日経新聞に依れば、キーワード「成長と分配」から見えた、日本経済の低迷振りが、今更の様に際立つ。
日本人の年間平均所得は400万円を割り込み、アメリカの約半分程度で、ドイツやイタリアからはザッと200万円や100万円は下回るとの報道に愕然とする。
OECD加盟国平均やお隣の韓国をも下回る程に、この約30年間、横這い状態が続いて来ているとか。 あの当時のバブル崩壊以降、変わらずで、気が付けば、世界から大きく後れをとった訳だ。
己の年収記録を振り返ってみても、納得、そうだよなぁ、と頷ける。
政界、経済界、労働界等のリーダー達には、それぞれの立場から、日本の将来図とそこへの現実味のある政策と工程表を示し、的確に実行する様、最大限の努力を願いたい。
アナザー「日本沈没」なんてあり得ない、と思いたい。