花木豪。
芸名みたいな名前だが、本名だ。
沖縄のデザイン事務所で7年前、出会った。
実を言うと
沖縄に来て初めて制作したTVCMで
彼とは出会っていた。
それは、アルバイト情報誌のTVCMだった。
その会社の新人社員だった彼は、
社長推薦で出演を任された。
出演内容は…夜間工事のガードマン。
おそらく当時、彼は20歳を過ぎたばかり。
黄色いヘルメットに上下のつなぎを着て、
それなりにサマになっていた。
その時から「変わった奴だなあ」と思っていた。
そんな彼が、
取引していたデザイン事務所に、
ひょっこりやってきた。
…不思議な縁だと、笑ってしまった。
あれから7年。
彼は東京神宮前のデザイン事務所で
日々奮闘している。
体格も立派になったが、
人間としても立派になった。
出てくる話がおもしろかった。
考えていることが、まともだった。
山之口貘じゃないが、
こんな縁も、沖縄ならでは…と
こころが温かくなる。
今日も女性下着のカタログ制作で
夜もない生活を送っているのだろう。
がんばれ、花木豪。
芸名みたいな名前だが、本名だ。
沖縄のデザイン事務所で7年前、出会った。
実を言うと
沖縄に来て初めて制作したTVCMで
彼とは出会っていた。
それは、アルバイト情報誌のTVCMだった。
その会社の新人社員だった彼は、
社長推薦で出演を任された。
出演内容は…夜間工事のガードマン。
おそらく当時、彼は20歳を過ぎたばかり。
黄色いヘルメットに上下のつなぎを着て、
それなりにサマになっていた。
その時から「変わった奴だなあ」と思っていた。
そんな彼が、
取引していたデザイン事務所に、
ひょっこりやってきた。
…不思議な縁だと、笑ってしまった。
あれから7年。
彼は東京神宮前のデザイン事務所で
日々奮闘している。
体格も立派になったが、
人間としても立派になった。
出てくる話がおもしろかった。
考えていることが、まともだった。
山之口貘じゃないが、
こんな縁も、沖縄ならでは…と
こころが温かくなる。
今日も女性下着のカタログ制作で
夜もない生活を送っているのだろう。
がんばれ、花木豪。