ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

10/21日 神坂峠-恵那山山頂-広河原-神坂峠 その1:神坂(みさか)峠手前でテント泊 翌朝は稜線で夜明け

2018-10-26 07:04:28 | 草花
10/21日に恵那山を歩いて来ました。
天気予報では21日は絶好の秋日和ということでしたので、前日の20日からアプローチに入りました。
神坂(みさか)峠の手前に、水場とトイレがあったので、そこでテントを張りました。
その日は明るいうちから夕立のような雨が降り、心配でしたので、東屋の軒を借りて、一夜を過ごしました。

翌21日は目覚めると星空で、久しぶりに気合いが入りました。
朝食はごく軽く取り、車で走り、5km先の神坂峠に着きますが、朝の5時だというのに駐車場は満車でした。
やむを得ず、路肩に車を置き、ヘッドライトを点して歩き出します。
位置図 ↓

神坂(みさか)峠は岐阜県と長野県の県境にあります。



恵那山の山体 ↓

先日南木曽(なぎそ)岳を歩いた際に、山の稜線上から撮った恵那山です。



実行図 ↓

車を置いたところから反時計回りで歩きました。



断面図 ↓

山頂を極めてから、反対側の広河原という登山口まで下りて、そこから、今では車の通行が遮断されているアスファルトの林道を歩いて、神坂峠まで登りかえします。



東屋 ↓

ここにテントを張り、雨を凌いで一夜を明かしました。



水場 ↓

強清水というところです。 50mも離れていないと思いましたが、別途トイレの建物もありました。



風穴 ↓



これは、古き良き時代の養蚕が盛んなころの名残りですね。
カイコが孵化する時期は気温に左右されるため、風穴から流れる寒い空気に蚕卵紙を触れさせて孵化の時期を人為的に操作することで、養蚕農家が繁忙期を分散することができ、カイコの安定的な飼育につながった・・・と言うことです。



翌朝は午前3時台に起きて、いろんな片づけをして、車で5km先の神坂峠まで走ります。
峠の駐車場は狭くて、朝の暗いうちから満車でした。
仕方ないので素早く路上駐車に切り替えて、そそくさと歩き出します。



日の出る前に稜線に乗り上げようとして頑張ります。着いたところは稜線上のパノラマ台です。時刻は午前5時27分でした。
甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳 ↓


白根三山と塩見岳 ↓


それより南部の重鎮たち ↓


八ヶ岳 ↓


そしてこれから向かう恵那山 ↓


中央アルプス ↓


パノラマ台頂上 ↓


木曽御嶽 ↓


穂高岳 ↓


パノラマ台での夜明け前の光景を満喫したら早々と歩き出します。

朝日の当たる恵那山 ↓

向かって行く恵那山に朝一番の光が当たり始めました。



鳥越峠 ↓

ここで服を脱ぎ、身支度を整えます。



笹の道 ↓

前日の雨を含んで笹には梅雨がたくさんついています。今回は嫌いなスパッツをつけて歩いています。
(お陰で一日中歩いても、ズボンの裾汚れは、皆無でした。)



白樺裸木 ↓

白樺の木は葉を落として、骨だけのように見えます。



紅葉の前にブナの木 ↓

この山ではブナの原生林というものに出逢いません。木に逢うのが珍しいと言えるくらいに少ないと思いました。紅葉とのツーショットを頂きます。



大判山 ↓

恵那山の手前に、通ることになる大判山が、きれいに染まって目の前に聳えています。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする