノンパワーのステアリングをねじ伏せ、 V8エンジンを歌わせる快感は、フェラーリ以外では味わえません。安くてもフェラーリです。

 ただ、売るときもそれなりなので、総合的に考えると他のモデルの方が結局安かった、ということになるかもしれません。修理代・メンテ費用も安くありません。最終モデルだけはかなり高価で、リセールもいいでしょう。

 

355

 数年前までは最も狙い目だったのですが、もう価格が高騰してきているので、中々手が届きにくいのが難点。なんといっても、その流麗なデザインと、最高のサウンドが魅力です。速さはそうでもないですが、飾っておくだけでも満足できる美しさです。

 

360

 1番現実的なV8フェラーリだと思います。パワーもちょうどいいですし、デザインも古さを感じません(好みによりますが)。できればMTの方が維持費が安いのですが、数が少ないですね。。マフラーも色んなメーカーから販売されていますし、355より少しドスの効いたサウンドも悪くないです。

 

430

 現代的なインテリア、走りの安定感、458よりリーズナブルな価格で、人気が高いモデルですね。個人的には360に似てるのに高すぎるかな・・と思ってましたが、360も程度のいい個体が少なくなってきたので、こちらの方がハズレを掴むリスクは少なそうです。ただ、マフラー選びは360より難しそう。またMTモデルはほぼないに等しいですし、あっても458並みの価格です。

 

458

 実は1番リーズナブルかも。最後のNAということで、全然相場が下がりません。故障も少なく、それまでのモデルのようにクラッチ交換で高いお金を払うこともありません。デザイン、速さは最新モデルと遜色ありません。とはいえ、車に2000万円というのは勇気がいりますね。

 

488

 この辺りだと、あまり迷ってる人もいないとは思いますが。新しいので、フェラーリの保証が付いてるのがいいですね。人より最新かつ速いモデルを、という方にはいいと思います。ただ、吹け上がりのフィールは458の方が気持ちいいです。

 

最後に言えるのは、フェラーリは他のどの車とも違う、ということです。フェラーリより速い車、見た目が似てる車はあります。でも、この流麗なデザイン、有機的かつ官能的はエンジン、世界最高のブランド力と歴史を兼ね揃える車は、フェラーリしかありません。1番安い348ですら、ポルシェやランボ、マセラティとは違う世界です。

 では、動画もお楽しみください!

 

 

 

 

 


ホンダのハイブリッドセダン、インサイトに試乗,インプレッション!(動画あり) プリウスより上質

2020-06-05 09:12:40 | ホンダ

ホンダのハイブリッドセダン、インサイトに試乗しました!

インサイトと言えば、一時期はプリウスとハイブリッドカーの覇権を競い合った車。プリウスより安い価格で勝負に出ましたが、モーターでの走行時間が短かったり質感がイマイチだったりと、惨敗に終わりました。新型はかなり上級シフトしたようですが、果たしてその出来はどうでしょうか?早速試乗インプレです。

●居住性 ★★★★

 外装と内装が奇抜でなく大人なこと。これがプリウスとの最大の違いです。

外装はフロントはいつものホンダ顔でアメリカ好み。ボディの全体的なプロポーションはウェッジシェイプでスポーティな印象です。実は面構成はちょっとぬるいのですが、ボディカラーが黒だと締まって精悍に見えます。

 内装は質感、デザインともに落ち着いています。特にアルカンターラのパネルパッドやシートは上質感を感じさせますね。

 静粛性も高く、ロードノイズや風切り音も抑えられてます。

 乗り心地はしっかりしながらあたりはソフト。前後ピッチが少なめで、落ち着いた乗り心地です。

 

●動力性能★★★

 ふんわり加速、といった感じで、電気っぽくはないですね。

パワーとトルクは十分です。

ほぼモーターで走っているはずですが、ノートeパワーのようなトルク感やレスポンスはありません。その代わり、エンジンがかかる時も回転数が上がる時も違和感は少ないです。

 

●ハンドリング★★★

 スポーティというより大人の落ち着いたハンドリング。

 特にリーフと比べるとホイールベースの長さが効いていて安定感と直進安定性が高いです。

高速域でのハンドルの軽さが少しきになります。

 

●総合評価★★★

 見た目的にもプリウスより大人のハイブリッドを求める方に最適です。

プリウスは外観がちょっと奇抜すぎて・・・という方や、ノートよりもうちょっと上質な車が欲しい・・という方にあってますね。全体的に落ち着いていて快適です。価格もその分高いのがネックですね。

 あとは、あまり電気モーターの存在を感じさせないところが、逆に物足りなく感じる人もいると思います。トランスミッションなしでダイレクトにエンジンと直結することで、モーターの苦手な領域をカバーしているようですが、逆にいつもエンジンがかかってる感じで、あまり特別な車という感じはしません。

 

 


ルノー クリオ (ルーテシア) ZENに試乗!(動画あり) 1番楽しいコンパクトカーかもしれない!!

2020-06-03 09:53:23 | ルノー

ルノー クリオ(ルーテシア)ゼンに試乗しました!

ルーテシアはルノーのコンパクトモデル。ヨーロッパでは結構見ますが、日本ではレアですよね。今回はZENという900ccターボの5MTに試乗することができました。

果たしてどんな乗り味なのでしょうか、早速試乗インプレです!

 

●居住性★★★

 空力がよく、風切り音が抑えられています。タイヤノイズは入ってきますが、総じて静かな部類です。

空間は十分な広さ。後席もまあそれなりに使えるレベル。

前席シートも大振りで、腰が痛くなることもありません。

乗り心地は、一定の路面で跳ねますが、総じて快適です。

鋭い衝撃も角を抑えてくれます。

 

●動力性能★★★★

これがびっくり!実に気持ちいいエンジンです!

低速から気持ちいいトルクを発生し、そのままリニアに吹け上がります。

トップエンドはそれなりですね。

 

●ハンドリング★★★★

クイックで、スイスイ走れます。

実際の重量は1tを超えているのですが、走りに軽さを感じます、。

高速でのハンドルは少し軽いですが、直進安定性は高いので高速も楽です。

 

●総合評価★★★★

いや、大穴でした!実にスポーティで走りが楽しい車です。

コンパクトクラスではナンバー1かもしれません!

この軽快感、気持ちいいトルク感、高速安定性と快適性は素晴らしいですね。

プジョー208 

も望外に走りが楽しい車ですが、ルーテシアはさらに上かもしれません。

日本でもMTモデルが買えると思いますので、非常にオススメです!