“LTV-1S700WP（ロジテック）”とは

ロジテックが11月26日に発売したワンセグが視聴できる防水仕様の液晶テレビです。液晶画面のサイズは7型です。お風呂やプールサイドなどの水周りでも気軽にテレビを楽しむことができるとのことです。

ACアダプタによる使用だけでなく、内蔵の充電池でも使用可能で（注：4時間の充電で3時間視聴可能）、屋内／屋外問わず、気軽に持ち運んでワンセグ放送を視聴可能とのことです。

オープン価格ですが、4万9800円と想定されています。

プレスリリース内容のサイトは、http://www.logitec.co.jp/press/2007/1114_03.htmlです。

“Ｄ９０５ｉ（NTTドコモ）”とは

NTTドコモが11月26日に販売を開始したワンセグ（携帯端末向け地上デジタル放送）対応機能付の携帯電話です。三菱電機製です。

「ハイライト再生」と呼ばれる機能、即ち、録画したスポーツ番組のアナウンサーの声や観客の歓声など、音声の盛り上がり度合いを画面にグラフ表示し、盛り上がっている部分だけを抽出し、見どころを連続して再生するような機能を搭載しています。

オープン価格ですが、5万円前後と想定されています。

報道発表資料のサイトは、http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/071116_00.htmlです。

“Ｎ９０５ｉ（ＮＴＴドコモ）”とは

NTTドコモが11月28日に販売を開始した携帯電話です。NEC製です。

業界最高レベルの520万画素のカメラを搭載しています。また、「ヤマハサウンド」の搭載により臨場感あふれる高音質でワンセグを楽しむことができるとのことです。

オープン価格ですが5万円前後と想定されています。

報道発表資料のサイトは、http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/071116_00.htmlです。

“MIRROR（ミラー） 821P（ソフトバンクモバイル）”とは

ソフトバンクモバイルが11月30日に発売した鏡面仕上げの携帯電話です。パナソニックモバイルコミュニケーションズ製です。

見る角度によって色が美しく変化するミラーパネルが採用されています。また、内蔵のデジカメは、200万画素で、写真撮影の際自動的にピントを合わせる機能も備えているとのことです。

オープン価格ですが店頭では2万円台前半のようです。

プレスリリースのサイトは、http://www.softbankmobile.co.jp/corporate/news/press/2007/20071128_02/です。

“ＷＩＮＤＳ”とは

Wideband Internetworking engineering test and Demonstration Satelliteの略です。JAXA（宇宙航空研究開発機構）とNICT（情報通信研究機構）が共同で開発を進めている実験衛星で、2008年1月～2月に打ち上げが予定されています。

現在の衛星放送用と同じ直径45cmのアンテナを用いて日本のどこでも下り155Mbpsのブロードバンド回線を利用できるとのことです。なお、直径5m以上のアンテナを使用すると上り下りとも1.2Gbpsの中継が可能とのことです。衛星通信では初めてとなるATMスイッチを搭載しています。

WINDSは高度約3万6000Kmの静止衛星軌道上を周回します。Ka帯と呼ばれる周波数帯を利用します。地球局からの上りが27.5G～28.6GHz、下りが17.7G～18.8GHzという周波数帯です。

“Ｍ２Ｍ（Machine to Machine）”とは

これは、機械と機械がIPネットワークを介して相互に通信し合う形態を指しています。

機械としては、従来のコンピュータだけでなく、産業機器や家電など広い分野の機器が含まれます。

M2Mの用途としては色々なものが考えられています。産業分野だけでなく、ホームネットワーク（携帯による自宅の施錠、監視カメラによる自宅内の監視、自宅のHDDレコーダの映像の外出先での視聴、など）への活用なども考えられています。

通信業界にはM2Mの関連で2つの団体が存在しています。「M2Mコンソーシアム」と「UOPF（Ubiquitous Open Platform Forum）」です。前者はアッカ・ネットワークス、ウィルコム、マイクロソフトが中心です。後者は、NTTコミュニケーションズが中心で、「m2m-X」とよばれる通信技術の策定と普及を目指しています。

“ＵＤＰ-Ｌｉｔｅ”とは

インターネットで利用されているUDP（User Datagram Protocol）と呼ばれるプロトコルから派生したプロトコルです。UDPの仕様をベースとして、その一部を変更し、部分的に壊れたパケットでも受信できるようにしたものです。UDPとも互換性があります。RFC3828で規定されています。

具体的には、IPヘッダ内の「プロトコル番号」のフィールドを「17」から「136」に変更し、UDPヘッダ部では「長さ」のフィールドを「チェックサム・カバー範囲」という意味で使用するようにしています。後者のフィールドに設定する値によって、チェックサムで完璧を保証する部分と壊れても許容する部分とに分け、壊れたパケットでもその場所によっては受信できるようにしています。

IP電話や映像のストリーミング配信などのアプリケーションにおいて有益と考えられています。

“300Mbps無線LAN”とは

これは、2本のチャネルを束ねて高速化を図る「デュアル・チャネル」方式を利用して最大300Mbpsが実現される無線LANのことです。

最新の無線LANの規格であるIEEE802.11nには、20MHz幅のチャネルを2本束ねて40MHz幅を1チャネルとして利用する方式、即ち「デュアル・チャネル」方式が定義されています。日本国内において20MHz幅を利用したときに実現できる無線LANの最大速度は130Mbpsとなっていますが、デュアル・チャネル方式を利用することにより、最大300Mbpsが実現できるということです。

関連製品がNEC、NECアクセステクニカなどから発表されています。http://www.nec.co.jp/press/ja/0705/2301.html

“ＮｏＶｏｉｃｅ（ノーボイス）”とは

これは音楽CDの音声部分だけを消去して再生することができるソフトです。イーフロンティアから2007年2月2日に発売されています。標準価格が5460円です。

音楽CDなど(注：WAV/MP3ファイルも)を再生中に、画面上の「No Voiceボタン」をクリックすると音声が消えてカラオケトラックの再生に変わります。音楽CDをパソコンへ取り込み音声を消去した音楽ファイル(WAV/MP3)を作成することもできます。

キーやテンポを変更できるほか、「歌詞(カラオケ)ウィンドウ」も搭載しています。別売りのマイクを利用すると、音声消去した音楽ファイルに自分の声を録音することができるとのことです。

製品サイトは、http://www.ifour.co.jp/product/novoice/です。

“マピオンタッチ”とは

地図情報サービスを手掛けるサイバーマップ・ジャパン社が、11月12日に「iPodタッチ」（注：米アップル社が提供している携帯音楽プレーヤ）向けに提供を開始した地図情報サービスです。

端末の画面を指でなぞることにより、地図をスムースにスクロールしたり縮尺を変えたりすることができます。iPodタッチで専用にサイト（http://www.mapion.co.jp/touch/）にアクセスし地図を読み込むとこのサービスが利用できるとのことです。無料で利用できます。

ニュースリリースのサイトは、http://blog.mapion.co.jp/release/2007/11/071112_8648.htmlです。