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沖縄から東京へ!流転の写真日記

【bozzo】梅雨空、東京。

2009-06-30 | Photo-diary
本日6月最終日、
午前中東京到着。

もわっとした夏日の那覇から
どんより梅雨冷えの東京へ。

いきなり人の動きが活発で
しかも人の距離が近く、
さらに何故か追い立てられるような
殺伐とした空気に、やられる。

「うわっ、リアルに都会」

ラッシュ時の人いきれに
タイトロープな生き様、目の当たり。
⇒詩的過ぎるか。

沖縄は、やはり空気が
友愛的なのだ。

何度も思うが
これが東京。

常に何かしら
突きつけられている
切迫感がある…。

東京人が癒しを求め、
週末だけでも…と
沖縄に足を伸ばす心情が
たやすく理解できた。

緊張を強いたげられる…のか。

…この空気に
 まずは慣れなきゃいけない。

いきなり
ボディブローが
効いているのだった。
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【谷川俊太郎】そして

2009-06-30 | BOOKS&MOVIES
  夏になれば When Summer Comes
  また The cicadas
  蝉が鳴く Sing Again

  花火が Fireworks
  記憶の中で Freeze
  フリーズしている in My Memory

  遠い国は Distant Countries are Dim
  おぼろだが but The Universe
  宇宙は鼻の先 is Light in front of your Nose

  なんという恩寵 What a Blessing
  人は That People
  死ねる Can Die

  「そして」という Leaving Behind
  接続詞だけ only the Conjunction
  残して "AND"

            (谷川俊太郎"minimal"収録)

       ●

詩人って、どんなときに 言葉を紡ぎたくなるのだろう。
谷川俊太郎が詩についてこんなことを語っていた。

  詩は野原に咲く一輪の花でありたい…と思うんです。
  花そのものに意義は要らない…そこに咲いていれば、それでいい。
  詩も同じです。…そこにそっと携えておけたら…それでいい。

日頃の会話で疲弊した言葉たちを
愛でるように、活けるように、紡ぐ。
routineで記号化してしまった言葉たちに
息吹を吹き込む。

きっと詩人は、言葉たちが好きで好きで、たまらないのだ。

写真もそう。

日常生活で見慣れてしまった視覚情報を
一度フラットな感覚で受け入れる。
…すると、すべての事象が輝いて見える。

ボクも視覚で愛でる詩人に、なりたい。

      ●

沖縄は梅雨明け。
今日はすっかり夏日。
陽射しがどっと迫ってくる。

明日から、東京。

感覚をフラットにして挑みたい。



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【JAZZ GUILD】0627 LIVE!

2009-06-29 | MUSIC
06月27日、土曜日。
桜坂セントラルにて、
沖縄ジャズギルドオーケストラ
のライブをリハから撮影する。

フォトログにUPしてみた。
【0627 JAZZ GUILD LIVE】@fotologue
Yahoo!photoでもUPしてみた。
【0627 JAZZ GUILD LIVE】@Yahoo!photo

すばらしいエンターテインメントショーだった。
技術とショーが調和して、見応えのあるLIVEだった。

今回はじめて密着取材的に
リハから本番までを撮影したのだが、
やはりステージ周りを自由に動ける
リハーサル時の撮影のほうが、面白い。

動きが限定されるステージ前撮影は、
まだまだ撮りようがあるのだが、
こちらの要領不足で、つまらない仕上がりになってしまった。

しかし、やはり管楽器には親近感があるから、
撮影カットも惚れ惚れするような写真ばかり(?)

