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沖縄から東京へ!流転の写真日記

【littlemore】写真集公募展グランプリ発表

2008-11-29 | PHOTO
8月11日から10月27日の長きに渡って開催されていた
リトルモア写真集公募展
最終審査が11月28日、発表された。

●Grand Prix『varnish and mortar』horrorshow

●審査員賞葛西薫『AO NATU』nakagawa
●審査員賞中島英樹『anywhere and nowhere』monikajunker
●審査員賞服部一成『いとしのユーカ』kazu.t
●審査員賞松本弦人『Hach schoön !』成田舞
●審査員賞宇壽山貴久子『ふきそくへんか』shiho
●審査員賞梅佳代『青春吉日』seungwooyang
●審査員賞大森克己『瞬きするモデル』ItoIzumu
●審査員賞瀧本幹也『」と「』橋本大和
●リトルモア賞『虹のでるカメラ』高橋宗正

●ユーザー賞1位『GOODBYE-TAMPOPO』hayachi
●ユーザー賞2位『いただきます って だれに言う?』agristation
●ユーザー賞3位『Funnily Happy』前島 圭一郎

●入選17作品

640作品のエントリーから
最終審査に残ったのは合計30作品。

正直、グランプリ作品は
ボクの表現レベルを超越していた。

…というか、上位13作品はすべて
 表現域が頭上はるか彼方という印象をもった。

一部理解不能なモノもあり、expressionの奥行きの深さを感ぜずには居られなかった。

とにかくグランプリは、予想外。
ちゃんと読み込めていなかった。

あらためて注意深く読み解くと、
巻末の文章がすべてを語っていた。

…なるほど。人生劇場ね。

村上春樹のような世界観がみえた。

メスクロコダイルかよ。
自分からは出てこない物語性だ。

各審査員賞も
なかなかしっくりとこなかった。

梅佳代賞は順当だと感じたが、
大森克己賞…ほほお、結構湿っぽい作品じゃん。
瀧本幹也賞…これもまた、ハイタッチなセレクト。

やはり自己との闘い。
おのれを超克してこそ、純度の高いものが生まれるわけね。

落語「浜野矩随」じゃないけど、
タマシイ入れ込まんと、人は感動させられない。

そんな意味では
グランプリ作品は超越している。
大森克己さんが選んだ作品も、純度が高い。
己の感性に正直だ。

8月から一喜一憂を繰り返していた公募展。

結果として、自分は写真を志す道を選んだけれど、
この半年間いろんな意味で写真と向き合えて、幸せだった。
ホントに写真表現が好きなんだ…と合点できた。

公募展へ導き、最高のアンサーを与えてくれた
リトルモアと大森克己さんに、感謝。


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【落語】立川志の輔で泣いた

2008-11-29 | Photo-diary
志の輔らくごin国立劇場おきなわ

昨年末の11月に
滑り込みでチケットを購入し、
立川志の輔を観て
すっかり落語に心酔。

あれ以来、沖縄の落語公演は
欠かさず行くようにしている。

「桂文珍」「神田山陽」「林家正蔵」

そして、今回が2回目の「立川志の輔」。

      ●

しかし、落語で泣いたのは初めてだった。
「猿後家」「浜野矩随」
2つの噺が聞けちゃうことも相当な贅沢だが、
その緩急がお見事で、声を出して笑ってばかり。

「猿後家」はよくある落語の定番で、志の輔の声音に惚れ惚れ。
安心して観てられた。…しかし、「浜野矩随」はひと味もふた味も違っていた。

「落語」ってのは、ココロを解放してなんぼだろ。
笑いを重ねて、どんどんリリーフされていくってもんじゃないのかい?

