気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“ロボカーウォーク(ZMP)”とは

2020-02-12 23:03:47 | 自動化・自動運転・自動走行など

自動運転技術の開発を手がけるZMPが開発した電動自動運転車両です。

ZMPは自動運転タクシーの開発も進めていますが、法整備の遅れなどにより実用導入がかなり先になると予想されることから、それと並行してこのような車両の開発を行ない先行導入を図ろうとしているようです。

1人乗りで高齢者などが気軽に乗れる移動手段と考えられています。歩道を走るために運転免許は不要で、自動運転に関する規制にもひっかからないようです。最大時速は6kmで、近所の買物や病院などへの移動が想定されています。

既に量産体制に入っているようで、今年の5月にも出荷を開始し、法人向けにレンタル(10万円/月)していく予定のようです。

導入説明会開催のプレスリリース(2019.11.19)のサイトは、https://www.zmp.co.jp/news/pressrelease_20191119です。


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“Wi-Fi対応電子辞書(カシオ計算機)”とは

2020-02-10 23:32:43 | PC・カメラ・他デジタル機器

カシオ計算機が1月24日より順次発売予定の電子辞書で全部で13機種揃っています。EX-wordシリーズの新機種となります。Wi-Fi機能がついており、別売りのコンテンツが追加できるようになっています。

13機種の内訳は、学生モデル(4機種)、生活・ビジネスモデル(3機種)、外国語モデル(5機種)、専門モデル(1機種)となっています。

例えば、ビジネスモデルの『XD-SX8500』では、ビジネスで必要とされる英語力を磨ける「TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編」や「NHKラジオ ラジオ英会話」などが収録されているようです。

オープン価格ですが、3万5000円~7万前後(税込み)と想定されています。

ニュースリリース(2020.1.9)のサイトは、https://www.casio.co.jp/release/2020/0109_ex-word/です。

 


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“棚SCAN-AI(NTTドコモ、サイバーリンクス)”とは

2020-02-08 23:32:46 | AI(人工知能)

NTTドコモによって開発されたAI画像認識エンジンとサイバーリンクスの商品画像データベースとを用いて構成された、スマホ等で撮影された売場の棚割画像から陳列されている商品やその位置を自動認識することができるシステムです。このシステムは、2018年4月よりサイバーリンクス経由での提供が開始されています。

実店舗にとって売り場の棚割をどう構成するかは重要な課題ですが、最適な棚割を検討するには、まず、現状の売り場の棚にどんな商品がどのように並んでいるかを正確に把握する必要があります。

従来では、商品のバーコードを人手でスキャンし手作業で専用ソフトへの入力データを作成していましたが、このシステムを利用すると、それが自動でできることになります。すなわち、スマホ等で棚を撮影し、それをサーバーへアップすると、商品の情報やその位置情報をAIが判別し、棚割の状況を自動でデータ化してしまうようです。

ドコモでは、今後、自社が所有している各種のデータ(人口統計情報、モバイル空間情報、dポイントの会員情報およびアンケート情報など)や店舗のPOSデータとこのシステムとを組み合わせ、AIが自動的に最適な棚割を提案するようなシステムを構築していこうと考えているようです。

ニュースリリース(2018.3.1)のサイトは、https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2018/03/01_01.htmlです。

棚SCAN-AIを説明しているサイト(NTTドコモ)は、https://www.nttdocomo.co.jp/biz/service/tanascan_ai/です。


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“VTuber(Vチューバー)”とは

2020-02-03 23:11:44 | ソフトウェア技術・サービス・SNS

Virtual YouTuberの略称です。即ち、YouTuberとしてインターネット経由で動画配信・投稿を行うCGキャラクターのこと、あるいはCGキュラクターを使って動画投稿や配信を行うYouTuber(人)のことをこのように呼んでいるようです。2016年12月あたりに登場した言葉のようです。

登場した頃は、声優などの声や動きをCGと同期させ、YouTube上で歌や踊りを視聴させるものだったようです。最近では、仮想空間にVチューバーファンを集めてライブをしたり、現実の世界でVチューバーとファンが会えるイベントを開催したり、とVチューバーの活躍範囲が拡がっているようです。企業が広告にVチューバーを起用する動きも増えているようです。