今回の東京営業にも、活かしていきたい。




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【bozzo】写真展映像化

2009-06-25 | PHOTO
06月24日。水曜日。長い一日。
朝から活動する。

午後、電動屋の稲森氏と
東京営業用に写真展の映像化に挑む。

ギタリスト城直樹さんのご協力もあって、
すばらしい映像作品に仕上がった。

「臺灣」TAIWAN photo by 森 英嗣
「ゆれる。」YURERU photo by 森 英嗣

      ●

今日は驚愕の事実と出会った。

なんと映像編集に携わった
電動屋の稲森氏とは、生年月日がまったく同じであった。
この衝撃は、胸にドシーンと来た。

今まで月日が同じな人物とはお会いしていたが…
⇒「流求茶館」の店主も同じ月日。

生まれ年まで同じ…といったケースは初。

血液型もおそらく同じであるから、
嗜好も、思考も、指向も、おそらく同じであろう。

これからの行く末が、お互い心配(?)か。

案の定、
この不況で波立つ広告業界の
だらしない現実に激昂し、未来を憂う。
熱血O型牡羊座なのだ。

      ●

来週は一週間東京。
どのような辛い風を浴びてくるのか…。

某有名ADには「この3ヵ月でホントに新作なんだろうね」
…と念を押されての再訪問である。

たしかに沖縄から3ヵ月という超短期スパンで
2度も作品を持ち込む輩もそう多くはないだろう。

まずは、この2作品を持って挑みたい。

電動屋稲森氏、ギタリスト城直樹さんに心底、感謝!
おふたりの分まで、頑張ってきます!




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【福永武史】駈込み訴え

2009-06-19 | BOOKS&MOVIES
「みんなが潔ければいいのだが」はッと思った。

やられた! 私のことを言っているのだ。
私があの人を売ろうとたくらんでいた寸刻以前までの暗い気持を見抜いていたのだ。
けれども、その時は、ちがっていたのだ。
断然、私は、ちがっていたのだ! 私は潔くなっていたのだ。私の心は変っていたのだ。
ああ、あの人はそれを知らない。それを知らない。

ちがう! ちがいます、と喉まで出かかった絶叫を、
私の弱い卑屈な心が、唾を呑みこむように、呑みくだしてしまった。
言えない。何も言えない。
あの人からそう言われてみれば、私はやはり潔くなっていないのかも知れないと
気弱く肯定する僻んだ気持が頭をもたげ、とみるみるその卑屈の反省が、醜く、
黒くふくれあがり、私の五臓六腑を駈けめぐって、
逆にむらむら憤怒の念が炎を挙げて噴出したのだ。

ええっ、だめだ。私は、だめだ。
あの人に心の底から、きらわれている。
売ろう。売ろう。あの人を、殺そう。そうして私も共に死ぬのだ、
と前からの決意に再び眼覚め、私はいまは完全に、復讐の鬼になりました。

                         (太宰治著「駈け込み訴え」)

       ●

06月13日。土曜日。
福永武史氏のひとり芝居、「駈込み訴え」を観る。

ギリシャ人の作家ニコス・カザンザキスの「キリスト最後のこころみ」における
キリストとイスカリオテのユダの関係が、ボクは好きなのだが、

太宰治の解釈も愛に溢れていて、心悼む。

「申し上げます。申し上げます。」で畳み掛けるように
訴えておきながら、師への愛情で心が二度三度裏返る。
そのリアルな愛憎二律背反な情景を、俳優・福永武史氏は
カラダ全体…いや、タマシイ全体で、演じ切った。

1万2千もの長大なユダのセリフを、
状況の流れを汲み取りながら、演じ、伝える…そのパワーたるや。

福永氏は、このひとり芝居のために、何度ユダを演じたのだろう。

セリフを吐きながら、次の展開をすでに描いていないと、
観る者を欺くことはできない。
予定調和で進行するのなら、太宰を読めば事足りる。

「あやまたず私の口にひたと押し当てました」
         この恥辱をどのような驚愕さで演じるのか…。

「旦那さま。私は嘘ばかり申し上げました。私は、金が欲しさにあの人について歩いたのです。」
         この最期の哀絶な己をも裏切るセリフをどう切り出すのか…。

70分間、飽きさせずにたったひとりで全ての視線を受け取る
                     …この状況たるや、半端ない。

      ●

しかし、最期に思うのだ。

これだけのパワーをなぜ、公園で放つのだろうか…と。
しっかりした箱で聴衆を集めて興業すれば、
次につながる資金も生まれるし、次につながる人との出会いもあるだろう。

13日の公演に集まったのは30名ほど。

芝居仲間や知り合いを除けば、
純然たる客は10人程度か。

道行く人を取り込もう…群衆がさらなる群衆を呼ぶ…
…というイメージでもあったのだろうか。

実際、散歩中の若者やカップルたちも一時は歩を止め、
その狂信的演技に目を向けていた。…しかし、それだけだ。
…5分と持たなかった。

沖縄でこれだけのパワーを保つ演者がいる…ということを
パブリックに知らしめたいのであったならば、
トランジットモールで10分ほどのショートものを演って、
続きは「てんぶす」で…といったつなげ方もあったのではないか?