…そんな不安をよそに
話の展開がどこまでもシリアスだった。

      ●

名工彫り師の父、浜野矩康(ノリヤス)の後を嗣いだダメ息子矩随(ノリユキ)。
根っからマジメな気質であったが、腕がついてゆかない。
父親に惚れ込んだ多数の道具屋も、息子の代で愛想つかれ、客は若狭屋の旦那のみ。

しかし、その若狭屋もついに堪忍袋の緒が切れる。
「ゴミやくずみたいなもんしか拵えねえような職人は、死んじまえ!」

暗澹たる心持ちで母親の許に。
事の次第を話すと、意外にも母は
「おめえさんの思ったようにするがいい。死にたいなら死になさい。」

そんな冷淡な母親が、ひとつだけお願いがある…と。
「いずれはみんなあの世へ逝く身。向こうで迷わぬように形見を拵えてくれ…」

矩随は3日3晩寝ずの作業で
母親だけのために「観音様」を拵える。

そして4日目の朝、性根尽き果てた矩随は、その形見を母親へ渡した。

「よくがんばったね、おまえさん。
 これを持って若狭屋へ行きなさい。そして30両で売って来なさい」

…まだまだ続く。

      ●

  まるで一人芝居。

これだけ聞かせる「落語」ってあるんだぁ…。
「笑い」が主役ではなく、「物語」が主役な「落語」。

若狭屋の主人に矩随が認められるあたりで、ほろほろ涙が出てきた。
「おお…おおお…」胸の内は嗚咽に波立ち、
未来の自分が見えるようで…あとからあとから感情の山が襲ってきた。

江戸の町人が、いっとき現実を忘れて「落語」の世界に没入するような
その匠な話芸に、ただただ恐れ入った。

年末は東京で「新宿末廣亭」「浅草演芸ホール」「上野鈴本演芸場」
寄席のはしごを愉しもう…かと思う。

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【MUTE BEAT】Coffia

2008-11-28 | memories
1986年頃だったと思う。
たしかClub KINGのイベントで
芝浦インクスティックという海岸一丁目のクラブで見たのが最初だ。

MUTE BEAT/Coffia

新宿2丁目のレゲエバー「69」。
高校生にもかかわらず、高校の友人に連れられて
金曜日の夜中に迷い込んだ地下の穴蔵。

ワキガとガンジャの匂いが入り交じり、
黒人が腰をくねらせ、股間をグラインドさせている。

6畳ほどのスペースに20人ほどの男女が入り交じり、
赤い照明と刺激的な匂いとSEX,SEX,SEX…!!

なにがなんだかわからないうちに
Reggae =猥雑なイメージをすり込まれた。
脳天に弾丸を撃ち込まれたようなカルチャーショックだった。

Bob Marleyが歌う「OneLove」のフリーダムさは、
その猥雑な空気とともにユートピアにおける「性の解放」を
純粋な少年に植え付けた…。

だから、ボクにとってのReggaeは「童貞喪失」と同意だ。

      ●

そんな歪んだ認識を正してくれたのが【MUTE BEAT】だった。

こだま和文のトランペット!その哀愁!
Drum'nBaseの揺るぎないビート。
ひたすら2ビートを繰り出し、感情の昂揚も押さえ、
波風立てず、静かなGrooveで観客を熱狂させる。

