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沖縄から東京へ!流転の写真日記

【bozzo】盆踊りの季節

2010-07-26 | Photo-diary
イヤコラセ東京

7月25日、日曜日。晴れのち曇り、雨。
相変わらずの蒸し暑さ。
オーブンだかスチームだか、むわっと来る空気。
頭上にただよう生温かな風、どんより。

アスファルトから立ち上る熱気と、
陽射しで熱せられた空気とが、
ちょうど地上160センチあたりを漂っている感じ。

東京の夏は、まだまだこれから。
これから何度も寒暖激しい空気の層をすり抜けねばならない。

室内の冷気と、路上のスチームと、
10度は明らかに違っているところを出たり入ったり…。

すばやく体温を調整する術をしなかったら、
たちまち夏バテへと繋がるだろうな…そんな気がする。
(いやまて、気温に左右されない肉体のほうがいいのか?)

都会の試練。

そういや、体温を1度上げるだけで
健康的な肉体になれる…なんて本があるけど、

それによると、体温より低い飲み物は避けた方がよい…と。
口腔を冷やす…胃腸を冷やすのは、抵抗力を弱める原因だとか。

さらに、鼻呼吸をせよ…と。
鼻の粘膜は細菌を除去する働きをするが、
口腔内粘膜はそれほどの活動は期待できないので、
簡単に風邪などを引き起こしてしまうらしい。

夏場はどうしても冷たいものを口にしがちだけれども、
暑い時こそ、白湯などを飲んで
カラダを温め、新陳代謝を促せ…か。
まずは、目覚めの白湯から。

      ●

イベントの撮影で吉祥寺まで出た帰り道、
近所をトボトボ歩いていたら、遠くから和太鼓の音。
それに併せて囃子の声が聞こえてくる。

「イヤコラセ、イヤコラセ」

公園の中から提灯のあかり。ぼんやりと櫓が見える。
それに「あんず飴」の屋台の暖簾。浴衣姿の女性たち、子供たち。
…ああ、久方ぶりにみる東京の夏。

そうか、盆踊りって風物があったね。
…沖縄暮らしが長かったので、すっかり記憶から飛んでいた。

沖縄は今頃、エイサーの練習。
トントンと聞こえるパーランクー(小太鼓)も風流だけど、
→来週は新宿エイサーまつり

シャンシャカシャン、シャンシャカシャンと
跳ねるリズムもまた「粋」だねえ。

こうやって、日常に「うた」が残ってる。
いいもんだなぁと、シャッターを押す。

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【Heaven's Door】Easy Bluezys

2010-07-26 | MUSIC
そして、お目当てのバンド、Easy Bluezys
3月4月はメンバーが全員忙しく、5月に一度LIVEがあったらしいが、
連絡をいただけず、今回が約半年ぶり。

あいかわらずharukaのtrumpetがすばらしい。
なんてsexyなんだろう…と見とれながら撮影。

前回も書いたけれど、あれだけの容姿で
あれだけのテクニックのtrumpeterは観たことがない。
いや、女性でこれだけ魅せるトランペットを吹く人を知らない。

惚れ惚れするんだなあ。

band自体は、guitarでぐいぐい引っ張っていく大人な音楽で、
drum&bassの安定感と相まって、bourbonーwhiskeyなテイストだったけど、

あまりにKOBOSEのgrooveがすばらしかったからか、
ボク個人にはちょっと物足りなかったかな。

今回はtenorも加わり、重厚感を増していて、
リフのユニゾンとか要所要所で聴けたりして、
guitarが絡んでくるあたりはものすごくゾクゾクした。

でも単純に、もっとharukaのsoloが聴きたかったな。
彼女の旋律は、それだけでゾクゾクする。
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【Heaven’sDoor】KOBOSE

2010-07-25 | MUSIC
KOBOSE official web

7月23日。金曜日。
久々に三軒茶屋Heaven'sDoor
Easy Bluezysを観に。

Heaven's Doorは必ず対バンも面白いので、
興味津々で向かったのだけれど、
今回は到着がラス前の21時頃だったので、
このKOBOSEというバンドしか観られなかった。