完全なる空回りに見えてしまったのが、
共鳴しているだけに、残念でならなかった。

福永さん、今度、酒を飲みましょう。




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【佐藤伸治】感謝〈驚〉

2009-06-15 | MUSIC
楽しかった時が終わって
気づいてみたらさみしい人だった
寄り添う肩も頼りにならないで
裏切ったような気分だった

なぐさめもなく
やさしさもなく
そっと過ぎてく季節を
はしゃがないで見守ってた
あの人に驚きと感謝込めて歌うだけだった
そう全部

正しくもない
ウソつきじゃないよ
そう全部
指切りしない
近道しないよ
そう全部

夏休みが終わったみたいな顔した僕を
ただただ君は見てた

人影もなく
あこがれもなく
そっと過ぎてく季節を
はしゃがないで見守ってた
あの人に驚きと感謝込めて
見てただけだった
そう全部

正しくもない
ウソつきじゃないよ
そう全部
指切りしない
あこがれじゃないよ
そう全部

正しくはない
近道しないよ
そう全部
正しくもない
ウソつきじゃないよ
そう全部

      ●

佐藤伸治の言葉の世界は
なんと誠実なんだろう。

写真展を終え、この曲に身を委ねると、
あらためてこの歌の伝える核が心に沁みる。

感謝〈驚〉。

【FISHMANS2005】感謝〈驚〉
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【bozzo】同時写真展、終了

2009-06-15 | PHOTO
06月14日。
「臺灣」「ゆれる。」写真展、終了。

最終日は、
バケツをひっくり返したような大雨。
そのせいか、来場者も少なく
静かな終焉となった。

桜坂「g」で
群青の余韻に浸る。

朝方4時、フェイドアウトするように帰宅。

      ●

今回の2つの個展で
多くの方との出会いがあった。

「臺灣」では、
台湾をよく知る人との交流があった。

期間中、浮島通りの「阿里」や
又吉通りの「旺来」など
台湾屋台料理のお店にも通い、
あらためて沖縄と台湾の距離を想った。

革命的三線奏者コウサカワタルの台湾話は
特に旅情をそそられ、刺激的だった。

      ●

「ゆれる。」では、
東京から移住してきた様々な職種の人たち、
写真家アーティスト画家料理人映像プロデューサー
との心の交流が、創造力をかき立ててくれた。

旧知の地元クリエイターや
仕事でお世話になった人たちの
素直な感想や助言も、ボクを勇気づけた。

      ●

あっというまの17日間だった。
全身に心地よい疲れがにじんでいる。

次なる動きを模索したい。

写真展に協力いただいた皆、
会場に足を運んでいただいた皆に
驚きと感謝を込めて。

ありがとう!

