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沖縄から東京へ!流転の写真日記

【bozzo】アラーキーと中上健次

2009-03-27 | PHOTO
0326。
快晴。
しかし、花冷え。

写真のコトを
悶々と考えている。

…被写体への「介入」が足りない。
 「踏み込み」が足りない…との指摘。

さっそく「天才アラーキーの写真ノ方法」を読み解く。

      ●

 写真っつうのは、事件がないほうがドラマチックだし、重要なものが入ってるワケよ。
 「火事だ!」っていうより、火事なんかじゃないときの「心の火事よ」(笑)とかさ。
 そういうことのほうが写真は表現しやすいんだよ。事件が起こっちゃうと、結局
 内面まで到達できないのよ。事件っつうのは表層がすごいからね。

 デジタルはね、湿りがないんだ。写真は湿式でなくちゃね。
 デジタルはね、なんかパサパサしているような感じがするの。
 そして、デジタルはすぐ消してまた撮れる。女々しいなあ、これは。

 生きること、生、それと死。生と死に対する愛、それが写真なんですよ。
 ファインダーを覗いて、シャッター音が連続するでしょ、そうすっと
 その音でなんとなく無に近づく感じがするの。シャッターを切り続けているとね、
 その音が止まるのよ。それは死に近づいた瞬間だと思うんだけど、
 その死と生の間を行ったりきたりするのが、写真でしょ。

      ●

「介入」するとは、被写体に食い入ること。
その食い入るしつこさが写真に定着して、ドロッとした湿気を帯びる。

アラーキーの「小説ソウル」は、
1992年、共になくなった在日韓国人の作家、
中上健次と李良枝へのオマージュ写真集。

その湿り気は、中上健次の文章そのままだ。

 姫の寝息を聴き寝返りを打ってかたわらに身をよこたえた自分の体に姫の手や足が当たる時がある。
 男はその姫の手のぬくもり足の重みを感じ息をひそめることが無上の喜びだった。
 女二人を斬り殺したのは姫の寝顔を見姫の息の音を自分だけ耳にしそしていつでも姫を
 里の女らのように犯そうと思えば出来るこの今が欲しかったからだと独りごちた。
 時々山中の夜を寒いと言った。姫の肌に男は肌を寄せ姫がそのまま寝入るならその姿のまま
 動かず擦り寄せた男の肌がくさい股間がもぞもぞ動き意志に逆らって勃起する性器が気色悪いと言うなら離れた。
 
                              「化粧 ~紅の滝~ 中上健次」

この息もつかせぬ舌を這わせるような執拗な文体。
このねちっこさが「介入」だと思った。

 何かを記憶したいと思って写真を撮る人がいるかも知れないけど、
 あたしの場合は撮った瞬間に記憶がなくなるのよ。あたしに記憶がなくなってもいいの、
 記憶は写真機がするんだから。でもね、写真は、記憶を失いたいと思って撮ってるかもしれないのよ、
 ほんとに。写真を撮ることで新しい記憶が出てくるんですよ。

 考えてみるとね、写真というコトの中にはウソとマコト、虚実が混ざって入っているんだね。
 それで、あたしはともかくシャッターを無心に押しているだけなんだよな。
 私に主体性はないのよ。主体性は被写体にあるってこと。
 物語は写される側にあるって言ったけど、それと同じことだな。

「介入」して「無心」に撮る。
全身が眼となって、被写体に食い入る。舌を這わす。
その執拗さが、この淡泊な距離感を変えることになる。
「やさしい」だけが取り柄の写真を、魅力的にする…のか。

      ●

写真は、アラーキーに「現像液に自分の精子を混ぜているって本当ですか?」
…と質問をぶつけた写真家。大森克己ワークショップの同期だ。

彼の写真は、フレームに収まらない生命力に溢れている。




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【bozzo】0325×40=40

2009-03-25 | PHOTO
3月25日。
くもり、時々雨。
風が冷たい。

花冷え。
…とも云わないか。

0325。
ステキな数字合わせだ。

0325×40=40。
40回目の0325。

振り返ると、怖ろしい。

インドへ行ってる友だちから
ベナレスの近況が送られてきた。

     ●

 それに、こんなにも目の前に、日常に死というものが存在していると、
 怖いとか悲しいとかそういう感情は不思議と生まれてこない。
 目の前で焼かれる死体をみても、人は結構それを当たり前のものとして
 受け入れることができるのね。不思議だけど。