いやいや、しかし、…ホント、面白かったよ。

KOBOSE/mama dance

PVでは、そのexcitingな音楽の片鱗も伝わらないのだけど、
こいつらのイカレ具合、サイコー(^^)/

bassのshigeは、前回のHeaven's Doorの対バンで
guitarを弾いていた。

Dada D/Day by Day

あのときも、かなり異様なatmosphereを発していたけど、
今回のハジケっぷりは楽しかった。

脳内tranceを生み出したいからって…1曲1曲がやたら長い。
どんどんgrooveで持って行こうと、bassがうなるんだけれど、
ツインのguitarがふたりともキチガイだから、
なんだか収拾がつかなくなって、どんどんentropyが増大して、
ドカン!と破裂する感じ。…新手の核融合か、これは。

いやあ、かっこいい。

あれだけたのしく音の波にsurfできたら、サイコーでしょ。

次回も観たいと真剣に思った。
とにかくshigeが色っぽいんだわ。
めっちゃたのしそう。

音楽を楽しんでいる、好きで好きでたまらないって
そんな演奏は、観てるこっちも、俄然元気になる。

LOVE MUSIC!

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【森ゆに】夏は来る

2010-07-22 | MUSIC
森ゆに on MYSPACE

あなたのいない空に
星はめぐり

白い小舟のように
揺られてゆく

あなたのいない海に
ひとり浮かび

真昼のちぎれ雲を
つないでゆく

 美しくいられる 薬はなくても
 夏は来る 夢のように


      ●

とても凛とした女性である。
聡明という言葉がよく似合う。

森のせいかつで初めてお会いして、CDをいただいたのだが、
その容貌と違わぬ凛とした楽曲に、一挙に気になるアーティストになった。

ピアノとヴァイオリンの組み合わせが切ない。

      ●

7/24 SUPER JULY!『SUPER market』
   @アサヒアートスクエア
   charge1500円(1D付き)
   16:00~ LIVE18:00~

7/31 野崎三丁目フェスティバル
   @三鷹市 あきゅらいずの森食堂 三鷹市野崎3-21-18
   charge2000円(ウェルカムドリンク&お食事込み)
   出演:ううじん/田辺玄/森ゆに
   19:00~21:00

まずは今週土曜日のライブで、生演奏を堪能したい。




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【bozzo】オンマイクとオフマイク(2)

2010-07-19 | MUSIC
0706-0708 China

マイクを音源に近づけた「オンマイク」と、
マイクを離して録る「オフマイク」。

距離があるから、空気ごと音が録れる。
すると、音が普遍性を持つ。
時代が、宇宙が、全部おさまっているような音…になる。

それが「オフマイク」だと、細野氏は気を吐く。

それはアナログとデジタルの特性を語っている。
…とボクは思った。

新聞紙で読まれる時世と、WEBで取り込む世の流れと、
とらえ方はまったく違っていて、
新聞紙は「オフマイク」で、WEBは「オンマイク」だと考える。

マイクを音源に近づける「オンマイク」は
事件そのものを取り込むには非常に効果的かもしれないが、
マイクを離してとらえる「オフマイク」は
事件の周りにある空気感や普遍性などもしっかり「雑音」として
読者の心に入り込む。

それは、時事漫画だったり、コラムだったり、
社評だったり、読者の声だったりするのかもしれないけど、
そういったさまざまな位相で共時的に発生する思考や論考が、
結構、そのものズバリを言い当てていて、一人合点するのだ。

現代の思考感覚そのものともリンクしている。

書店を賑わすビジネス書や生き方指南などのHowto本が「オンマイク」で、
時代を映したArt展覧会や写真集、老獪な作家の小説などが「オフマイク」。

アナログならではの「雑音」が、次代の符牒を発信している…のではないか。

写真にもそれは当てはまると勝手に思っていて、
解像度と感度ばかりに意識がいったデジタル指向は、
大きく振り子を戻しつつあって、
フィルムならではの空気感や温度、匂いといったものが発せられた写真が、
これからの時代には恰好な表現なのではないか…と、
自身の解像度と感度を上げるべく、日夜研鑽するのだけれど、

