#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

【E.YAZAWA】アリよさらば

2008-07-22 | HELSINKI
人の 群れが
運んでる “Happiness”
ちっぽけな 角砂糖を
探してる アリのようさ

Why? なぜに…
生きているのか?
教えてくれ

誰も 彼も
同じ顔 してるぜ
行き先も 知らないまま
行列は 老いるだろう

Why? なぜに…
歩き続ける?
わからない

Why? なぜに…
生きているのか?
Why? なぜに…

俺はゴメンだぜ
一人で行くぜ
この道のどこかで
倒れても
俺の人生だ

人は生まれ
いつかまた 死んでく
一瞬の その時間に
群れをなす アリよさらば アリよさらば

Why? なぜに…
生きているのか?
Why? なぜに…

Why? なぜに…
歩き続ける?
Why? なぜに…


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【ESPOO】ヌークシオ自然公園 その13

2008-07-22 | HELSINKI
3月20日。
正午。

やっとのことで
レイクへ到着。

当然のごとく
一面凍っていた。

湖面の白さが、視界の広さと相まって
到達感をいっそう盛り立ててくれた。

2時間の踏破。

やっとのことで
あの「カモメ食堂」の
ポスターロケ地に到着したわけだ。

もたいまさこや
小林聡美、片桐はいりが
この地まで足を運んだのかと思うと、
その感慨も「ひとしお」。

凍える手で
持ち込んだサンドウィッチを頬張る。

東西南北、すべて湖。そして、抜ける空。
周りは針葉樹の森。

なんというスケールの自然だろう。

湖畔に横たわった老木が
悠久な時間の流れを体現していた。

さてと。

人間タイムの2時間で
せせこましく起点まで引き返さなければ。

フライトに乗り遅れてしまうぞ。


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【E.YAZAWA】パセオラの風が

2008-07-22 | HELSINKI
またわけもなく 逢いたくなるよ
心をこめて I Love You, please
何度も抱きしめて

0から10まで 君を知りたい
溢れるこの気持ち 苦しいのさ 見つめて
おろかな強がりは もう脱ぎ捨てて パセオラの海へ

一秒ごとに 想いはつのる
遙かに吹く風よ さらってくれ この痛み
逢いたい…逢いにゆくよ ドアを開けて いますぐ くちづけてくれ


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【ESPOO】ヌークシオ自然公園 その12

2008-07-19 | HELSINKI
3月20日。

ヌークシオに来て
すでに2時間近く。

もうそろそろ
引き返す時間だ。

まだ湖には、辿り着いていない。

判断の迷うところ。

このまま引き返すと、
当初の目的は達成されずに
終わってしまう。

しかし、強行すれば
日本に戻れなくなる…かもしれない。

針葉樹の緑が
陽射しに映えて美しかった。

すでに陽は頭上にあった。



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【ESPOO】ヌークシオ自然公園 その11

2008-07-19 | HELSINKI
さらに
オリエンテーリング用なのだろうか、
クイズ形式の立て札が、
ところどころに顕れた。

フィンランド語で
何か書かれている。

言葉がわからない…というのは、
情報がそこにあって、
それを読み取ることが出来ない…
とてももどかしいコトだと、実感。

まったく解読できない。

「危険地帯、入るべからず」

…と書かれていても、
意味が分からなければ、
進入してしまうだろう。

まさに開拓者の気分…だった。




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【ESPOO】ヌークシオ自然公園 その10

2008-07-19 | HELSINKI
標識を発見。

何を意味しているのか、
まったくわからず。

あと14キロ、あるということなのか?

ボクたちは
何キロ、歩いてきたんだろう?

ふたたび森の中へ入る。


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【ESPOO】ヌークシオ自然公園 その9

2008-07-19 | HELSINKI
3月20日。

いきなり視界が開け、
支流が何本も流れる湿地帯に出た。

空気がピーンと張りつめていて、
空が抜けるように、青い。

とても、とても寒いけれど、
誰もいない広大な光景。

なんとも言えない解放感。

ボクたちは
なんだか開拓者のような気分で
さらに先へ、進んだ。

湖は、この先に、ある、はずだ。






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【ESPOO】ヌークシオ自然公園 その8

2008-07-19 | HELSINKI
3月20日。

支流発見。

透き通った水が、流れていた。

うつくしい。

湖はもうすぐ…だ。


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【ESPOO】ヌークシオ自然公園 その7

2008-07-19 | HELSINKI
3月20日。

明るくなってきた。
森を抜け、湖に近づいてきたのだろうか?

