BMW R nine T 試乗インプレッション！（動画あり） 誰でもトムクルーズになれるバイク！

BMW R nine Tに試乗しました！

こちらもドゥカティ　スクランブラー、モトグッチ　V7と並んで気になっていたバイクです。同じ2気筒で味があって、走りも楽しいという評判のバイク。果たしてどうでしょうか？早速、試乗インプレッションです！

 

仕様

全長：2085mm

全幅：890mm

全高：1265mm

エンジン：1169cc 空冷水平対向2気筒

出力:110ps（7550回転）、119Nm(6000回転）

車重：222kg

 

●居住性★★★★

　ポジション的には軽い前掲で楽ですね。足つきも良好です。

乗り心地もしっとりしたサスペンションが快適です。オプションのステアリング・ダンパーも装着されていたので、直進安定性も高いですね。もともと横置き＋ボクサーエンジン＋シャフトドライブということで、安定性は非常に高く、疲労感が少ないです。

　他の2台と大きく異なるのが、エンジンの熱をあまり感じないこと！エンジン自体の位置が少し遠いからかもしれません。これなら夏でもイケます。

　高速走行では風が体に当たりますが、小さい風防の効果で、他の2台より快適です。

 

●動力性能★★★★

　発進時のトルクだけ少なめなのできおつけないとエンストしますが、走り始めれば十分以上の力強いトルクです。また吹け上がり、パワーも他の2台以上。中低速中心のワインディングではパワー不足を感じることはありません。

 

●ハンドリング★★★★

　水平対向エンジンの安定性はワインディングでも発揮されますね！どのコーナーでも安定感抜群です。挙動も素直なので、特に意識して荷重移動しなくてもスイスイ曲がる感じです。

 

●総合評価★★★★★

　なるほど人気の秘密が分かります！スクランブラーやV7のような鼓動感やパルスのあるサウンドを有しながら、よりガッチリしたボディと安定・安心感の高さ。扱いやすく、誰でもトムクルーズ気分が味わえる、不満の少ないバイクですね。街中や高速ツーリングも快適で、ワインディングも楽しめます。個人的には3台の中で1番気に入りました。問題はお値段で、中古市場でも他の2台の倍くらいしますからね汗。でも味わい深くスポーティーで長距離もこなせる、万能バイクでした！

　では、動画をお楽しみください！

ポラリス スリングショット 試乗インプレッション！（動画あり） 公道を走れる3輪のF1！！

ポラリスのスリングショットに試乗しました！

フロント2輪、リア1輪のトライクで、パワーは直4の2.4L 170馬力ですが、車重は740kg前後とかなりの軽量タイプ！果たしてどんな車なのでしょうか、早速インプレです！

 

●居住性★★

　まず居住空間自体は十分な広さですね。足下も余裕があるので、靴が当たって操作しにくいということはありません。スーパー7の方が狭いですね。

　乗り心地も悪くないですね、サスのストロークがシッカリとってあるので、段差もちゃんといなしてくれます。

　市街地走行は意外に快適です。ただ、高速道路はかなり風があたります！

フロントスクリーンに潜るようにすれば直接的な風は避けられますが、それでもバイクのような風と音ですね。

 

●動力性能★★★★

　パワー、トルク共に充分以上です。車重が軽いのでスタートから特に気を使うこともなくスルスルと加速します。3000回転以下でもトルクがあるので、早めのシフトなら何の問題もなく、普通にマニュアルが運転できる人なら誰でも運転できるレベルです。ただ、4000回転くらいでグッとパワーが盛り上がるので、ストレートでもテールがスライドします。急なアクセル操作は禁物です。

 

●ハンドリング★★★★

　低速域では、思ったよりアンダーっぽいですね。手アンダーというか。まあこの車でクイックなハンドリングは危ないです。というのも、コーナーでアクセルをラフに操作すると、結構簡単にリアがスライドするからです。ただ、スライド自体は穏やかですし、フロントがガッチリと路面を掴んでいるのでカウンターで対処することも容易ですね。この特性を活かして、アクセルワークでスムーズにコーナーをクリアしていくのが醍醐味だと思います。

 

●総合評価★★★★

　これは他にはない、中々新しいスポーツカーだと思います！

スーパーセブンや他のライトウエイトスポーツのように、フロントからクイクイと曲がっていくのではなく、あくまでリアのアクセルワークを中心に軽くドリフトしながらコーナーを駆け抜けていくのが楽しいマシンですね。これで300万円くらいなら安いと思います。

　では、動画をどうぞ！

ドゥカティ スクランブラー アイコン ダーク 試乗インプレッション2021！（動画あり） 思わず欲しくなる痛快空冷Lツインバイク！

ドゥカティ スクランブラー アイコン ダークに試乗しました！

 

次期愛車候補の一つなんです！

基本的にはスクーターが第一候補なんですが、ドゥカティは以前モンスターやSSに試乗して好印象だったので、ちょっと欲しいなぁと思っています。

　ただ、以前ビューエルXB 9Rを購入した時は、前屈がきつくてあまり乗らなかったので、もう少しカジュアルなバイクが良いと考えています。

そこで白羽の矢が立ったのがスクランブラー！これは楽に乗りながらドゥカティらしさを堪能できそう。早速、試乗インプレッションです！

 

仕様

全長：2100mm

全幅：855mm

全高：1150mm

エンジン：803cc 空冷L型2気筒

出力:73ps（8250回転）、67Nm(5750回転）

車重：189kg

 

●居住性★★★

　写真で見るより大きいですね！ホンダのFTRくらいかと思いましたが、800ccだけあってエンジンもそれなりのサイズがあります。なので取り回しも軽快という感じではありません。

　乗り心地はサスペンションのストロークが効いてて快適ですね！多少荒れた路面でもしなやかに通過してくれます。

　ネイキッドなので風はかなり盛大に体に当たります。時速100km以上は上半身に強い風が当たりますので、長距離はちょっと辛そう。せめて簡易な風防でもあれば結構違うと思います。

　あとエンジンの熱風はそれなりに感じます。特にくるぶしあたりが熱風なので、夏は暑いですね。

 

●動力性能★★★★

　低速から強力なトルクとレスポンスです。慣れない初心者だと特に低速域はギクシャクして怖いかもしれません。でも30分も走れば間隔が掴めます。

　エンジンは最高に気持ちいいですね！ギアを高めにして走れば独特の鼓動感が楽しめますし、アクセルを回せば2気筒とは思えないほど高回転まで一気呵成に吹け上がります！これぞドゥカティですね

 

●ハンドリング★★★

　あまりアップハンドルタイプのバイクを運転したことがないのですが、基本的には素直なハンドリングで、視線移動と軽い体重移動で曲がってくれます。ブレーキはブレンボで強力ですが、結構ノーズダイブするのできっかけづくりにはいいですが、姿勢変化は大きめです。ボディはしっかりしてますね。ちょっとフロント荷重を多めにしてあげるとグイグイ曲がるタイプで、リア荷重にするとフロントが軽めでちょっと怖いかもしれません。

 

●総合評価★★★★

　素直で扱いやすく、Lツインの鼓動とスポーツ走行が楽しめる、レベルの高いバイクです！ドゥカティの世界の敷居を下げてくれたという意味でも意義がありますね。また、なんといっても見た目がかっこいいです！これだけで欲しくなりますね。

　個人的には、排気量の割にはコンパクトとは言え、スクーターと比べるとそれなりのサイズと重さなので、足代わりには持て余すかな、という感じです。あと、熱がすごいですね。でも気になる一台です。カフェレーサーとか気になる。。

　では、動画をどうぞ！