猿田彦神社の後にある「御神田」。
東京千代田区の神田もこの「しんでん=神の田んぼ」から来ている。
米の種類は「イセヒカリ」と呼ばれるオリジナルなもの。
「こしひかり」から突然変異で生まれた伊勢独自の品種。
ここで獲れた米はすべて神に供えられる。
だから、新米を食す機会はない…と宮司さん。
とにかく、この場所に来たときが、一番清々しい気分になった。
なんといっても、空気が流れていた。淀み一切無し。
農耕民族の神は、このように一粒の米を700粒に増やす豊饒の力でもって、
この国の民に富をもたらせてくれたのだと、あらためて有り難く思った。
東京千代田区の神田もこの「しんでん=神の田んぼ」から来ている。
米の種類は「イセヒカリ」と呼ばれるオリジナルなもの。
「こしひかり」から突然変異で生まれた伊勢独自の品種。
ここで獲れた米はすべて神に供えられる。
だから、新米を食す機会はない…と宮司さん。
とにかく、この場所に来たときが、一番清々しい気分になった。
なんといっても、空気が流れていた。淀み一切無し。
農耕民族の神は、このように一粒の米を700粒に増やす豊饒の力でもって、
この国の民に富をもたらせてくれたのだと、あらためて有り難く思った。
二見興玉神社は、この夫婦岩を鳥居に見立て、沖合700mほどの海中にある
猿田彦神社の興玉神石をご神体とする元々は自然信仰=太陽信仰の神社。
この興玉というのも「沖会いにある御霊(魂)」を当てた字である。
異説もあるが、要は伊勢に古代あった太陽神の祖型だと思われる。
「興玉」は後付けだろう。猿田彦と習合させたのも何かの企てかもしれない。
純粋に太陽を祀る場所だと思う。
猿田彦神社の興玉神石をご神体とする元々は自然信仰=太陽信仰の神社。
この興玉というのも「沖会いにある御霊(魂)」を当てた字である。
異説もあるが、要は伊勢に古代あった太陽神の祖型だと思われる。
「興玉」は後付けだろう。猿田彦と習合させたのも何かの企てかもしれない。
純粋に太陽を祀る場所だと思う。
恥部をさらしたダンサー、天宇受売命を祀る。
そのことから芸能の神として崇められているらしい。
佐瑠女とは猿田彦の女、猿女を婉曲した表現。
神道の命名は面白いほどに、
このような当て字による表現の婉曲がみられる。
そのことから芸能の神として崇められているらしい。
佐瑠女とは猿田彦の女、猿女を婉曲した表現。
神道の命名は面白いほどに、
このような当て字による表現の婉曲がみられる。
猿田彦神社である。
外宮からこの場所に降り立ったとき、
とても親しみ深さを感じた。
外宮の威厳が解けたから…ということもあるが、
猿田彦には、氏神様の趣きが感じられた。
あとで調べてみて、合点した。
元々、この地を統べていた国津神が、この猿田彦だったらしいのだ。
いわば、朝廷の力でもって屈服させたのが、伊勢に鎮座する神宮で、
猿田彦は「天宇受売命(あまのうずめのみこと)」をもらい受けることで承諾したらしい。
天宇受売命とは天照大神が天の岩窟に籠もった際、
神楽でもってにぎやかに舞い、
恥部をも晒すことで御神を再び顕現させた曲者。
恥部を晒す…つまり、元々天照大神は男神だったということ。
持統の女帝が、なにかを企んで史実を捏造したのだ。
外宮からこの場所に降り立ったとき、
とても親しみ深さを感じた。
外宮の威厳が解けたから…ということもあるが、
猿田彦には、氏神様の趣きが感じられた。
あとで調べてみて、合点した。
元々、この地を統べていた国津神が、この猿田彦だったらしいのだ。
いわば、朝廷の力でもって屈服させたのが、伊勢に鎮座する神宮で、
猿田彦は「天宇受売命(あまのうずめのみこと)」をもらい受けることで承諾したらしい。
天宇受売命とは天照大神が天の岩窟に籠もった際、
神楽でもってにぎやかに舞い、
恥部をも晒すことで御神を再び顕現させた曲者。
恥部を晒す…つまり、元々天照大神は男神だったということ。
持統の女帝が、なにかを企んで史実を捏造したのだ。