まったく新しい音楽体験だった。

猥雑さの破片もなかった。

どこまでもクールで、ワビサビの音楽だった。

またもや弾丸を撃ち込まれた気分だった。

     ●

だから、ボクの血潮には
猥雑さと精緻な知性を合わせて持つ
アンビバレントなビートが流れている。

それがボクのReggae体験。

そして、この体験がトランペットを吹くきっかけとなった。
20年の歳月を振り返って、聴き返してみても
弾丸の衝撃は変わらず保たれていた。

…猥雑であり、知的である、2ビート。
 これが、ボクの原点。








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【珈琲】Rolling Beans

2008-11-26 | Photo-diary
自家焙煎工房ローリングビーンズ

事の発端はPicture's Cafe

浮島にある穴蔵的装いの
ステキなカフェで、
週末はゆっくりランチをすることが多い。

おいしいパスタと共に出てくる
アイスコーヒーが格別だなあ…といつも感心していた。

そして先週末、思い切って聞いてみた。
「このアイスコーヒー、ホントおいしいけど、豆はどこですか?」

ピクチャーのお兄さん、即答。
「ああ、ローリングビーンズってとこですよ。」
前島にあったんだけど、寒川に移って
宅配もしてくれるから、とてもいいですよ。

   なるほど。
   早速行ってみた。

沖縄で自家焙煎の珈琲を売って17年。
店内の随所にそのこだわりが感じられた。

豆を注文してから、煎る。
「15分ほどお待ちください」

スーパーで売られているコーヒー豆を見ると
悲しくなるのだと言う。
こんな鮮度とは程遠い豆を入れて飲んでる人に
本当の珈琲の味わってもらいたい。

だからここでは生豆を計って、その場で煎る。

煎れたて挽きたての珈琲は、甘い。
待ってる間、グアテマラの珈琲をいただく。
雑味がなく、スッキリしていて、甘い。
見事な珈琲だった。

     ●

コザにある珈琲専門店「原点」も素晴らしいアイスコーヒーを出すお店だ。
オーナーにその味の極意を聞いてみると、
おいしい水に一昼夜浸してから漉してみろ…と言う。

さっそく豆を買って試してみる。
「原点」らしい濃厚でいて、これまた雑味のない
まったく新しいアイスコーヒーだった。

考えてみれば珈琲は
ラテンアメリカとアフリカの赤道付近でしか取れない。
いわば、南国の飲み物。

今頃になってその奥の深さに触れ、
おいしいアイスコーヒーを自宅で愉しもうとしている。

      ●

ローリングビーンズで買ってきた珈琲豆。
挽きたての香ばしい薫りが部屋いっぱいに広がる。
この薫りだけで、もう満足できそう。

しっかり分量をはかって、入れてみる。

すぐさま氷で冷やして、アイスコーヒーに。
そのコク、薫り、味、なにをとっても満点。
これだけのアイスコーヒーは、お店でもお目にかかれない。
しばらくローリングビーンズにはまりそうだ。


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【憂国忌】あらためてご報告

2008-11-25 | Photo-diary
11月25日。憂国忌。
くもり時折雨。

国を憂うわけじゃないが、
12月19日付で現在の広告代理店を退社する。

1998年10月1日から10年。

ケータイの黎明期とともに
仕事の幅も広がってTVCM、平面に限らず、
インターネット、モバイルなど
さまざまな媒体に関わることができた。

版下入稿からデータ入稿への移行期だったのも幸いして、
「写植」「色指定」からMacのDTPへと
印刷作業の移ろいも体感できた。

これらの経験を存分に生かして
「写真」を生業に再出発を図ろうと思う。

…とはいえ。

実際に「写真」を生業にしようと
機材の見積もりをオーダーしてみると、
その金額に度肝を抜かれたりしている。

…狙いはシンプルに。

いきなり、あれもこれもは自滅する。
シンプルに狙いを定めて、対象に向き合おう。

料理を撮る時、「おいしそう」と思う
…その一次欲求が一番大事だと、聞いた。

この人を撮りたい…と思う、その欲求を
しっかりカメラに込めて、撮影したい。

シンプルが一番。













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えにしでつながる

2008-11-21 | Photo-diary
11月21日。快晴。
陽気も過ごしやすい。

「沖縄つなぐau」として
沖縄の家族、仲間をつなぐのはauだ!
…的メッセージを広告展開しているが、

ボクが吹っ切れたからなのか、
それとも、よりオープンマインドになったからか、

「写真でやっていく」

…そんなメッセージを会う人会う人に
 伝えてからというもの、
 ステキな出会いを繰り返している。

      ●

昨日は、勇崎哲史さんと長くお話が出来た。
「写真甲子園」を立ち上げられたプランナーであり、写真家である。
1年半前から沖縄に移住し、光画文化研究所を立ち上げ、
写真講座や写真展を主催し、写真道の普及活動をされている。

「写真甲子園」を主宰していただけあって
「人育て」の目線で写真を捉えているのが、
非常におもしろかった。

「未来を写した子どもたち」
インド売春窟の子どもたちが、写真を通じて世界を把握していく映画だが、
(⇒この映画はのちほど紹介したい)
「写真」メディアを隅々まで理解している方だけあって、
その目線が、とてもためになった。

「写真家になるのではない、写真家を生きるのだ」

そんなセリフは、身の引き締まる思いだった。

      ●

今日は、天描画家の大城清太さん
偶然台湾カフェ「流求茶館」でお会いした。

「ぼくの点描は天描と書いて、おばあとのコラボレーションなんです」

カミンチュの家系で代々村の祭事を司っていたおばあが、
絵を描く時に降りてくる…という話を聞いて、
その緻密な点描画をあらためて思った。

なんともニライカナイな世代を超えた話だろう。

しかも、大城さんがCinema dub Monksのダイホと
昔からサッカー仲間だという「えにし」を聞いて、
沖縄の地場の強さを感ぜずにはいられなかった。

この円環は、なんだろう。

  このつながりは?!