たとえば、女性の美意識そのものも変化をしていて、

化粧品会社が煽る「アンチエイジング」や「見た目の美しさ」
…といった「オンマイク」な指向には、実際女性も辟易していて、
「マクロビオティック」や「ヨガ」…といった体内循環、淀みない肉体に
…人生そのものを見た「オフマイク」な美意識を指向していないか…

突き詰めてしまえばその「生命を尊う」指向が、
情報が過剰に供給され、バランスを失った現代社会への警鐘として、
これからは大きなうねりになるのではと、期待を寄せているのだ。

「オンマイク」から「オフマイク」へ。

まさに的を射たり…なキーワードだった。
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【bozzo】オンマイクとオフマイク(1)

2010-07-19 | MUSIC
07月19日。「海の日」の月曜日。
チョー晴天。

東京にもこんな行楽日和があるのか…と
失礼な思考が頭をもたげる。

フローリングが傷ついてきたので
朝からワックス掛けをする。

何かを一掃するかのように
執拗に部屋の埃を拭き取り、
隅から隅までピカピカにした。

ここに越してきて以来の大掃除だった。

      ●

朝日新聞のGLOBEを興味深く読む。

「音探し」の新次元…
目覚まし時計で起き、イヤホンで音楽を聴きながら家を出る。
駅の改札口を「ピッ」と通り、発車メロディーが流れるなか電車に飛び乗る。
私たちの日常は音にあふれている。
音を求めてビジネスが動き、さらに音が作られる。
デジタル時代のいま、新たな音を探す旅が始まっている。

…といった音を巡る特集記事の中で、
細野晴臣がおもしろいことを言っていた。

「昔のアナログ盤レコード時代は、可聴範囲の音楽だった。
 今は周波数の幅が広がったけれど必要のない音も入っている。
 行き過ぎたデジタル処理がなされた音は、耳が拒絶反応をおこす。
 匂いでいうと、“臭い”。
 ジャンコクトーは言ってるんですよ。過剰にいじった音楽は臭い…と」

アナログとデジタルの音の違いに
臭覚を持ってくるところが、わかりやすいと思った。

アナログが音と音を波線でむすぶ山の稜線の情景だとすれば、
デジタルは音と音が林立するコンクリートジャングルの摩天楼。

「木を見て森を見ず」じゃないが、
ディテールや効果にこだわるあまり、
調和や空気感を無視したプロダクトがあまた世に出回る。

JAZZ喫茶megで働いていたころ、
CLIFORD BROWNがマイク1本で録音したレコードを聴いて
鳥肌が立ったことを思い出していた。

奏者が前後することで、
ハーモニーの主旋律がトランペットからサックスへ
移行するような奥行き感があり、度肝抜かれたのだ。

JAZZ喫茶という特殊な音響空間だからこそ、
そのような聴覚体験が出来たのだろうけれど、
奏者がブレスを取る時の急激な鼻息や、
超絶なアドリブで楽器が悲鳴を上げるような指使いの臨場感は、
マイク1本ですべてを取り込もうとする
当時のエンジニアの執念が結実したものだろう。

そんな録音についても細野氏は語っていて、

マイクを音源に近づけた「オンマイク」と、
マイクを離して録る「オフマイク」の違いについて…

「距離があるから、空気ごと音が録れる。
 すると、音が普遍性を持つ。
 時代が、宇宙が、全部おさまっているような音。
 それをボクが今持っている、今の機材で、空気ごと録りたい。
 試みを重ねた時代を通り越して、今のテクノロジーを使って、
 音楽の可能性を引き出していく。
 それをやれば新しい次元が開けるのではないか」

まさに時代は大きく動いていて、
DNAの解析で運命がわかるヒトゲノム的発想が神の領域をも超え、
人間の寿命を2倍にも3倍にもするのではないか…という科学至上主義や、
build&destroyで開発を繰り返せば、経済は右肩上がりに発展し、
金が金を生む利子で雪だるま式に富は増える…という経済至上主義に、
頭打ちを感じている現代人が、

