渾沌滅七竅

生命ある無秩序を愛する渾沌。

7年目の枝垂れ梅

2019年02月12日 | 日記

  

移植して早や7年目になる枝垂れ梅が咲き出しています。

今月初め頃から、ぼつぼつ咲き出した。    これから約1ヶ月間咲き続け、通り掛かりの住民の皆さんの目と鼻を楽しませる。

我が街は川崎市最北部に位置し、東京都稲城市と境を接する。  その稲城市の昔からの農村部・山林が再開発され大規模住宅地に変貌してきている。

その中に旧地主のお宅の庭に植えられていた「枝垂れ梅」の大木があり、家屋取り壊し整地の進む中で、伐採を待つ最後の1本となっていた。     丁度、6年前の今の時期で、満開を迎えつつあった。    何とも言えない美しさと寂しさが混じり合い、伐採を待って貰い、譲って頂くことにした。

事業組合に掛け合って、移植費当方負担で、3月中頃までに移植出来るならOK、との基本了解を取り付けた。    移植先は、我が街・新百合ヶ丘とし、区役所・市役所に掛け合い、川崎市への寄贈との前提で、適当な緑地・公園を捜し、提案、我が家の近くの市の公園に決定。      与る公園管理運営協議会のなけなしの預金から、移植費を拠出することにしたが、知り合いの造園業者が関わっていたので、価額については、勉強して貰った。

とんとん拍子で話が纏まり、移植完了したもの。

我が子の様な枝垂れ梅で、春真近、花枯れのこの時期を楽しませて呉れる。  喜んで頂いた住民の方々の声には、心温まる。

       

 

 

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安倍一強を乗り越えられない自民党

2019年02月12日 | 日記

安倍一強を乗り越えられない自民党の今の政治家の軟弱さ加減。  いずれも、どんぐりの背比べの様で、同じ木の実でも、どんぐり以外の実があっても良さそうだが。

そんな体幹の鍛えられていない様な政治家に内政はもとより、あのしたたかな連中の跋扈する世界政治の中で、外交を任せられようか。

残念ながら、自民党のみならず、他の与野党を見渡しても、今、然程、将来を嘱望された政治家がいるようには見えない。

政治のダイナミズムも感じられない。

故堺屋太一が嘆く様に、日本は、一体、どこへ向かおうとしているのか?

 

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社会の変革期

2019年02月12日 | 日記

約30年一世代前、中南米駐在時に、事務所に携帯電話を導入した。

当時、日本では固定電話が普及しており、回線の信頼性も篤かったがゆえに、携帯電話の普及が進まなかった。

海外赴任してみると、中南米の発展途上国ですら、固定電話よりも携帯電話が良く使われていた為、奇異に感じつつも使ってみた。

無論、大いに重宝したことは言うまでもない。

従来の電話線による電話の為の社会インフラ整備が遅々として進まなかった途上国では、一足飛びに、携帯電話の普及に弾みがついたものだった。

政府は、消費税の10%への引き上げに合わせて、キャッシュレス決済の普及に弾みをつけたいと躍起になっている。

「日本の現金」の真贋の信頼性の高さが、逆に足枷になって普及が遅れているとの話を聞かされると、中南米で経験した「携帯電話」の一件が思い起こされる。

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