面白い。導かれるまま、行ってみようじゃないの。
2009年、どのような流れに自分が乗るのか、
今からワクワクとしてきた。 

  「やったろうじゃないの!」






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【驚愕】いま ここにある風景

2008-11-20 | BOOKS&MOVIES
「いま ここにある風景」公式サイト

観ている間、怒りがこみ上げてきた。
どんな国なんだ、中国!

個々の哲学があれば、
あれほどの急速な開発も
出来なかったにちがいない。

「ガリバー旅行記」を地で行く
国家レベルの破壊行為である。

人間ひとりひとりの意志なぞ
ガリバーの前では、虫ケラにも等しい。

特に度肝を抜いたのは、
世界最大の規模、三峡ダム

建設に17年。
13もの町を水没させ、
110万人もの住民を退去させる。
その強制力が共産主義そのもの。

水没する町には
海抜線が引かれ、「150M」と記されている。

つまり、150mの水深で
町全体が沈むのだ。

その海抜線を基準にして
自分たちが住んでいた町並を
ハンマーやシャベルカーで解体する。

17年かけて、
自分たちの町を沈めるべく
破壊する人たち。

「国家のため」と言って
沖縄県全体を廃墟にできるか?

中国では、それが可能なのだ。

      ●

国家の命令に倣って
個を持たなかった国民が、

資本主義の無節操な仕組みに
今度は狂喜乱舞で「カネのちから」に物言わせ、

資本原理主義とも思える性急さで
雨後の成長を遂げている。

  脅威だ。

そのひと言だ。

あの国には、思想がない。

そして、思想やこころざしがないと
人間はどこまでも盲目に突き進む…ということを
この記録映像は、無言で語っている。

      ●

ボクたちはこの星の自然を変え、
空気を変え、水を変え、大地を変え続けている。
中国だけじゃない、世界中で。
ボクは自分の仕事を、もっと政治化すべきだと考えたこともあった。

しかし、声高に訴えれば、人々の反応は
単に賛成や反対をするだけだろう。
だから言葉ではなく、ただ写真を見せる。
そうすれば、見えなかった何か、
違う世界を見られると思うから。

人間は今、居心地の悪い場所に座っている。

一度、手に入れたものを手放すことが出来ず、
しかし同時に、そのことが問題を深刻化させていることも知っているからだ。
良いとか悪いとかの問題じゃない。

まったく新しい発想が必要なんだ。

                by エドワード・バーティンスキー(写真家)

      ●

国家レベルの破壊が進めば、
個々の思想なんて虫けら同然。

会社を辞めて、写真表現を志そう…だなんて
失笑にも満たない。

しかし、そんな状況がこの地球上で実際に今も進行中なのだ。

「戦争」の次に今、「開発」という新たな行為が
地球を、人間を、ダメにしようとしている。



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【南国ドロップス】クリスマスライヴ!

2008-11-20 | MUSIC
関西ツアーを楽しんだ南国ドロップス
間髪入れず12月のクリスマスに2本のライヴを開催!

12月23日は
pitch最後のライヴ。

これをもって
バンド活動をしばらく封印し、
写真に集中する。

    ●
 
南国の夜13周年記念イベント
南国ドロップスライブ@南国の夜

 南国ドロップス誕生の場所、
 公民館的コミュニケーションバー「南国の夜」が、
 12月でなんと13周年!!
 そんなめでたい日を祝うのは、もちろん南国ドロップス!!

