レンタル大手のTSUTAYAが2015年5月5日に販売開始した、スマートフォン(スマホ)です。このスマホは、CCCグループとフリービット(本社:東京都渋谷区)の戦略的資本・業務提携により実現化されたようです。
「SHIBUYA TSUTAYAを皮切りに、全国のTSUTAYAほか16店舗を7月末までに展開 Tカードをご利用の皆さまへスマホを通じた新しいライフスタイルを提案」といったフレーズがつけられています。
データ通信料(注:通話料を除く)が月額1000円(税別)とシンプルな料金プランとなっています。通信回線は現時点で主流のLTE(3.9世代)よりも1世代前の3G回線となっています。
スマホの代金は税別で2万4000円で、ネット通販(http://tone.ne.jp/)でも、TSUTAYAの店頭でも扱っているようです。扱う店は、東京の渋谷店からスタートし、徐々に増やしていくようです。
トーンモバイル、カルチュア・コンビニエンス・クラブ、CCCモバイルのニュースリリース(2015.4.30)のサイトは、http://www.ccc.co.jp/news/2015/20150430_004748.htmlsです。
トーンモバイルのプレスリリース(2015.4.30)のサイトは、http://tone.ne.jp/press/movie/20150430.htmlです。
KDDI(au)が2月13日に発売した、シニア向けのスマートフォン(以下、スマホ)です。京セラ製です。KDDIとは初めてのシニア向けスマホだそうです。
画面のサイズは5型で大きく、ホーム画面もわかりやすい表示に工夫されているようです。即ち、電話やメールなどのアイコンや文字を大きくしています。通話についても相手の声は画面の振動と音で伝えるようになっているようです。これは、京セラ独自の技術とのことです。
内蔵しているカメラの有効画素数はメインが約1300万でサブが約97万です。また、アプリストアのグーグルプレイからアプリを自由にダウンロードできるようです。シニア向けにしては珍しいようです。
サイズは約70(W)x142(H)x10.4(D) mm、重さは約152gです。
ニュースリリース(2015.1.19)のサイトは、http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2015/01/19/870.htmlです。
良品計画が提供している、衣料や生活雑貨を扱う店「無印良品」のスマホアプリです。ダウンロードは無料です。このアプリの利用者から得られるデータを使って、店舗や通販サイトへの誘導を狙っているようです。
買い物をしたり、商品についてのコメントをした時にマイルを得ることができるようになっていて、溜まったマイルはポイントと交換して買い物などに利用できるようです。
店頭で買い物をした時にマイルを得るためには、アプリを起動してバーコードを表示しそれを店頭のスキャナーにかざすようになっているため、店側からすると顧客の購入履歴や頻度のデータを得ることができることになります。
また、「チェックイン」と呼ばれる機能がついていて、これを利用してマイルを得ることもできるようです。即ち、アプリを起動し自分を中心とする半径600m以内に店舗が表示された場合、その店舗をタップするだけで10マイルが付与されるようです。店側にとっては、この機能により、チェックインを行う人の生活圏を推測できる場合があり新規に店舗を開店する時に来店を促したり、チェックイン時に販促情報を送りつけたりできるようになるようです。
JR佐倉駅から車で約5分のところにある巨大スーパー(スーパーセンター)です。
売り場の面積は8000~1万平方m、休日は1日6000人以上の来客があり、ひとりあたりの平均買い上げ点数は20を超えるとのことです。
特徴は、店内(入口とレジ付近)に設置した(50台以上の)赤外線センサー(サーモセンサー)により客数データを割り出すシステム(注:英スーパー大手のテスコが700店舗に導入済み)に過去の客数データを組み合わせ、現在稼働中のレジ台数、15分後、30分後に必要となるレジ台数を予測し続けるシステムを導入し、ほとんどレジ待ちを起こさない運用を実現している点です。1台のレジに並ぶ客が2組以下となるように(“1+2”というルールで)レジ台数を決定しているとのことです。
導入前の日曜日では、1+2はわずか20%程度しか達成できていなかったようですが、この予測システムの導入で80%以上の達成率に向上したとのことです。待ち行列の解消は、顧客満足度の向上だけでなく従業員の満足度向上にも寄与したとのことです。
ソニーモバイルコミュニケーションズが、2015年夏に発売予定のスマートフォンです。Xperia Zシリーズの完成形を目指した商品のようです。販売する通信事業者(キャリア)は発表されていないようです。
「仲間との撮影やシェアを楽しめる、広角25mmフロントカメラ搭載、高音質なワイヤレス音楽再生を可能にするLDACに対応」といったフレーズがつけられています。
特徴は、Xperia Zシリーズで最高画質のカメラを搭載するとともに高音質の「ハイレゾ」音楽(※1)に対応し、さらに無線でもヘッドホンへきれいな音を送れるLDACと呼ばれる技術をスマホとして初めて導入した点だそうです。なお、LDAC(※2)とはソニーが規格化した音声圧縮型のコーデックで、最大96kHz/24bitの高品質な音声データを圧縮しBluetooth/A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)準拠で最大990kbpsで転送できるようにした技術のようです。フルネームは不明です(注:DACはDigital Analog Converterと思われます)。
※1 関連ブログ(“ハイレゾ音源”とは、2015.3.1)のサイトは、http://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/09467d47e2ce8956112adb1554b769a3です。
※2 関連サイトは、https://av.watch.impress.co.jp/docs/topic/700991.htmlです。
カメラは、背面が2070万画素、前面が510万画素でグループ自撮りがしやすい焦点距離25mmの広角レンズが採用されるようです。画面は5.2型、本体サイズは146x72x6.9mm、重さは約144gです。