 死んでいかないと、この世は続いていかないよ。
 と昨日インド人が言ってた。
 ここで最後を迎えるヒンドゥー教徒は幸せで
 みんな笑顔で家族と手を叩きお祝いしながら死んでいくんだって。
 生まれて、生きて、死んでいく。
 そのシンプルなサイクルを見せられる。おもしろいよ。

      ●

ここは輪廻転生の終着地。

死して荼毘に付され、遺灰となって川に流されれば、
やがて新たな生命となって蘇生する。

人間はどこまでも生きることに貪欲なのか。
その証拠に、ベナレスの火葬場ガートのすぐそばには
千の交接体位を朱色の柱に浮彫した愛の寺院がある。

 すべてが浮遊していた。というのは、多くの最も露わな、もっとも醜い、
 人間の肉の実相が、その排泄物、その悪臭、その病菌、その屍毒も共々に、
 天日のもとにさらされ、並の現実から蒸発した湯気のように、空中に漂っていた。
 ベナレス。
 それは華麗なほど醜い一枚の絨毯だった。千五百の寺院、
 朱色の柱にありとあらゆる性交の体位を黒壇の浮彫であらわした愛の寺院、 
 ひねもす読経の声も高くひたすらに死を待っている寡婦たちの家、住む人、
 おとなう人、死んでゆく人、死んだ人たち、瘡だらけの子供たち、母親の乳房に
 すがりながら死んでいる子供たち…、これらの寺々や人々によって、日を夜に継いで、
 喜々として天空へ掲げられている一枚の騒がしい絨毯だった。

                 「天人五衰~暁の寺~ 三島由紀夫」


「死んでいかないと、この世は続いていかないよ」
まさに動的均衡。…留まってしまったら崩壊してしまう、砂上の楼閣。

だからこそ、死して新たな生を渇望できるのだろう。

そこに個体の意志はない。個体の概念はない。

⇒それがニュートラルの境地というものなのか。

      ●

写真は、甥っ子「悠真くん」の父、つまり弟。
ここに血を分かつ者がいる。






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【bozzo】求道者

2009-03-24 | PHOTO
移り気な私が、愛について犯した過ちは、
相手の人格や尊厳を尊重するというようなものから遠く、
自己欺瞞と無神経さと身勝手と、
精神的にも性的にも対等では無く睥睨するような立場を否定しない、
詐欺のようなやさしさだったのです。

観念からほど遠い形而下の欲望を動機とした、
恥ずかしいこんな勘違いがどうして、
私に巣食っていたのか。
時代なのか、教育なのか、環境なのか、
いいえ、自分自身で克服しなければならないはずなのですが。

           「東京~奄美 損なわれた時を求めて 島尾伸三」

      ●

表現に向き合うとどうして、
自分自身と向き合わざるを得ない。

特に人間と対峙する場合。
その人物を表現しようと
おこがましくも気負った場合。

 相手の人格や尊厳を尊重するというようなものから遠く、
 自己欺瞞と無神経さと身勝手と、
 精神的にも性的にも対等では無く睥睨するような立場を否定しない、
 詐欺のようなやさしさ…

そんな薄っぺらな自分が露呈しているようで、
相手との距離感を見失ってしまう。

距離感。

写真を撮ると、自然…その距離感が画に顕れる。
この等間隔さ。これが、自分の現状。

東京滞在中、島尾敏雄氏の「死の棘」を携えていた。
氏の求道者としての右往左往する様が、悼んだ。

写真を撮る行為に崇高を求めているわけではないのに、
なぜ自分をこうも欺瞞で彩ろうとするのだろうか?

 あたかも、世俗の欲望を払拭できない高齢者が、
 香水や高級品で身辺を飾り尽くすようにです。

                「前出 島尾伸三」

おそらくニュートラルに自分を出せれば、訳ない話。
それが出来ないでいるのは、脆弱であるからだろう。

 単に向き合えば、それで済む。
 それが怖いのだから、救いがない。

写真は甥っ子の「悠真くん」。
子供は自我に意識的でないから、純潔無敵だ。







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【bozzo】折り返し地点

2009-03-23 | TAIWAN
3月22日。
曇り時々晴れのち大雨、時々雷。
見事に様変わりする春の空。

東京からの友人とこの連休を過ごし、
美味いモノづくしで胃の休まる暇もなし。
1週間の東京滞在とこの連休とで、
体重が2キロも増えてしまった。

夕方、弛んだカラダを絞るべく2キロ泳ぐ。

実は20歳からこの20年間、
ほぼ毎週のように2キロ、泳いでいる。

健康のバロメータとして
疲れてる時でも最低1キロ、
体調の優れない時以外は泳ぐように心がけてきた。

基本的にしつこい性格である。

      ●

2キロ泳ぎながら、東京滞在を振り返っていた。

まあ云うてみれば、スタート地点に立ったようなもんだ。
1キロなんとか泳ぎ切って、これからあと1キロ、
どうやって泳ぎ切るか?…なんて状況なんだろう…と。

学生時代から写真には取り組んできたが、
ここまで意識的に写真と向き合っているのは、
ホント学生以来の状況じゃないか?