 初めての海外ライブ(京都・大阪)を大成功におさめ、
 一回り成長したドロップスの久しぶりのホームでのライブ。
 よそでは見られないホームグラウンドだからできるパフォーマンス!
 ライブ演奏の他に、リーダーから海外ライブのお土産(話)付き。
 ライブ:南国ドロップス
 DJ:KENG SHING

 12月22日(月曜日)※祝日の前日です
 開場:21:00 開演:22:00
 料金:2,000円(1ドリンク付)
 
 南国の夜
 〒901-2215
 沖縄県宜野湾市真栄原3-4-7-2F
 TEL:098-979-5755
 http://www.nan59.com/


 【お問い合わせ】
 オフィスユニゾン
 TEL:098-896-1090

    ●

夜会vol.3
X'mas LIVE & ART with 南国ドロップス

 クリスマスを南国ドロップスと一緒に
 県立博物館・美術館で過ごしませんか?

 南国ドロップスから、
 寒い夜を燃え上がらせるようなエキゾチックな
 クリスマスサウンドをプレゼント!
 あまりの陽気に誘われて、サンタクロースもやってくるかも!?

 ※野外でのライブです。防寒対策をお忘れなく。
 (雨天時は美術館内講堂でのライブとなります)

 12月23日(火曜日・祝日)
 開場:18:00 開演:19:00
 前売り:2,000円 当日:2,500円
 (ともにドリンク別)

 限定クリスマスペアーチケット(40組限定):5,000円
 ライブチケットと美術館観覧料
 企画展「南洋群島展」と「コレクション展」
 各2人分(2,200円相当)を含むお得なセット!
 観覧券は会期中有効。

 沖縄県立博物館・美術館屋外展示場
 〒900-0006
 沖縄県那覇市おもろまち3丁目1番1号
 TEL:098-941-8200 
 http://www.museums.pref.okinawa.jp


 【ご予約・お問い合わせ】
 文化の杜共同企業体
 TEL:098-941-1321


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【The Beatles】All you need is Love

2008-11-20 | MUSIC
Love, Love, Love.
Love, Love, Love.
Love, Love, Love.

There's nothing you can do that can't be done.
やろうと思えば、なんだってできる
Nothing you can sing that can't be sung.
歌おうと思えば、なんだって歌にできる
Nothing you can say but you can learn how to play the game.
今は何も言えないとしても、努力すれば、正々堂々と行動できる
It's easy.
難しくないよ

Nothing you can make that can't be made.
創ろうと思えば、なんだって創ることができる
No one you can save that can't be saved.
救おうと思えば、どんなひとだって救うことができる
Nothing you can do but you can learn how to be you in time.
今は何もできないとしても、努力すれば、そのうち自分自身がみつかるよ
It's easy.
難しくないよ

All you need is love.
愛があれば、それでいい
All you need is love.
愛があれば、それで
All you need is love, love.
愛さえあれば、なんでもできる
Love is all you need.
愛こそ、すべて

Nothing you can know that isn't known.
知ろうと思えば、なんだって知ることができる
Nothing you can see that isn't shown.
見ようと思えば、なんだって見ることができる
Nowhere you can be that isn't where you're meant to be.
今はどこにも辿り着けなくても、努力すれば、どこへでも行けるよ
It's easy.
難しくないよ

All you need is love.
愛があれば、それでいい
All you need is love.
愛があれば、それで
All you need is love, love.
愛さえあれば、なんでもできる
Love is all you need.
愛こそが、すべて

    ●

写真は、木村さん姉妹。
愛があれば、なんでもできる。

のちの「Imagine」に通じる
John Lenonのシンプルな哲学的楽曲。

愛こそが、すべて。



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【Chris Rea】Lucky Day

2008-11-20 | MUSIC
A little bit of daylight shine on your pillow
一筋の光がボクの枕を射すと
Come through your window pane
窓ガラスから朝の音が聞こえる
Speak of the morning, hope is eternal
希望は無限に膨らんでいく
Better to look at it this way
こうして人生を味わうのもいい
This could be my lucky day
今日は幸運な一日にちがいない

A glass filled with crystals, six million rainbows
水晶のように輝くグラスに、無数の虹がかかる
Gifted to see with children's eyes
子どもの目には
Always a small chance shooting that rainbow
虹をつかまえるチャンスが見える
Bless this dawn with sweet surprise
甘い驚きで朝を祝福しよう
This could be my lucky day
今日は幸運な一日にちがいない

