昨日、太郎美術館で毎年恒例の表彰式があった。
レセプションに伺ったが、今年の作品は、なかなか粒揃いの、出来栄えの良い作品が揃った印象だった。
どちらかというと、太郎嫌いの私の好みに沿った様な作品が受賞していて、嬉しかった。 レセプションも大盛況。
ここのところ、何かと話題になる機会の多い岡本太郎並びに作品だが、野球の近鉄バファローズのロゴマークやデザイン、或いは、NTTの初めてのテレフォンカードのデザイン等は、太郎さんによるものだと、初めて知った次第。
副館長は、元麻生区役所企画課の職員で懇意ゆえ訊けば、入場者数は大幅増とかだが、上述の様な話を聞けば、まだまだ広報が足りない。 伸びシロ十分だ。
『川崎市岡本太郎美術館』は、今年、開館25周年を迎える由だが、『ラテン世界と太郎展』の企画を切望しているところ。
とっぷりと日が暮れた空気の冷たい緑地内、テン・ホールズを心行くまで吹いた、いつものベンチで。
年に1度、心が洗われるひと時だ。