 泳ぎながら、頭の中は過去に遡る。

作家として写真を生業にするってのは、
つまり世の写真家と肩を並べるってこと。

文章で言ったら、夏目漱石や村上春樹をライバルにするようなもんだ。

この1週間、一丁前に写真を見てもらったが、
それって、春樹や龍に文章を見てもらったようなもんじゃないか。

 なまったカラダがトドのように水に浮いている。

 1キロの壁を破り、これから新たな1キロへ。

これまでの年月を振り返れば、
この10年間は、今のスタート地点に立つための準備期間。
やっと1キロを泳ぎ切り、次の1キロへ向かうところ。

 たしかに次の1キロは筋肉がより引き締まる感じだ。

ソリッドに自分を見つめ直し、
本来の「bozzo」へ自己を昇華する時。

オンリーワンなオリジナリティを
どう構築していくか。

 動悸が激しくなり、ふくらはぎが痙攣してきた。
 自分が今、どの距離を泳いでいるのか、わからなくなる。

写真を触媒に、今までの経験を活かして
新しい自分を再構築するってこと。

…どえらい選択肢を選んだもんだ。

 あと200m。
 ここらへんは気力だけでいつも乗り切っている。
 水を味方に、気持ちで水に乗っかかるように。

しつこく写真と向き合うことしか、
自分はできないんだ…という事実を
真っ正面から受け止める。

そこから新しいモノが見えてくる。

 2キロを泳ぎ切って、カラダがすっと弛緩する。
 一挙に酸素が取り込まれ、細胞ひとつひとつがピチピチと
 悦んでいる…そんな状態。

それが、成し遂げるってことだろう。

 一時の苦しさが、
 かえって新しい自分を目覚めさせる。
 この40歳でそれが経験できる。

なんて、幸せなことだろう。
追い求め続ける幸せ。

 2キロの達成感に浸りながら、
 そんな感慨を覚えて、うれしくなった。






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【bozzo】野球に熱狂する理由

2009-03-19 | TAIWAN
昨日、那覇に到着。

湿り気を帯びた空気が
ドカンと重たく乗っかってきて
「あぁあ。ヤバイな」
…現実に引き戻された。

見事に振り出しに
戻ってきた。

一週間の東京滞在で
あらゆる妄想がリアル冷却され、
ドカン!ドカン!ドカン!と
視界をがっつり塞いでいる感じ。

まぁまぁ。
シェイプUPすりゃいいゃん。

ソリッドに
フォトグラファ~
やりとげりゃいいやん。

      ●

「アラーキーは自分の写真を
より魅力的にするために
自分の精子を現像液に混ぜたんや」

「写真は数値では割り切れん。
如何に撮り手が欲望剥き出すかや。」

「それこそ、この女を手込めにすべく、
絞りとシャッタースピードに勝る
イチモツが入り込んでるかや」

…写真力。
「訴える写真」には
撮り手の強い思いが必要なんや。
どうも行儀良すぎてな。

フィジカルなパワーがな、
…写真から感じられへん。

      ●

WBCはキューバに快勝したらしい。
そんな愛国心の燃焼も
イチモツの為せる業か。

うだつ挙がらぬ今宵。

忘我に酔狂する
かつての野球少年たちの念力すら
持ち合わせていない自分を見詰める。

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【bozzo】これから那覇へ

2009-03-18 | TAIWAN
これからフライトで
那覇へ。

11日の寒さがウソのように
18日の今日は麗らかな陽気。

この一週間
実に様々な方々に会って
あらゆる助言を頂いた。

全否定する方はまったくいなかったが
キビシイ実情を鑑みて「心して懸かれ!」と
叱咤激励を受けた。

様々なディレクターの紹介を受け、
普段ならお目にかかれない方々の、
味ある感想や指摘に一時は凹みもしたが、

これもみな
人と人とのつながり。

「サクラサク」ための
必要な寒気と受け止め、
着実な前進だと考えたい。

特に今日お逢いした
服部一成さんには、
大変な感謝を覚えた。

1時間もかけて
ゆっくりとボクの写真を
見ていただき、

さらには撮影への心得を
しっかりご教示いただいた。

有り難かった。

あれだけのお仕事をされている人に
丁寧なご指摘を受けられたこと。
服部さんに限らず
様々な方々が、貴重な時間を割いて
ボクの写真を見ていただいたこと。

この期待に
しっかりと応えていきたい!