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【実話】愛のむきだし

2009-06-12 | BOOKS&MOVIES
「愛のむきだし」公式web

237分の壮絶な純愛映画だった。

【ゆらゆら帝国】空洞です

ゆらゆら帝国が主題歌になっている…ただそれだけで観に行った。

宗教と性欲。
理性と本能。
権力と自由。

常に二律背反に陥るこのお題。
「あちら」か「こちら」。
「あちら」じゃなきゃ、「こちら」。
「こちら」じゃなきゃ、「あちら」。

二項対立で決着をつけようとするから、
状況が立ちゆかなくなる。

そして、権威主義がさらにそれを加速させる。

宗教も見方を変えたら、権威主義。
「神」の名を借りて、権力を欲しいままにする。

その歪んだ構造に虐げられた3人が、
あらたな新興宗教であらたな権力を獲得し、そして瓦解する物語だ。

      ●

宗教の問題は、奥が深い。
父と子と聖霊。三位一体。

絶対的な教義が「父」。
それを伝える神父が「子」。
教義に従い増殖する宗徒が「聖霊」。

このヒエラルキーが
権力を生み出した。

「父」を伝承する「子」は
「父」そのものではない。
よって「父」の真意を知らない。

であるから「子」は解釈によって
「聖霊」へ伝承をおこなう。

そこには解釈のズレが生じる。
曖昧なるものを排していく結果、
二項構造へ行き着く。

「白」か「黒」か。
「善き」か「悪しき」か。

「白」と「黒」の間にある無数の「グレー」が収斂される。

これが社会全体を息苦しくしている要因だ。

構造主義が堅牢になればなるほど、
末端への伝承は「純化」され、
コントラストの強い二項対立となる。

「はじめにことばがあった。ことばは神と共にあり、ことばは神であった。」

ことばによる伝承が、ズレを生み、
ズレがさらなるズレを増殖させ、大きな歪みとなった。

      ●

しかし、「愛」に「ことば」はいらない。
「愛」は衝動であり、「愛」はダイレクトだ。

 ぼくの心をあなたは奪い去った
 オレは空洞 でかい空洞
 全て残らずあなたは奪い去った
 オレは空洞 面白い

「愛」は観念ではなく、心の顫えだ。
肉体に立ちのぼった「ことば」にならない衝動だ。

その身体性が真実であることを、
237分の長大な「愛のむきだし」は物語っている。

必見。













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【松本隆】スローなブギにしてくれ

2009-06-07 | MUSIC
want you オレの肩を 抱きしめてくれ
生き急いだ男の 夢をあわれんで

want you 焦らずに 知り合いたいね
マッチひとつ擦って 顔をみせてくれ

人生はゲーム 誰も自分を
愛しているだけの 悲しいゲームさ

want you 弱いとこ 見せちまったね
強いジンのせいさ おまえが欲しい

人生はゲーム 互いのキズを
なぐさめあえれば 答えはいらない

want you…I want you オレの肩を 抱きしめてくれ
理由なんかないさ おまえが欲しい おまえが欲しい

【南佳孝】スローなブギにしてくれ

      ●

6月7日、日曜日。
梅雨だというのに、晴れ続き。

ダム枯渇。
潤いが欲しい。

昨日、コザのRoguiiで【ノラオンナ】のライブを見る。

ウクレレがこんなにも切ないなんて…。
今野英明みたいに
ゆる~く、つま弾く感じのウクレレしか印象がなかったから、
彼女のウクレレには、ぐいぐい引き込まれた。

男と女はルーツを探る旅…だなんて書いたけど、
息絶えるまでゆらゆらゆれる情念あってこその「性=生」きるだよな。

 あなたに逢いたい
 顔が見たい…声が聴きたい…体に触れたい
 でも…ホントは
 こんな想い…すべて忘れたい

そんなアンビバレントな心の「ゆれ」が
ウクレレのアルペジオとともにじわ~と沁み込んでくる。

「スローなブギにしてくれ」も彼女が唄うと、
「人生はゲーム」のフレーズが滲んで聞こえた。

      ●

本日、沖縄ツアーファイナル。

6/7(日) さちばるまやー

open 18:30  start 19:00

南城市玉城字玉城31-1
Tel (098)948-3230

沈む夕日に聴く【ノラオンナ】は、さらに心が「ゆれる」だろう。




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【ノラオンナ】パンをひとつ

2009-06-07 | MUSIC
 おまえをだきたいと
 あなたにそういわれて
 一晩中考えて
 あたしはあの日だかれた
 うしろめたいおもいと
 かくせないうれしさと
 あけがたにだきあって
 そしてキスした

 おまえをだきたいと
 あなたにそういわれて
 あなたの目をじっと見て
 あたしはすこし笑った
 おもいが強すぎると
 なにも感じなくなる
 あけがたにふれあって
 やっと感じた

 わすれものはしないでね
 部屋のドアはもう開けない
 紅茶をゆっくり入れて
 パンをひとつたべて眠った

 あたしはおもったの
 あいしてるといえたらって 
 あけがたにゆめを見て
 そしてわすれた

 わすれものはしないでね
 部屋のドアはもう開けない
 紅茶をゆっくり入れて
 パンをひとつたべて眠った

 おまえをだきたいと
 あなたにそういわれて
 おだやかなその寝顔を
 息をころして見つめた
 そのときおもったの
 あいしてるといえたらって
 あけがたにゆめを見て
 そしてわかれた


【ノラオンナ】on the myspace
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【STING】My One and Only Love

2009-06-05 | MUSIC
The very thought of you makes My heart sing
Like an April breeze On the wings of spring
And you appear in all your splendour
My one and only love
あなたを想うだけで 心が歌い出す
春の翼にのった 四月のそよ風のように
するとあなたの姿が… まばゆい光を放って
かけがえのない あなた

The shadows fall And spread their mystic charms
In the hush of night While you're in my arms
I feel your lips so warm and tender
My one and only love
夜の帳が降り始め 静けさに包まれる頃
夕闇が神秘の魔法をかける あなたに抱かれ 感じる
唇のやさしい温もり
かけがえのない あなた