Vチューバーのビジネスは、(1)キャラクターの開発やコンテンツの制作といった「プロダクション事業」と(2)イベントやライブの開催を支援する技術や配信システムといった「プラットフォーム事業」に大別され、スタートアップ企業によって展開されているようです。

プロダクション事業を手がけるスタートアップとして、Activ8、Smarprise、いちから、アンリミテッドなどが知られており、一方、プラットフォーム事業を手がけるスタートアップとして、バルス、ActEvolve、ビットスター、クラスターなどが知られています。収益に結びつけられるか今後の展開が注目されます。


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“ミラーレスカメラ”とは

2020-02-02 23:54:29 | PC・カメラ・他デジタル機器

ミラーレスカメラは文字通りミラーがなくレンズ交換式を特徴とするカメラです。一眼レフに使われているようなミラー(注:光を反射させ光路を変えるための鑑のことで“レフレクタ”と呼ばれる)がなく、対象物の確認が“光学ファインダー”の代わりに“電子ビューファインダー”や(コンパクトカメラについているような)“液晶モニター”で行われるタイプのカメラです。コンパクト型カメラとは異なり一眼レフカメラのようにレンズは“交換式”となっています。

入門者用のミラーレスカメラとして、最近、キャノン、ソニー、オリンパスの製品だけでなく、ニコンの製品も加わり、市場獲得争いが激しくなっているようです。交換式レンズは、標準のズームレンズと望遠ズームレンズの両方がセットされた“ダブルズームキット”が人気のようです。以下のような製品が知られています。

1)キャノン:「イオス キス M ダブルズームキット」(10万4000円前後)

=>プレスリリース(2018.2.26)のサイトは、https://cweb.canon.jp/newsrelease/2018-02/pr-kissm.htmlです。

2)ソニー:「α6400ダブルズームレンズキット」(14万4800円前後)

=>プレスリリース(2019.1.16、2019.6.13改)のサイトは、https://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201901/19-0116/です。

3)オリンパス:「ペン E-PL9 EZ ダブルズームキット」(6万4000円前後)

=>ニュースリリース(2018.2.7)のサイトは、https://www.olympus.co.jp/news/2018/nr00696.htmlです。

4)ニコン:「Z 50 ダブルズームキット」(16万9800円前後)

=>プレスリリース(2019.10.10)のサイトは、https://www.nikon.co.jp/news/2019/1010_z50_01.htmです。 

なお、2月27日には、富士フイルムより、「X-T200 ダブルズームキット」(税抜11万9500円と想定)が発売される予定です。

=>プレスリリース(2020.1.23)のサイトは、https://www.fujifilm.com/jp/ja/news/list/2676です。


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“公道を走行する自動運転バス(SBドライブ)”とは

2020-02-01 23:30:35 | 自動化・自動運転・自動走行など

ソフトバンクの子会社であるSBドライブが2020年4月以降に茨城県境町で実用化予定の、公道を走行する自動運転バスです。公道を走る自動運転バスの自治体における実用化は今回のものが初めてのようです。

自動運転のレベルはドライバーが乗車しその一部をシステムが分担するタイプの「レベル2」です。茨城県境町の住民などを乗せ、病院、銀行、スーパーなどを経由し、約5kmを運行するようです。巡回ルート内は自動運転走行が原則で、車庫と巡回ルートとの間を運転手(人)が操作するようです。

自動運転の車両は、SBドライブが仏ナビヤ社の自動運転をベースに設計した「ナビヤ アルマ(NAVYA ARMA)」と呼ばれるもので、乗員2名を含め11名が定員のようです。

プレスリリースのサイト(pdf資料)は、https://www.softbank.jp/drive/set/data/press/2020/shared/20200127_01.pdfです。

記者発表会(2020.1.27)の模様の投稿動画が、https://www.youtube.com/watch?v=YA8ozrZ6NHg、などで視聴できます。

 

 


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