人間本来の感覚を研ぎ澄まそうと
五感の恢復にベクトルを向けているのに
寄り添うようなセリフだと思った。



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【南国ドロップス】あれから1年

2010-07-17 | MUSIC
南国ドロップスLIVE at 熱血社交場

大貫妙子の「都会」を聴きたくなって、
南国ドロップスの1st「社交街の誘惑」をかけてみる。

今聴くとやはり録音の甘さが気になったりするけど、
キーノのvocalは味があって、哀愁深く胸に迫る。

そうなると、どんどん他の曲まで聴きたくなり、
ついには2枚目の「Colonia」まで引っ張り出し、拝聴。
…んん、断然、こっちのほうが上手いじゃない!
音もメリハリあるし、録音も音が前に出てるねぇ。

などと、当時を振り返ってみたり。
そういや、解散LIVEがあったのは、去年の9月4日。

ちょうど今頃は、東京への売り込みで現実を思い知らされ、
凹んで帰ってきて、呆然としながらも、沖縄から離れる決意をしていた時期。

感慨深いなあ。
もうすぐ1年が経とうとしているじゃないか。

キーノはまだ歌っているのだろうか?
ギターの雄太は出世したのかなぁ。
ドラムのアキヒロは箱バンで稼いでいるのか?
ベースの大蔵はまだ派遣でストレス貯めてんのか?
ピアノのカネヤンはマイペースに弾いてるんだろうな。
オーボエのサトエはパティシエに精を出してるのか?
リーダーのお店「南国の夜」はどうなったのだろう?
なおつん、元気かなぁ。死んでないかなぁ。
ドンちゃんも忙しく太ってるのかなぁ。

どんどん、メンバーの顔が思い浮かぶ。

トロンボーンのみっちょんだけは、
最近結婚したこともあって、連絡を取り合っていて
来月はelement of the momentの関東LIVEで顔を合わせる。

もう1年だぜ、みんな。

沖縄の桜坂で夜な夜な飲み明かしていたのが、
嘘みたいな「都会」の生活だよ。

何をするにも金ばかりが飛んでいく
生産性のない夜遊び。

 その日暮らしはやめて。
 家へ帰ろう、一緒に。

それでも、沖縄だと死ぬことないもんなぁ。
夜明けになっても、全然罪深い感じ、なかったなぁ。
そんなゆるさが素敵だったんだけどなぁ。

 完全にホームシックになってきた。
 どこがホームって、心のホームは、沖縄だよ。

今、南国の夜ブログ見てみたら、
リーダー、がんばってるね。
新バンド結成だって。おめでとう。

      ●

なつかしい!こんなのまで出てきた!
BGMは南国ドロップス。
bozzo works 2006-2008
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【大貫妙子】都会

2010-07-17 | MUSIC
都会 LIVE IN 2009/大貫妙子

眠らない 夜の街
ざわめく 光の洪水
通り彩る 女
着飾る心と 遊ぶ

値打ちもない
華やかさに 包まれ
夜明けまで
付き合うと言うの


泡のように 増え続け
あてもない 人の洪水
不思議な 裏の世界
私は さよならする

値打ちもない
華やかさに 包まれ
夜明けまで
付き合うと言うの

その日暮らしは やめて
家へ帰ろう 一緒に

都会(1977)/大貫妙子

       ●

1977年「SUNSHOWER」収録。
オリジナルが断然良いなぁ。
無垢な声がゾクゾクする。

メンツが頗るスゴイのだけど、
細野晴臣bass、坂本龍一keyboards、
清水靖晃がsoprano sax、山下達郎もbacking vocalで参加。
drumsがChris ParkerってフュージョンバンドStuffの人。
Steve Gaddで有名なbandだね。
ここにギターが渡辺香津美だとみんな知ってる人になったけど、
大村憲司って人は、残念ながら知らなかった。