You fill my eager heart with Such desire
Every kiss you give Sets my soul on fire
I give myself in sweet surrender
My one and only love
高鳴る胸は 欲望であふれ
あなたのキスは いつも決まって 私に火をつける 
甘い歓びに ひれ伏す私
かけがえのない あなた

The touch of your hand is like heaven
A heaven that I've never known
The blush on your cheek
Whenever I speak
Tells me that you are my own
あなたが触れると 私は別世界へ
まだ見たことのない世界へ
私が何かを言うと いつも
あなたは頬を染める
あなたは私のものなのね

You fill my eager heart with Such desire
Every kiss you give Sets my soul on fire
I give myself in sweet surrender
My one and only love
My one and only love
高鳴る胸は 欲望であふれ
あなたのキスは いつも決まって 私に火をつける 
甘い歓びに ひれ伏す私
かけがえのない あなた

【STING】My One and Only Love

      ●

My Foolish Heartと双璧をなす1953年の楽曲。
Sweetすぎる歌詞だけど、Melodyが秀逸だからすんなり入ってくる。

John Coltrane & Johnny Hartmanのバージョンがあまりにも有名。
でも今夜はあえてMal WaldronChico FreemanのDUOで酔う。

ボクが敬愛して止まないふたりのミュージシャン。

ビリーホリディの悲哀を全部しょいこんだMal Waldronと
オヤジ譲りの正統派saxで己のルーツを音楽で探ったChico Freemanと。

映画「ユッスー・ンドゥール~魂の帰郷」では
セネガルのアーティストYoussou N'dourが奴隷売買のルーツを音楽で辿ったが、
ChicoFreemanのsaxに初めて接した時、その雄叫びに魂がぐわんぐわん言ったのを覚えている。

   …根無し草が、ルーツを語る。それはお笑いぐさだな。

「自分はどこから来たか、自分は誰か、自分はどこへ行くのか」
そんなお題を向けられたような、強烈な音だった。

   …男と女の出会いも、…ルーツを探る旅なのかもしれない。

今夜も、切りがないな。


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【Tony Bennett】My Foolish Heart

2009-06-05 | MUSIC
The night is like a lovely tune, beware my foolish heart!
夜は素敵な音楽のよう 
油断しないで 愚かな私の心よ

How white the ever constant moon, take care, my foolish heart!
今日に限って なんて月が白々としているのかしら 
油断しないで 愚かな私の心よ 

There's a line between love and fascination,
That's hard to see on an evening such as this,
のぼせてしまうのと愛は別物
こんな晩には 分からなくなってしまうもの

For they give the very same sensation.
感じることは 同じだから

When you are lost in the passion of a kiss.
Your lips are much too close to mine, beware my foolish heart!
夢中でキスしている時
あなたの唇が近すぎる 油断しないで 愚かな私の心よ

But should our eager lips combine, then let the fire start.
でも 二人の唇が一つになるなら 火を付けてしまおう

For this time it isn't fascination, or a dream that will fade and fall apart,
It's love this time, it's love, my foolish heart!
のぼせているわけじゃないのだから 色あせてバラバラになる夢じゃないのだから
今度こそ愛 それは愛なのよ、愚かな私の心よ

【Jazz Standard】My Foolish Heart

      ●

毎日のように桜坂「g」へ顔を出していると、
こんなJazzのスタンダードに酔いしれたくなる夜もある。

1949年の映画の挿入歌がそのままスタンダードナンバーになった楽曲。

高校時代、まだJazzとEasy Listeningの聴き分けがつかなかった頃、
Jazzのオムニバスアルバムを借りて、初めて触れたMale Vocal Number。