このつながりが
何よりも
未来が明るい証拠だ!




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【bozzo】ラストデ~

2009-03-18 | PHOTO
03月18日。晴れ。
埼玉に住む弟の誕生日。
おめでとう。

あと一週間で
ボクも40になる。
おめでとう、too。

本日東京ラストデ~。
活路がないから語尾で
お茶らけてみる。

…ラストデ~。

昨日は
4年ぶりの大学友人や
予備校友人や
ワークショップ友人の
話を聞く。

…効いた~。

やはり旧知の仲間は
いろんな部分お見通し。

本気~ト~クを
交わしながらも
自分の中で反芻してみる。

おもしろいね~、東京。

なんだかやって行けそうな
裏付けない自信【矜恃】が湧く。
持つべきは竹馬の友~。

さて、最後の訪問を
始めようか。







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【bozzo】リアルタイム東京

2009-03-17 | TAIWAN
こんにちわ。
ただいま東京代官山です。

OLたちのランチタイムに混ざって
リアルタイム東京楽しんでます。
今日の東京は、サクラの蕾も弛む陽気で
街行く人もうららか気分で気持ち晴れやか。
やっと巡ってきた春って感じです。

昨日も素敵な出会いがありました。
東京の経済はドン底だけど
その意気込みは、きっとカタチになるよ

…なんて励ましも貰って
少しばかり上向きな顔つきに
なりました。

日々移り変わる心情は
まぁまさにリアルタイム東京!
…ってなところ。

突破口を見つけるべく
雌伏前進しているワケなんで
そこはblogの醍醐味だと思って
勘弁してください。

今日もこれから
4人のリアルタイム東京人に
お会いしてきます。

それぞれのお立場で
親身なアドバイスを
有り難く受け取ってきます。

今後の更新、
なにとぞお楽しみに。

では、ランチタイムも
そろそろお開きってことで
ボクも代官山の街に繰り出します。





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【bozzo】東京滞在5日目

2009-03-16 | TAIWAN
日曜日を横浜の先の
金沢文庫で迎える。

久々の晴天。

海辺は、潮干狩りの家族や
ボール遊びに来た家族らで
大いに賑わってる。

まさに行楽日和な日曜日だ。

今の自分を導いた…
Rolleiflexとの出会いを生んでくれた
元カフェのオーナー家族との出会いに触れ、

沖縄から東京へ
拠点を移すことも
考えるべきではないか…

そんな気持ちになってきた。

「山籠り」するか「町で働く」か。

「山籠り」して自分の世界観を
研ぎ澄まし、再アプローチを施すか、
「町で働き」現場に触れながら、
己の感性を磨くか。

ワタリウム美術館の
【島袋道浩展】を見に行く。

あまりにも脱力なアートの世界に
もはや写真表現も
この域なんじゃないか…と感じた。

石塚元太良のパイプラインの写真や
佐内正史のTrouble in Mindの写真に
新たなインスピレーションを受け、

繰上和美初監督作品に
73歳にして…このクリエイティブ根性!
…と恐れを受ける。

情報に踊らされる怖さと
前進させる刺激を求める勇気と。
東京は2つの顔をあわせ持つ。

さて、ボクは明日の未来に
ナニを取捨選択していくのだろう。
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【bozzo】ケータイは命綱

