渾沌滅七竅

生命ある無秩序を愛する渾沌。

改めて「暴力」を考える

2022年07月10日 | 日記

「他人の身体・財産等に対する物理的破壊」や「他人に対する中傷・虐待等の言動」を指す。

専ら「力や道具による身体的暴力」を意味する様に受け止められるが、「言葉の暴力」も忘れてはならない。

「言論の自由」何を言っても良いのか、と問われれば、否、だろう。  挑戦的・挑発的言動は、力による物理的破壊への引き金を引くことに繋がり兼ねない。   「言論に対し言論」という理屈だけで世の中通じる訳じゃない。   「理屈じゃない。最後は、力ずく」となり兼ねないことを歴史が示す。

事ある毎に、理性的対話・妥協・解決や非暴力が叫ばれ、人類の社会的規範として訴え掛けられるが、国家そのものが社会的安定の為に重装備をした軍隊や警察機構を擁することから始まり、正当防衛、体罰や自衛権の行使で暴力を法制度として是認・許容している人間社会。

何とも、皮肉でダブルスタンダードに映る。

こんな人類社会、私は善良なる一国民を自負するが、時に「ランボー待望」、絶対的平和主義者ではない。

 

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