THE TEST DRIVE!! クルマ好きによる試乗記&動画 (旧クルマ本を斬る!)

車の試乗記&レポート、インプレ、動画、お薦めの本等。OCNブログサービス停止に伴い、こちらに引っ越しました!

ランチア ムーサに試乗

2008-03-25 22:00:00 | ランチア

ランチア イプシロンに続き、ムーサにも試乗してきました。

Musa

●居住性 ★★★★
 イプシロンのミニバンタイプがムーサ。最大の違いは後部座席。イプシロンの後部座席は正直、少々窮屈ですが、ムーサなら普通に座れます。しかしこのクルマ、想像以上にイプシロンと異なります。イプシロンはコンパクトカーですが、ムーサは前席のポジションもミニバン風です。もちろん、センスのいいインテリアはイプシロンと変わりません。

●動力性能 ★★
 重さのせいか、イプシロンのように軽快に走りません。ややもっさりしたかんじ。

●ハンドリング ★★
 これまたミニバン風。

●総合評価 ★★★
 ムーサはイプシロンの後部座席拡張版だろう、だったらムーサの方がいいな・・・と考えていたら、ぜんぜん違いました。イプシロンはコンパクトカー、ムーサはミニミニバンです。想像以上の差がありますので、気になる方は必ず両方試乗することをオススメします。

ランチア (ワールド・カー・ガイド・DX-世界自動車図鑑- (3))
ネコ・パブリッシング
ネコ・パブリッシング
ランチア・ストラトス(スーパーカー・コンプリートファイルVol.2)
ネコ・パブリッシング
ネコ・パブリッシング
ランチア (ワールド・カー・ガイド)
ネコパブリッシング
ネコパブリッシング

ランチア イプシロンに試乗!本物の高級コンパクトカー

2008-03-21 22:00:00 | ランチア

試乗シリーズも大詰め、最後はランチアに試乗してきました。ドイツ車系の高級感とは違う、ラグジュアリー系のコンパクトカーです。

Ypsilon

●居住性 ★★★★★
 素晴らしいインテリア。デザインはもちろん、なんといってもカラーリングと素材感が最高。ランチアならではの独自の世界です。エクステリアも流麗です。

●動力性能 ★★★
 けっしてパワフルな訳ではなく、むしろアンダーパワーなのですが、快活に走ります。流石はラテン車、面目躍如といったところ。ただし自動変速機は1速→2速がタイムラグが大きく、慣れが必要です。

●ハンドリング ★★★
コンパクトカーらしい、キビキビしたフィーリング。足回りが柔らかめなのでロールも多めですが、挙動はリニアなので怖くありません。


●総合評価 ★★★★
 間違いなく高級コンパクトカーの1つの形です。価格が高価かつマイナーなので誰でも気軽に買える訳ではありませんが、そこもまた差別化ポイントの一つなのでしょう。変速機が少々興ざめですが、いい車です。

ランチア・デルタHFインテグラーレ (ハイパーレブインポート-型式別・輸入車徹底ガイド- (Vol.11))
三栄書房
三栄書房
今から買いたい、チューンしたい人へのランチア・デルタHFインテグラーレ最新ガイド(エンスーCARガイドDVD) ()
エンスーCAR本STRUT
エンスーCARガイド

ホンダ フィット1.3に試乗!

2008-03-18 22:00:00 | ホンダ
まだまだ続く、コンパクトクラスの試乗シリーズ。今回は今や日本を代表するコンパクトカー、HONDA FITです。

Fit13

●居住性

 噂どおり、このクラスではワンランク上の広さ。ビッツもマーチも相手になりません。特にドライバーの顔の前のあたりの空間が広く感じられます。視認性も良好。シートアレンジも実用性が高く、使い勝手もGood。なるほど売れる訳です。

●動力性能
 不満はないのですが・・・あれれ?といったかんじ。ホンダらしい楽しさはありません。どちらかというとトヨタっぽい、中身の詰まっていない、最近ありがちな典型的な省エネエンジン。なぜ日本車はこんなことになってしまったのでしょうか。静粛性も高いのですが、コンプレッサーの音が耳障り。トルクも少し足りません。

●ハンドリング 可もなく不可もなく、といったところ。

●総合評価

 サイズと価格を考えると、総合評価は以前悪くないのですが、前モデルから飛躍的に進化したところもなく、マイナーチェンジといったところ。ツールとしては良いのですが、趣味クルマにはなりません。

ホンダ・フィット No.2 (2)
価格:¥ 2,100(税込)
発売日:2007-03
Honda Style (ホンダ スタイル) 2007年 12月号 [雑誌]Honda Style (ホンダ スタイル) 2007年 12月号 [雑誌]
価格:¥ 980(税込)
発売日:2007-10-19



横浜赤レンガ倉庫で新型GT-RのGTマシンを見た!!

2008-03-14 22:00:00 | 日産
横浜赤レンガ倉庫の日産イベント見てきました!

丁度、GT-RのGTマシンのデモ走行に遭遇!!

まだカーボンむき出し、カラーリングのない黒いGT-Rの迫力のあること!