Tony Bennettがストリングスをバックに朗々と歌い上げている。

NYの摩天楼がキラキラと脳裏に輝き、
その奥行きある楽曲に、17の青二才が酔いしれた。

歌詞の意味はわからなかったけど、
切ない気持ちはドスンとハートに響いた。

切ない17歳は、締め付けられたチキンハートにきゅんとなって、
照れ隠しのように慣れない煙草に火を付ける。

      ●

鈴木重子のバージョンが本来の姿なんだろう。
恋多きオンナが、わかっちゃいるけど、今夜も恋に落ちる。

男と女の心の襞。
Barの止まり木には、よく似合う。

「Rumをロックで、もう一杯」

いくつになっても、こんな浮き世離れな心情に酔ってる自分が
一番「愚かなりし我が心」なのかもしれないけど。


すっかり、ロックグラスが似合う男になっちまった。





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【bozzo】既視感の亡霊

2009-06-04 | PHOTO
広告の現場を離れて、5ヵ月が経った。
すでに暦は水無月である。

…もう、夏がそこまで来ている。

       ●

かつての朋友が作ったTVCMを
消費者の目線で眺める機会があった。

  なるほど。
     既視感に溢れている。

広く伝えることを生業とする「広告」は
どうしても最大公約なイメージで語られがちだ。

 「どこかでみた」絵の焼き直しになってしまう。

増して、そのジャッジを行うのは
消費者の代表と称する「クライアントの責任者」だ。

クリエイターが絶妙な「既視感のズレ」を呈示し、
消費者のイメージコードから外れたもので
「広告」を生きたモノにしようとしても、

クライアントの「既視感の亡霊」に囚われ、
手足をもぎ取られたような「去勢された」表現に帰着する。

それが常だ。

特にローカルの広告表現は
中央発信の焼き直しの範疇から逸脱できない。

その苦しみの中で悶絶したから、
ボクはドロップアウトしたワケだ。

      ●

しかし、写真表現の深き森に分け入ってあらためて思うのは、
自分が「既視感の亡霊」にどっぷり囚われている…ということ。

クリエイティブディレクションを行うにあたり、
クライアントへ広告表現を説得するときはどうしても
大多数の共通イメージを提示しながら説明することになる。

写真表現を突き詰めれば突き詰めるほど、
自分のイメージコードが、
13年間の広告制作の汚濁に紛れていることを思い知らされる。

    「ウゲっ」

写真をあざとく収めようとする自分がいる。

感じたままを定着する前に、観念が表出してしまう。

      ●

旅の写真が、万人に感動を与えるのは、
やはり理解を超えた絵が素直に切り取られているからだろう。
イメージコードのない事象は、見る者の興味をそそる。

そういった意味で「臺灣」は、
純粋に視欲を満たす絵が多いから
見入る側もおもしろがってくれるのだろう。

「ゆれる。」で構成される女性たちは
そのモデルを知っている人間には、新鮮な要素も多いが、

そのような関わりがなければ、
何処かで見たグラビア写真を素人相手に撮ったもの…と
映るのかもしれない。

自分では被写体との関係性が
そのまま定着できた「新しい写真」として
自信をもって今回展示しているのだが、

やはりまだまだ「既視感の亡霊」が居座っているようだ。

自己を解体する意識。
もっともっと自己に向き合う必要があるようだ。









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【bozzo】RBCiradio出演

2009-06-01 | TAIWAN
05月31日午前11時30分。
RBCiradio「台湾に吹くうちな~んちゅの風」出演。

流求茶館で行われている「臺灣」写真展を
告知してもらった。

ラジオから聞こえる自分の意見に失笑しながらも、
青島食堂での服部京子さんとの出会いに感謝。

その後、流求茶館にて
来場された方々のお話を聞く。

実にさまざまな感想、意見をいただき
これまた有り難く思う。

20時、場所を桜坂「g」に移して
ビールを飲みながら、写真家の意見、
デザイナーの感想に耳を傾ける。

      ●

昨日出会った人たちの感想を総合すると、

男性は「臺灣」、女性は「ゆれる。」に
多少なりの共感を抱くような感じだろうか?

「臺灣」は率直に「台湾に行きたくなる」32枚の写真群。
その切り取り方や目線が、台湾に感動している写真家の
気持ちそのままに定着していて、写真表現として面白い。

特に写真を生業とされている方々から
その切り取り方の妙に共感をもたれた。

「ゆれる。」は
モデルとなった女性たちのその表情の配列、
ブルーな色調とスクエアに
次元を超えた永遠性を感じた…との意見をもらった。

桜坂「g」の空間との一体感が、
写真表現を超えた空間演出になっている…との感想も。

やはり女性からの好意的な意見が多かった。

      ●

その写真家に興味を持ち、写真展に足を運ぶ…
これはなかなか労力の要る行為だ。

それだけでも有り難いコトなのだが、

さらに。受けた感想を率直に語ってもらえる…
写真展をやって良かったと思える瞬間だ。

あと2週間、さまざまな感想に、
大いに感化されたいと、思う。














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