杉並生まれ、東京育ちの大貫妙子が、
都会の生産性のなさを嘆いた歌だって言うけどさ、
77年だよ。まだ24歳だっていうから驚き。

…でもそんな無垢な上での拒絶が、
 凛とした曲調を伴っていて、
 スゴクいい。名曲だなぁ。









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【bozzo】天津3日間

2010-07-11 | Photo-diary
7月11日。日曜日。
またもやどんよりとした梅雨空。
美貌の青空にはほど遠し。

いや、逆説的な美貌ではあるか。
grayish sky…。

7月6日から8日まで中国天津に行ってきた。

強行なスケジュールで、
中国の生活など微塵も感じられないほど、
移動手段を乗り継いだ3日間だった。

工場視察同行取材であったので、
それは致し方のないこと。

詳しくは「森のせいかつ」の更新を待たれたい。

      ●

しかし、空気を感じることは出来た。

「中国、これが中国か。」

初めて降り立った大陸は、やはり…乾いていた。
現地での自覚は薄かったけれど、
日本に舞い戻った時、再び触れる日本の空気の潤い。

そして、何より、
成田空港から成田エキスプレスで
上野までの、窓外の風景。

「ああ、なんと瑞々しいのだろう」

日本はなんと潤いにあふれ、
緑にあふれ、すべてが瑞々しく、
また清々しい風がさやぐのだろう。

…訪英後の夏目漱石になった気分だった。
 いや、それはおかしいか。

ボクが行ったのは中国だった。

しかし、3日間の訪中ではあったけれど、
その殺伐とした空気、どこまでも続く同じ光景。
同じような建物の羅列、同じような看板。
そして何よりも、雑多な人、人、人…。

そのパワーはもの凄いものではあったのだけれど、
なにか受け入れがたい「乾燥した気持ち…」を感じた。

開発、発展に生き急ぐ人たちは、
往年のモーレツ社会を彷彿とさせた。

慢性的な渋滞、車、車、車、クラクション、車、ブレーキ、車。

工事現場、崩れた足場、土ぼこり、剥き出しのコンクリート、安普請。

アスファルト、穴ぼこ、産業廃棄物、どでかいブロック、淀んだ空気。

たむろする若者、たむろする老人、たむろする女、たむろする男。

無為に過ごす人、無為に過ごす人、無為に過ごす人、無為に過ごす人。

もう、とにかく人。

これだけ多くの人があふれていたら、
個性だ、ファッションだ、ヘアスタイルだ、眼鏡だ、などと
ディテールにこだわっていてもまったく仕方のないこと。
人との比較が意味をなさない。
何をやろうが、誰も気を止める気配すらない。
みな、自分に必死だ。

殻に閉じこもっていたら、たちまち忘れられてしまう。
「引きこもり」だなんていう概念すら存在しないだろう、きっと。

ここは、カオスだ。

日本はどこまで行っても、
箱庭文化であることを、
強く思い知らされた。

それがよいのか、悪いのか、
そういう判断すら意味をなさない。

中国とはベクトルも、思考も、スケールも、量も、
何もかもがまったく違う。

10億強の人間がひとつの国家で存在していること自体、
ボクには理解ができない。

今回、訪れてみたことで、
すべての概念がうすっぺらく感じてしまった。

なんて振り幅が狭いんだ、日本って国は。
そのセンシティブな点がATRACTではあるのだけれど。

     ●

君の血が透き通る 野蛮な瞳見ては
途方に暮れる 真夏の楽園

枯れてもたぎる 無為な欲望



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【売野雅勇】美貌の青空

2010-07-11 | MUSIC
眼差しの不実さと 気高さに溺れていた
狂おしい夏だった 青空も 声も 小さな死のように

これ以上愛さない 禁じる愛おしさで
瞳は傷口と知る 魂の…

別々の惑星に 僕たちは住む双子さ
野獣の優雅さで 沈黙を舌で味わう
芥子のように

切なさで 胸を痛めながら
君の可憐な 喉笛から
溢れ出した 虹の果ては
美貌の青空・・・・

狂おしい夏だった…
手に触れるすべて 欠片の死のように

君の血が透き通る 野蛮な瞳見ては
途方に暮れる 真夏の楽園


Bibo no Aozora /Ryuichi Sakamoto

美貌の青空/坂本龍一
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【UDCunion】ダンス花 vol.11

2010-07-03 | ACT!
いつのまにか7月に入った。

実は今週の金曜日で、
半年務めていたビル清掃の仕事を辞した。

毎朝4時起きを半年休まず続けていたのだが、
この1ヶ月は仕事を掛け持ちしていたおかげで
2回も遅刻をしてしまった。

 「森のせいかつ」更新中!