ニュース&トピックス(2015.4.20)のサイトは、http://www.sonymobile.co.jp/company/press/entry/2015/0420_1_xperia_z4.htmlです。
NTTドコモが2015年4月23日に発売したスマートフォンです。サムスン電子製です。出足は好調のようです。
フルハイビジョンの約1.8倍の高精細な有機EL画面(5.1型)を搭載している点が特徴のようです。また、エッジ部分(画面の両端)が湾曲しているデザイン(デュアルエッジスクリーン)も特徴のようです。その部分にはよく連絡をする人からの電話やメールが表示されるようになっているようです。
その他、OSはアンドロイド5.0、CPUは8コアの「Exynos 7420」、ROM容量が64GB、RAM容量が3GB、カメラの画素数はメインカメラが1600万・サブカメラが500万、本体サイズは70×142×7mm、重さが132gなどです。
なお、エッジスクリーンでない、通常の画面を備えた「Galaxy S6 SC-05G」も同時期に発売されています。
報道発表資料(2015.4.8)のサイトは、https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2015/04/08_00.htmlです。
au(KDDI)が、2015年4月23日に発売したスマートフォンです。サムスン電子製です。
フルハイビジョンの約1.8倍の高精細な有機EL画面(5.1インチ)を搭載している点が特徴のようです。また、エッジ部分(画面の両端)が湾曲したデザイン(デュアルエッジスクリーン)になっていることも特徴のようです。
“「4G LTE」受信最大225Mbps (注:最大値は地域や端末により異なる)、「WiMAX 2+」受信最大220Mbps (注:一部エリアから順次提供) 対応により快適で安定した高速データ通信が楽しめる”といったフレーズがつけられていて、2つの次世代通信ネットワークに対応しリッチなコンテンツや動画なども安定して快適に楽しめるようです。
その他、OSはアンドロイド5.0、CPUは8コアの「Exynos 7420」、ROM容量が64GB、RAM容量が3GB、カメラの画素数はメインカメラが1600万・サブカメラが500万、本体サイズは70×142×7mm、重さが132gなどです。
ニュースリリース(2015.4.8)のサイトは、http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2015/04/08/1050.htmlです。
マスプロ電工(注:コダックブランドの販売権を持っている)が米コダック社から輸入し、2015年4月16日に発売した防水・耐衝撃性能を備えたスポーツカメラです。画素数は約1600万です。
「レジャーやアウトドアスポーツに特化したタフネスカメラ!」といったフレーズがつけられています。
水深約5mの水圧に耐え、地上約1.2mからの落下にも耐える構造になっているとのことです。電源は単3乾電池2本で大丈夫のようです。海水浴や雨天時の野外での使用も想定されているようです。
本体サイズは107.1(幅)×59.8(高さ)×28(奥行)mm、重量は約130g(本体のみ)となっています。
オープン価格ですが、税別で1万5500円と想定されています。
プレスリリース(2015.4.2)のサイトは、http://www.maspro.co.jp/new_prod/wp1/index.htmlです。
スマホ(やタブレット)とテレビとを接続し、スマホ内の画像・映像をテレビに送ったり、インターネットを介して放送や映像サービスなどを利用できるようにする専用の機器です。
以下のようなSTB(セットトップボックス)が知られています。
Apple TV:iTune StoreやYouTubeなどの豊富な動画コンテンツの利用が可能であり、またiCloudとの連携も行えるようです。価格は税込8856円です。関連サイトは、https://www.apple.com/jp/appletv/です。
Nexus Player:機器内部に保存領域があり対応アプリをダウンロードして利用可能であり、またゲームパッド(税込4980円)を使うことによりゲームを楽しむこともできるようです。価格は税込1万2800円です。関連サイトは、http://www.google.co.jp/intl/ja_jp/nexus/player/です。
Chromecast:安価かつ手軽に導入が可能とのことであり、スマホやタブレットのアプリから写真や動画などをテレビの方へ送って視聴できるようです。価格は税込み4536円です。関連サイトは、https://www.google.co.jp/chrome/devices/chromecast/です。
どの製品も、「ミラーリング」と呼ばれる機能を有していて、スマホ(やタブレット)の画面と同じものをテレビの大きな画面で楽しめるようになっているようです。
2015年4月24日に発売されたアップルウォッチで利用可能な、アップル以外の企業が提供するアプリです。
電話、メール、地図等の(アップルが提供している)内蔵アプリとは別に、現状で100前後の外部アプリが提供されているようです。
提供されている外部アプリとして以下のようなものが知られています。
“ツイッター” ==>つぶやきを声で入力できるようです。
“日本航空” ==>搭乗口まで案内し、かざすことにより搭乗口を通れるようにしているようです。
“LINE” ==>メッセージの返信を絵柄で行えるようです。言葉は不可とのことです。
“グノシー” ==>ニュースの記事の一覧を見れるようです。ただ、内容はiPhoneの方で読むことになるようです。
“クックパッド”==>煮たり焼いたりする調理時間を振動で知らせるようです。ただ、レシピの検索はiPhoneの方で行うようです。
“NAVITIME” ==>クックパッドと同様に、電車を降りるタイミングを振動で知らせ、ルートの検索はスマホの方で行うようになっているようです。
スマートウォッチはスマホと比較し画面が小さく文字入力が難しい等の制約から、スマートウォッチ側でできる機能は絞り込まれたり、スマホが補完する形にせざるを得ないようです。