残念ながらデジカメを持っていくのを忘れました・・・

Mfi「日産GT-Rのテクノロジー」Mfi「日産GT-Rのテクノロジー」
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2008-03-01
日産NISSAN GT-R (モーターファン別冊)日産NISSAN GT-R (モーターファン別冊)
価格:¥ 680(税込)
発売日:2007-10
GT-R Magazine (ジーティーアールマガジン) 2008年 03月号 [雑誌]GT-R Magazine (ジーティーアールマガジン) 2008年 03月号 [雑誌]
価格:¥ 1,200(税込)
発売日:2008-02-01



アウディA3に試乗!

2008-03-11 22:01:00 | アウディ

つづいてアウディのA3に試乗。

A3sportsback

高級コンパクトといえばアウディは外せません。以前に長期試乗したA6の印象は非常に良かっただけに、期待して試乗しました。

●居住性 ★★★
 必要充分、といったところでしょうか。ゴルフよりもスタイリッシュなエクステリアの影響で、後部座席の開放感はゴルフに劣ります。インパネの質感はなかなかのものですが、上位機種のような素材の良さは期待ほどではありませんでした。

●動力性能 ★★★
 試乗したのは2Lターボでしたので、もちろん不満はありません。低速からトルクフル。

●ハンドリング ★★★★

 しっかりした、頼りがいのあるフィーリング。コーナリング中、荒れた路面に出くわしても不安感なくクリアできます。インフォメーションも良好。

●総合評価 ★★★
 高級コンパクトカーの看板に偽りなし。国産とは一味違う硬質間・素材感を感じさせます。ただし、ゴルフやMINIの品質向上が著しいだけに、相対的には期待ほどでもない、というのが正直な感想でした。

Audi×af imp(4) (カートップムック)
交通タイムス社
交通タイムス社
AUDI A4のすべて (ニューモデル速報)
三栄書房
三栄書房

ボルボV50に試乗!

2008-03-07 22:00:00 | ボルボ、サーブ

前から気になっていた、ボルボV50を試乗してきました。

V50

●エクステリアデザイン ★★★★
 最近のボルボ、結構好きなんですよ。以前からショルダーラインの凹凸を気に入っていたのですが、最近はフロントマスクもかっこよくなりました。

●居住性 ★★★★
 なんといってもインテリアのデザインがGood!フローティングパネルのデザインもすばらしいが、本物のウッド!の質感がいい。どうも最近の高級車のテカテカウッドパネルはプラスチッキーで好きではなかったのですが、ボルボのそれは無垢のようなプレーンな質感で好印象です。もちろん広さも大人四人+荷物が過不足なく座れます。シートの包まれ感も申し分なし。

●動力性能 ★★★
 流石に2.4Lもあれば不満なし。パワフルとは言えませんが、必要十分。得意の直5エンジンもスムーズで車のキャラクターにマッチしてます。

●ハンドリング ★★★

多少重めですが、リニアかつ重厚なハンドリング。このクラスにしては十二分以上に上質さを感じさせます。乗り心地も、ドイツ車風のガッチリ感に加え、やや角を丸めたかんじ。

●総合評価 ★★★★
 今回試乗した一連の車の中で、最も好印象でした。個性的かつセンスのいいエクステリア・インテリア、充分な居住性と取り回しのよいサイズ、適度なパワー、卓越した剛性感と癒し感。よく言えば、ドイツ車のガッチリ感とフランス車の優しさのいいとこ取り。300万円を少し超える価格が残念ですが、ライバルに比べるとリーズナブルではないでしょうか。Volvo V50,オススメです。

VOLVO Life (タツミムック)
辰巳出版
辰巳出版


ボルボ―北欧の英知が生んだ先進の安全性と品質哲学 (ワールド・カー・ガイド・DX)
ネコ・パブリッシング
ネコ・パブリッシング
VOLVO DIESELのすべて (モーターファン別冊)
三栄書房
三栄書房

メルセデス Aクラスに試乗

2008-03-04 22:00:00 | メルセデスベンツ
ブレイドから始まった試乗シリーズ、とりあえず同じ山手通りにあるメルセデスディーラーでAクラス(A170)に試乗してきました。

Mb_newa_3dr

ハッキリいって先代が酷かったので期待はしていなかったのですが、これが意外な事に・・

●居住性
 ドアを開けると、まずはガッカリ・・・相変わらずの高床式フロア。折角の車高の高さも活かされてません。ただし、シート高が高いので自然に乗り込めます。ポジションも相変わらず高い着座位置に乗用車的ポジション。ただし空間的には許容範囲。内装の質感はかなりカイゼンされ、ドイツ車っぽいピシッとした仕立てになりました。少なくともゴルフ乗りから馬鹿にされることはなくなったと言えます。

●動力性能
 1.7Lながら、なかなか軽快は走り味!先代の1.6Lのようにモタモタすることもありません。いい感じに実用トルクが出てます。

●ハンドリング
 動力性能に余裕が出たおかげで、走りの軽快感が際立つようになりました。街中、とくに狭い路地は得意科目。アイポイントの高さに加え、広めのグラスエリアが運転しやすさに繋がっています。

●総合評価
 意外や意外、なかなか楽しい車に仕上がってました。車としての素材の良さはゴルフには敵いませんが、メルセデスブランドを優先してこちらを選んだとしても、充分しゃれになるレベルに達しています。後部座席はちょっと狭いですが。

メイド・バイ・メルセデス―「Cクラス」にみるメルセデス・ベンツの戦略的製品革新メイド・バイ・メルセデス―「Cクラス」にみるメルセデス・ベンツの戦略的製品革新
価格:¥ 1,835(税込)
発売日:1995-05