たとえ湖に到着しても、
湖面は凍っていることだろう。

そのまま突き進む。
冷気が心地よい。


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【ESPOO】ヌークシオ自然公園 その6

2008-07-15 | HELSINKI
3月20日。

まだ午前10時ぐらいだろうか。

今日の午後5時には
帰りのフライトに搭乗している身。

こんな森深くに
入り込んでる場合だろうか?

どんどん、視界が狭くなってきた。
まさにヌークシオ。

フィンランドの自然が、ここにあった。

まだ1時間ほどだろうか?
あと1時間で引き返さなければ…。

帰りのバスを見逃すと、
列車も乗り遅れ、
中央駅への到着が危ぶまれる。



…そこから、さらにシャトルバスで空港…か。



焦っても、しょうがない。
ここはフィンランドの森の中。

しっかり自然を満喫しよう。


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【ESPOO】ヌークシオ自然公園 その5

2008-07-15 | HELSINKI
3月20日。

どんどん雪山を分け入る。

湿地帯なので、
人間の歩くコースは
すべて木の橋が渡されている。

…とはいえ、雪景色で
ここが湿地だか、平地だか、
まったくわからない。


ひたすら、
木々にくくりつけられている
オレンジの布を頼りに
雪山の中へ。

トイレもなければ、
休憩する場所もない。

平地なので、登る苦労はないが、
…このdirectionで合っているのか、
…とんでもない方向へ向かってないか、
…果たしてボクたちは起点に帰れるのか、
そういった不安は、常にあった。

しかし、信じて進むしかない。

ガイドをする人間もいなければ、
インフォメーションカウンターもないのだ。

あるのは、白い雪と青い空、そして針葉樹のみ。

途中でどうしようもなく
トイレに行きたくなった。

「小」ではなく、「大」。

誰もいないのをいいことに、
コースをはずれ、用を足すことに。

まさに自然と一体化。

こんな雪山で
白い臀部をさらすとは!

マイナスの冷気が
デリケートな部分を刺激する。

それもまた、
「旅の恥はかき捨て」な貴重な体験。


雪山に湯気がのぼった。







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【ESPOO】ヌークシオ自然公園 その4

2008-07-15 | HELSINKI
3月20日。

やっと行き着いた
ヌークシオ自然公園入口。

なんてことはない、
「ここから入れ」的標識があるだけ。

5m間隔で付いている印だけを頼りに
森の中へ、分け入る。

雪山だ。

ここで路頭に迷ったら、
飛行機どころか、
凍死だって覚悟しなけりゃ、ならない。

それぐらい、
東西南北…同じ光景。

雪と木。
ただそれだけ。


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【ESPOO】ヌークシオ自然公園 その3

2008-07-13 | HELSINKI
3月20日。
とびっきりの天気。
白と青のコントラストが美しい。

国旗の色は
この白い雪と空の青、湖の青を
表しているに違いない。

歩けども歩けども
目的地のヌークシオ自然公園の入り口には
辿り着かない。

世界には
ボクたちしか
いないんじゃないか…

そんな感慨も湧いてくる。

白と青しか
存在しない世界。

ここは北緯60度の
異国の地。




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【ESPOO】ヌークシオ自然公園 その2

2008-07-13 | HELSINKI
3月20日。
雲ひとつない空。
人っ子ひとりいない。

針葉樹の雪道を
ひたすら道なりに歩く。

山のためか
一際、寒さを感じる。

ジーパンをすり抜ける冷気が痛い。

それでも
快晴のおかげで
気分は晴れやかだ。

圧倒的な自然を前にして、
不安と期待が入り交じり、
ドキドキしていた。

これこそ海外の醍醐味だ。

予想もつかないスケール。
予想もつかない恐怖。
そのスリルに興奮していた。

果たして
ヘルシンキに戻れるのだろうか。




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【ESPOO】ヌークシオ自然公園 その1

2008-07-13 | HELSINKI
3月20日。
フィンランドで
初の快晴。

しかし…。

今日の夕方には
ヘルシンキを発って
関空経由で沖縄へ。

この事実を
常に意識していないと、
乗り遅れてしまいそうな
そんな気分。

なぜって、
ボクたちは今、
フィンランドの山奥。

街頭すらない、
行き先を示すサインすらない、
バス停の停留所もないような
そんな山の中。

言われた通りに
約2キロ北上すれば
ヌークシオ自然公園の
入り口に着くらしい。

バスも行き着かない、
そんなところへ
今日出発のボクたちが
足を運んで大丈夫なのだろうか?

雪深い湿地帯のヌークシオへ
この季節に行くツーリストもめずらしいのだろう。

平日の朝ということもあって、
誰も、いない。
Nobody knows。
誰も、しらない。





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