純粋に沖縄県産ムービーである。
役者陣もスタッフ陣も監督も、
ほぼ100%うちなーんちゅ。
こんなに地域限定な映画が成立するのは、
やはり島国沖縄だから…だと感激する。
まずもって根っこから違うのだ。
ヤマトとうちなーでは、出所が違うのだ。
…そんな声高に言っても仕方ないのだが、
ホントに感動してしまった。
エンドロールに出てくる名前が
今、身近にお仕事をしている人たちばかり。
そんな映画、今までなかった。
できることなら、自分の名前も加えたかった。(T_T)
●當間早志監督の「See Me?」
主演の幸地尚子は、
7年前から自社管轄の施設で
アルバイトをしてくれていた。
「ヒジヒジ」の奈須茂樹さんは、
沖縄に来て初めてのお仕事で、
酒造メーカーの新商品キャラクターとして
出演いただいてからのお付き合い。
CDデザインもやらせてもらった。
沖縄に根付かせてくれた恩人とも言える。
そんなふたりのキャラクターが
余すことなく出色したステキなショートストーリーだ。
沖縄のカルチャーを正面切って捉えている監督の目線がすばらしい。
●福永周平監督の「Happy☆Pizza」
まさに今、一緒になって悪戦苦闘してくれている監督。
一番ノリに乗ってる彼だから、成立した作品…だと思う。
全編をアルベルトさんの音楽で演出した潔さに、脱帽。
最後まで飽きさせない造り。
とても3日間で撮影したとは思えない完成度。
だからこそ、その3日間はとても集中されたんだろうな…とアタマが下がる。
手のつけられない悪徳彼氏役の内田周作君とは、
最近お仕事をごいっしょさせてもらった。
クセのある空気感をもった良い役者だ。
●大城直也監督の「マサーおじいの傘」
ものすごく内容の濃いショートストーリー。
この完成度は何?と思うぐらいすばらしい。
大城監督には、要所要所でお世話になっている。
いっしょに東京までキロロの撮影に行った。
空撮に合成で、オレンジ色の衣装を着た群衆を動かしたりもした。
とにかく映像アイディアが豊富な人。
最近ではこんなTVCMも。
au沖縄セルラー電話TVCM
そんな監督が、ご自身の原点である糸満にこだわって
糸満に伝わる格言「意地のいじらぁ手引き、手のいじらぁ意地引き」を核に、
実在した「マサー文徳」さんのエピソードを絡めたストーリーは、
キャスティングの力も加わり、秀逸の仕上がり。
38分とは思えない時間の流れを感じた。
3本どれも見逃せない沖縄県産ムービー。
ぜひとも足を運んでくだされ。
東京では11月10日からテアトル新宿にて。
写真は「Happy☆Pizza」助監督の與那嶺くん。
琉球カウボーイよろしくゴザイマス!
役者陣もスタッフ陣も監督も、
ほぼ100%うちなーんちゅ。
こんなに地域限定な映画が成立するのは、
やはり島国沖縄だから…だと感激する。
まずもって根っこから違うのだ。
ヤマトとうちなーでは、出所が違うのだ。
…そんな声高に言っても仕方ないのだが、
ホントに感動してしまった。
エンドロールに出てくる名前が
今、身近にお仕事をしている人たちばかり。
そんな映画、今までなかった。
できることなら、自分の名前も加えたかった。(T_T)
●當間早志監督の「See Me?」
主演の幸地尚子は、
7年前から自社管轄の施設で
アルバイトをしてくれていた。
「ヒジヒジ」の奈須茂樹さんは、
沖縄に来て初めてのお仕事で、
酒造メーカーの新商品キャラクターとして
出演いただいてからのお付き合い。
CDデザインもやらせてもらった。
沖縄に根付かせてくれた恩人とも言える。
そんなふたりのキャラクターが
余すことなく出色したステキなショートストーリーだ。
沖縄のカルチャーを正面切って捉えている監督の目線がすばらしい。
●福永周平監督の「Happy☆Pizza」
まさに今、一緒になって悪戦苦闘してくれている監督。
一番ノリに乗ってる彼だから、成立した作品…だと思う。
全編をアルベルトさんの音楽で演出した潔さに、脱帽。
最後まで飽きさせない造り。
とても3日間で撮影したとは思えない完成度。
だからこそ、その3日間はとても集中されたんだろうな…とアタマが下がる。
手のつけられない悪徳彼氏役の内田周作君とは、
最近お仕事をごいっしょさせてもらった。
クセのある空気感をもった良い役者だ。
●大城直也監督の「マサーおじいの傘」
ものすごく内容の濃いショートストーリー。
この完成度は何?と思うぐらいすばらしい。
大城監督には、要所要所でお世話になっている。
いっしょに東京までキロロの撮影に行った。
空撮に合成で、オレンジ色の衣装を着た群衆を動かしたりもした。
とにかく映像アイディアが豊富な人。
最近ではこんなTVCMも。
au沖縄セルラー電話TVCM
そんな監督が、ご自身の原点である糸満にこだわって
糸満に伝わる格言「意地のいじらぁ手引き、手のいじらぁ意地引き」を核に、
実在した「マサー文徳」さんのエピソードを絡めたストーリーは、
キャスティングの力も加わり、秀逸の仕上がり。
38分とは思えない時間の流れを感じた。
3本どれも見逃せない沖縄県産ムービー。
ぜひとも足を運んでくだされ。
東京では11月10日からテアトル新宿にて。
写真は「Happy☆Pizza」助監督の與那嶺くん。
琉球カウボーイよろしくゴザイマス!