No inhibitions, naive forever
永遠に純真になんの抑制もなく
Better looking up than looking down
下より上を見て生きていきたい
Don't try to beat it, twist and defeat it
騙したり、傷つけてはいけない
Leave those kind of complications never to be found
面倒なことには手を出さずに見つけないようにしておこう
This could be my lucky day
今日は幸運な一日にちがいない

     ●

Chris Reaの1986年「On the Beach」から。
とても地味なイギリスのシンガーソングライターだ。
ポジションがレイモンドカヴァーにかぶる。

楽曲やギターの音色、かすれた声など
どれもオリジナリティに溢れているのに、
あまり評価は高くない。

実際、ボクもこの「On the Beach」以外のアルバムは知らない。
しかし、ひとり孤独にハイウェイを飛ばしたりする時には
学生時代から良く聴いたアルバムだ。

だから、今でも音楽の響きとともに
甘酸っぱい思い出がよみがえってくる。
サンセットの海辺をひたすら無言で車を走らせる…
なんて、ロマンチックな気分に浸ったあの頃。

詞がとてもシンプルで、ステキだ。


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…ということで、写真を撮りたいと思う。

2008-11-18 | PHOTO
「何かが、ふっと、降りてきた」
 …11月18日火曜日の夜。

漠とした言葉が、「共生」というカタチになって、
ボクの面前に顕れた。

…ということで、写真を撮りたいと思う。

幸いにして、職業柄
ボクはたくさんの人間と「共生」している。

デザイナー、写真家、プロデューサー、監督、助監督、日本語教師、
英語講師、営業マン、社長、編集者、スタイリスト、ミュージシャン、
音響屋、イラストレーター、コピーライター、プランナー、パティシエ、
モデル、ライトマン、メイキャップ、シズル師、ダンサー、サーファー、
ビール屋、電話屋、泡盛屋、理容師、彫刻家、カフェオーナー、政治家、
バーテンダー、バーオーナー、電気技師、農家、ヘリポッド反対運動家、
喫茶経営者、地質学者、水質学者、ダイバー、整体師、イベント屋、
パン屋、花屋、ラーメン屋、保険屋、板前、Tシャツ屋…まだまだ出てきそうだ。

彼らの「生」を定着させたい。

まずは、しっかりカメラ目線で捉えたい。
沖縄の地で、己の「生」に真剣な彼らの
仕事場のまなざしを受け止めてみたい。

照明器具を購入しなければ…。

できればストロボではなく、
面光の作れる蛍光灯か発光ダイオードがいいか。

いきなり具体的な思考になっている自分がいた。

 【被写体募集します。まずは、連絡を。】

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【牛腸茂雄】Self and Others

2008-11-18 | memories
釈然としないまま、散髪を終え、
そのままプールへと向かう。

旅の疲れを全身に巡らせるべく
水の中で筋肉を弛緩させる。

慣性にまかせて1キロを泳ぐ中、
アタマの中だけは、
名古屋で感じたものを言葉にしようと
ぐるぐる回転していた。

      ●

牛腸茂雄のSelf and Othersの
窓辺に佇む少女の写真が、突然想起される。

牛腸茂雄の写真がなぜ、
あれほどまで胸に迫るのか。

2005年の大森克己ワークショップで
自分がなぜ、フィリピンで撮影した妻の写真を
はじまりの1枚にしたのか。

村上春樹の処女小説「風の歌を聴け」の中で
ラジオNEBのDJが涙を流しながら、
なぜ「僕は・君たちが・好きだ」と語りかけたのか。

      ●

それらの断片が、ふわふわとつながって
木村さんの思いが、言葉になった。

      ●

そこには「共生」という言葉があった。

ボクはこの10年間、木村さんと時間を共に、
…生・き・て・い・た。…そうだった。

だからこそ、転機の思いをしっかり伝えたいと思った。

木村さんの家族から語られる木村さんの思い出に
うなづく木村さんが想起されたのも、
そこに木村さんが息づいていたからだ。

牛腸茂雄の写真には、牛腸自身の「生」が投影されていた。
そこに共鳴するから、胸に迫るのだ…と
はじめて彼の写真を意識的に言葉にすることができた。

「はじまりの1枚」が秀作なのは、
共生するふたりの時間がしっかり焼き付けられているから
…だと、解釈できたのも、「共生」というワードが出てきたからだ。

      ●

漠としていた写真の思いが、カタチになった瞬間だった。

ボクが撮らなければいけないのは、「共生」の時間だった。
共に生きている同時代の人間の「生」を写真に焼き付ける。
自己投影ではなく、自身を媒介にして、写真に定着させる。