2009-03-13 | TAIWAN
只今、小伝馬町。
本日4つめのアポ。

ついさっき
ケータイに連絡が入り
「今から来られますか」
…となった。

まさにケータイは命綱。
無くしてしまったら
すべてがパアッ…となる。

このケータイで
東京に来てから
新たに5つのアポを
成立させているのだ。

人のつながりが為せる技。

有難い話だ。

原宿の2本は
手厳しい意見と
新しい見解と…。

自分の写真が
定まっていないから
見え方のバラツキが
出るのだろう。

本日最後のアポは
1900から大森克己先生。

辛辣な声を浴びてこよう。



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【bozzo】東京売り込み中

2009-03-13 | TAIWAN
只今築地にて
編集者と面会。

昨日は
お世話になったデザイナーに
いろいろなアドバイスを受ける。
夜は在京カメラマンと
デザイナーの業界事情。

異口同音に語るのは
東京の冷え込み状況。

聞けば聞くほど
寒々しい。

しかし
「やるっきゃないよ」
嬉しい言葉。

とにかく
様々なポジションの人に
話を聞く。

これから原宿で
2件アポ。

「やるっきゃないよ」ね。

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【bozzo】これから東京へ

2009-03-11 | TAIWAN
3月11日。
曇り。
なんとなく
どんよりしている。

東京はいったい
どんな天気なんだろう。

18日まで
みっちり東京だ。

残念ながら
桜の季節には
まだ早い。

大森克己さんから
イベントのお知らせが来た。

写真家大森克己「Cherryblossoms」スライドショー&トーク

さてさて。
どんな「サクラサク」結果を
招くことができるか。

ボクのプレゼン能力にかかってる。

とにかく、
一週間の滞在を
楽しもうと思う。






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【TAIWAN】台北大猫熊

2009-03-09 | TAIWAN
02月09日(月)晴れ。
台湾の話。

3日間の滞在を
くいだおれで過ごすのも
ちょっと気が引けたので、

夜市巡りとは別に
温泉と動物園は行こう…と決めていた。

今日はその動物園の話。

MRTの終点に動物園はある。
台北駅からおよそ1時間ほど。

目的は大猫熊(パンダ)。
大陸から贈られた2頭の大猫熊が
居ることを知って、ホンモノを見に。

てっきり
「月曜日だから空いているだろう」
「中国人はパンダに飽きてるだろう」_
…と思ってやってきたのだが、

これがなんとまあ、凄い人気。

整理券が配られていて、
40分ほど列に並んで、大熊猫の飼育施設に入る。
お目当ての大熊猫を間近で見れたのは、ほんの数分だけ。

これじゃ、日本とかわらんじゃん。

仕方ないから
施設廻りで販売していた
大猫熊グッズの売り子さんたちを
撮影させてもらった。

学生のバイトだろう。

清々しい雰囲気が、とても気持ちよかった。
大学で日本語を学んでいたらしく、
片言だが、言葉も交わすことが出来た。

こんな出会いが、うれしい。



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【PORTRAIT】クオーター

2009-03-09 | PHOTO
26歳になったのかな。
19歳の時に出会っているから、
かれこれ7年経つ。
(もうそんなに?)

台湾人の父と
台湾と竹富の血を引く母を持つ
クオーターのうちなーんちゅである。
(まさにちゃんぷるー文化)

本人もその血筋を活かして
中国に工場をもつ
アパレル会社に勤めている。

年に数度、約2週間ほど
中国の工場へ出掛けているようだ。

同じ年端の中国人女性宅にお世話になり、
その質素な生活に驚くこともしばしば。

洗濯機もなく、
キッチンのすぐ隣にはトイレがある…。
そんな間取り。
(だけどノートPCはあるみたい)

沖縄に戻ってきて
「うちなーんちゅで良かった」と
感慨を深めるらしい。

それでも
質素な生活、質素な思想、質素な欲望の
中国人がみな素朴で美しいことに
嫉妬を覚えたりもする。

「へたに情報過多なのも、考えものかも」

辺境のはざまで
思考と指向が揺れ動く。

恋に仕事にアイデンティティに
大いに揺さぶられる年頃なのかもしれない。

今後がたのしみ。




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【PORTRAIT】ファーザー

2009-03-08 | PHOTO
写真は父である。
2009年初頭に撮影した。

性格は完全に父譲りだ。
selfishでstubbornでshort-temperで
まったくもって手に負えない。

それでいて
愛嬌があるから
扱いにくい。

気分屋ってやつか。

      ●

bozzo_works 2006-2008 HD

週末、代理店時代にお世話になった
編集プロダクションのIさんに
動画のPortfolioを作ってもらった。

ありがたい。

High-Vision設計だから
通信環境が許せば、高画質で
ボクの写真が楽しめる。

その編集作業中に
キャノンEOS 5D markIIがやばい話を聞く。

カメラなのに、動画が撮れるのだ。
canonEOS 5D markII movie sample

いやいや、ちょっとやそっとの話じゃない。
35mmフルサイズで約7分。

レンズはそのままカメラのものを使用するから(当たり前だ)
絵の幅が断然広がる。
さらにこのボケ。

サンプルを見ておったまげて
メイキングを見てさらにおったまげた。

canon EOS 5D markII movie MAKING

おなじみのEOSがムービーカメラとして使われている。

同録できない。
ズームがスムーズにできない。
すぐブレる。

など、課題も多いようだが、
なにしろこれだけの画質と艶やかな色、ボケ。

映像にたずさわる人間には
とても魅力的に映るはず。

これからのcanonの動向に目が離せない。



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