ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

10/16 三河本宮山で砥鹿(とが)神社参詣と名花探勝 その1:山上の駐車場着。一等三角点のある本宮山山頂までちょっと登る。

2018-10-24 08:08:02 | 草花
実際にそこに行った時よりも、九日遅れの記事になり、恐縮です。
この日の午前中に、雨生山を歩いてから、本宮山に入ってきましたが、途中の新城市内で、昼食をとってから、本宮山入りしようと考えていましたが、空模様が怪しいようですので、早い時間に家に着くべく、移動食に切り替えました。

道沿いのコンビニで握り飯を購入して、とりあえずは、腹を満たせばよいということになり、国道→旧スカイラインを走って、本宮山山頂直下の駐車場に着いたのは、お昼の12時40分のことでした。

本宮山山上の周回図 ↓

駐車場に車を置き、時計回りで歩きます。
駐車場の標高は760mくらいで、山頂の標高は789mですから、残るは30メートル以内の登りしかありません。



駐車場所から山頂方面を望む ↓

山頂には、アンテナ群が林立します。



登る ↓

急傾斜の道を真っ直ぐ登って行きます。



テンニンソウ ↓



以前は、山頂の一角に、テンニンソウの群生地がありました。そこは、砥鹿(とが)神社の宮司さんが、保護して面倒を見ていたそうですが、宮司さんが亡くなると、その場所のテンニンソウも消滅してしまいました。
幸いなことに、他の場所でも散らばって生育していたので、今でも探せば見つかります。



三河湾方面 ↓

薄霞の中に、三河湾方面がおぼろに見えています。



アセビ ↓

アセビの木は、東三河地方では、地所の境界線に植えることが多いようです。
ここでは、来年咲く花の、蕾を準備しています。



本宮山の山頂 ↓

誰が始めたのか知りませんが、山頂に石を持って来て置くようになりました。
格別に意味があるとは思えないので、本来あるべき姿を変更するようなことは、して欲しくないですね。



一等三角点 ↓

大して高さのある山ではありませんが、ここには一等三角点が設置されています。
これは大変誇らしいことだと思いました。



天測点 ↓

天測点までも設置されていますが、役目を終えたこの築造物は傾いて立っています。
天測点とは、天文測量をするために設置された基準点であり、かつ重たい測量機器を安定して載せて固定する、観測台でもあったために、このように大袈裟で堅牢なつくりになっているようです。
全国で48ヵ所だけに設置され(一等三角点は約1000ヵ所)たというレアなものです。
昭和29年から33年まで使い、それ以降は使われないそうですから、このように傾いても放置されているのですね。



木段下り ↓

山頂を後にして、砥鹿神社目指して、下って行きます。



南アルプス ↓



途中で富士山の見える場所がありますので、そこに立ち寄ります。
富士山は見えませんでしたが、南アルプスの一部が見えていました。



大鳥居 ↓



竣工は昭和五十七年の十二月とありました。
高さは15メートル近くありそうです。石かコンクリートでできていると思っていましたが、どうやら鉄製のようです。
コメント (6)
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10/16 雨生山山麓で花巡り(下段=最終記事):ムラサキセンブリ、サワヒヨドリ、キセルアザミ、コバノガマズミ、アケビなど

2018-10-24 06:09:17 | 草花
雨生山の花散策シリーズは、この記事で最終回となります。
空模様は回復しませんでしたが、雨粒も落としては来ませんでした。

これがリンドウの咲くシーズンですと、花が開かずガッカリして帰るところですが、そのシーズンにはもう少しだけ早いため、その気落ちは持つことなしに下山します。

ムラサキセンブリ ↓

この山はムラサキセンブリ目当てにやってくる人が多くなりますが、まだ少しだけ季節が早くて、見つけた花はこの一株だけでした。


他の株は皆このような姿でした。



サワヒヨドリ ↓

山から下って水田のある道を進みます。所々で稲刈り中の田もあるし、まだ済んで無い田や、刈り採られた田もあります。
サワヒヨドリは山裾の田んぼの法面で見ました。




キセルアザミ ↓

そこではキセルアザミも咲いていたし・・・・



ワレモコウ ↓

ワレモコウもありました。



タムラソウ ↓

タムラソウもありましたが、以前と比べるとずっと数を減らしていました。



稲田と本宮山 ↓

稲田の先には本宮山が見えています。



コバノガマズミ ↓

林縁でコバノガマズミの実を見ました。幾粒かを口に入れますが、既に酸味は少なくなっていました。



ジョロウグモ ↓

ここでもジョロウグモを見ます。真ん中の大きいのはメスで、上に居る小さい二匹はオスでしょうか。



クロモジに絡む ↓

クロモジに絡んで実をつけているのは、アオツヅラフジだったか、サンカクヅルだったか・・・・現地を離れてしまった今は、確認できません。



アケビ ↓

コナラの木のそばで、他の木に絡むアケビを見つけました。
手が届かなかったのが残念です。



キヅタ ↓

キヅタは蕾ばかりだと思っていましたが、右奥にわずかに開花したものもありますね。



ノブドウ ↓

未だ色が深まっていませんが、実がバラバラに染まり、不思議な光景になりますね。



ハキダメギク ↓

こちらは畑の縁の、乾燥気味のところで見ました。



コスモス畑 ↓

コスモス畑のすぐそばに車を駐めていました。吉祥山と本宮山を入れて撮ります。
昼食時間になり、お腹が空いてきました。 新城の街中で、昼食をとって、それから本宮山の山頂まで車で一気に走り上がることにします。
コメント (4)
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