それが、ボクのやりたい写真のカタチだった。

なぜ他者を撮りたい…という思いを前に
自分が怖じ気づいていたのか、それも合点した。

他者の「生」を受け止めるほど、
自己の足元が安定していなかったからだ。

      ●

今、こうやって身辺を整理しながら
これからの人生を考えると、
やっと自分が目指すべき表現に辿り着けたような気がした。

「死」への漠とした不安に内省するのではなく、
共生し溌剌としている「生」をみつめ、写真に定着することで、
同時代の空気が表現され、共鳴を生む。…そうなのだ。
そんなこともわからないで、何を表現しようとしていたのだろう。

あらためて牛腸茂雄の写真を眺める。
 ……涙が、…出た。
彼(Self)の「生」が、他者(Others)にしっかり定着していた。
 …感動した。…これだと、思った。










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何かが、言葉になろうともがいていた

2008-11-18 | memories
名古屋から戻る機体の中で
漠然とした思いを整理していた。

 「何かが、ふっと、降りてきたのだ」
  それはなんだったのだろう?…と。

那覇空港に降り立ち、
モノレールで自宅へ帰る。

夕方5時の西日が、
車内の人々を照らす。

高校生やOLがそれぞれ
帰途の物思いに耽る中、

転送されてきた会社のメールを
他人事のように眺めている自分。

思えば、ずうっと自分自身のことばかり
写真に定着しようとしてきたなあ…。

      ●

気分を一新すべく
いつもの散髪屋で髪を切る。

10年来のおつきあいである理容師に
身辺の顛末を伝える。

「写真でやっていこうと思うんだ」

「それは思い切ったねえ」

言葉にしながら、目指す未来を
イメージしようとしているボクがいる。

  木村さんの遺影の前で感じた何か…
  それは、何だったのだろう。
  茫漠とした感覚が、言葉になろうともがいている。

      ●

Comment

木村さんが遺してくれたもの

2008-11-18 | memories
11月17日。月曜日。
名古屋へ飛んだ。

雨の降る沖縄から
もみじ輝く秋晴れの名古屋へ。

ラジオCMの録音が
表向きの目的ではあったが、
本当はしっかり報告をしておきたかった。

木村智さん。
ちょうど1年前、
ぼくたちの前からいなくなった。

10年前の沖縄で
広告の面白さを教えてくれた人。
とにかく派手な存在で、
一挙手一投足が愉快、豪快な人。

あのスタートが
この10年を支えてくれた…と言ってもいい。

だから、しっかりと報告しておきたかった。
元カメラマンであった木村さんには。

「これから写真で食っていこうと思います。」

遺影に手を合わせて、しっかりと伝えたかった。

      ●

八事のご自宅へ向かう車中、
そんな思いが巡る中で、
故人に伝えるってどういうことだろう?

…ふと、そんな思いがよぎった。

      ●

木村さんの遺影を前にして、
しっかりと手を合わせ、
思いの丈を伝えたあと、
奥さんや娘さんとお話をさせてもらった。

その場所に木村さんもニコニコ同席していた…ように思う。

2年前に急に犬が飼いたくなったエピソードや、
「木村がしかりつけると犬が大人しくなる」
…といったお話を受けながら、うなづいてる木村さんを感じた時、

ボクが木村さんに伝えたい…と思ったこの気持ちこそ、
写真を通してボクが表現したいことなんじゃないか…と


    何かが、ふっと、降りてきたのだ。



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【金子みすず】わたしと小鳥とすずと

2008-11-18 | BOOKS&MOVIES
わたしが両手をひろげても、
お空はちっともとべないが、
とべる小鳥はわたしのように、
地面(じべた)をはやくは走れない。

わたしがからだをゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴るすずはわたしのように
たくさんのうたは知らないよ。

すずと、小鳥と、それからわたし、
みんなちがって、みんないい。


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