始発に乗れなかった時の茫然自失。
これ以上の無理は利かないと悟った。
だから、辞した。

おそらくこの1ヶ月は、
平均3時間ほどの睡眠を強要していたと思う。

慢性的な睡眠不足で目の下のクマが
日増しに黒くなった。

しかし、ビル清掃の仕事から得たものは大きい。


最終日前日、産業廃棄物のトラックの運ちゃんに
明日でやめることを伝えると、堰を切ったように話し始めた。

「おら、茨城でよ、もう年金もらっているんだけんどもよ」
「孫が4つでな、来年の七五三までは続けっぺぇと思ってんだ」
「息子がな、5年前に会社辞めてな、そりゃもう就職難で」
「結局地元のさ、福祉施設をわしが斡旋してな。今も働いてんだよも」
「やめてえ、やめてえ、いいくさりよってな」
「今度辞めっときは、おら知らんからな…て言ってやったんだ」
「別に仕事ツライわけでもあるまいしな…働けって」
「おらなんかな、日に日に足腰痛くなって…たまらんよぞ」
「確実にな、去年より体力ないって、わかるんだぁ」
「そいこつ、ツライっさぁ」

…。

20分ほど、ゴミ収集の手を休めて
一方的に話してくれたんだけども、

いやあ、茨城弁があたたかくてねえ。

ボクが仕事を辞めることと、
それほどのつながりは無さそうな話ではあったけど、
こうやって身の上話してくれるって
よほど嬉しかったんだろうかなぁ。

この半年、ただ顔を合わせて
「おはようございます!」と言い合うだけの仲。

世間話するような歳嵩でもないし、
お互い真面目にゴミ収集に精出して…って感じで、
ま、たまにトイレで鉢合わせするとか。

だから、こちらもうれしかった。

「次の仕事でも、がんばっぺなぁ」

茨城弁でエールをもらって、
いやあ、気合い入るなあ。

…というわけで、4時起きはとりあえず無くなった。

      ●

写真は、先週土曜日に神楽坂セッションハウスで行われた
「咲いた咲いたダンス花vol.11」の一こま。

先月行われた「いだくろ」のおふたりが参加する
全国大学生ダンサー「UDC」ユニオンの発表があるよ…と誘われ、
計3回、撮影させてもらった。

まずは全体を流して照明のタイミングなどを共有する時間に1回、
次に照明を入れ込んでみての通しで1回、
最後は本番前のゲネプロと呼ばれる通し練習で1回。

合計カット数は1000枚を軽く超えた。

 FLICKR上にセレクト写真150枚ほどUP中!

合計11人の元大学生ダンサーたちが、
アイディアを持ち寄って構成された「らんぶる」という舞台。

様々な要素が再構築され、見ていて飽きることもなく、
本番まで合わせてボクは4回見ている訳だけど、
それぞれの回で楽しめた。

いや、でも圧巻だったのは、やはり本番で、
いままでの演技はなんだったの?と思わせるほど、
ダンサーそれぞれの気合いが違っていて、
キレがあり、俊敏でいて重厚で、すっかり魅了されてしまった。

一回り以上離れた若者たちの
肉体を駆使したパフォーマンス。

エネルギーに溢れていて、
屈託ないストレートな表出が清々しく、

やはり今の世代は、ボクら以上に肉体に敏感で、
ITなモノに囲まれているからこそ、
肉体が持つ白黒はっきりした感覚を絶対ととらえ、
生理的な善し悪しで判断しようとするのだろうと、感じた。

…おっと、眠くなってきたので、続きは明日。









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