“ロケーションビュー”とは

不動産ネットオークションのアイディーユーと航空測量のアジア航測が共同開発した全方位地図です。10月より認知度を高める狙いから無料公開されています。サイトは、http://www.locaview.com/です。

ログインすると、画面の下に平面の地図がその上には地図上で指定した地点の実写映像を映すスクリーンが現れます。マウスを使用することにより、地点の映像を360°回転させて見たり、コントローラで映像を移動させることもできるようです。

現在公開されているのは東京23区及び大阪、名古屋などの5都市ですが、来年の10月までには全国の政令指定都市をカバーするようです。

“クロスサイト・リクエスト・フォージュリ（ＣＳＲＦ）”とは

これは、ユーザがメールなどに書かれているURLのリンクを辿るだけで意図しない操作をさせられてしまう攻撃です。フォージュリ（forgery）とは偽装という意味です。

例えば、友人を装った犯罪者からメールが届き、そこに記述されたURLのリンクをクリックしただけで自分の銀行口座から相手に送金されてしまうなどの事態が引き起こされます。

オンラインバンキングでの送金処理では「http://銀行のURL/soukin.asp?金額=50000&振込先=9876543」のようなURLが使われます。即ち、ユーザの口座から50000円が口座番号9876543に送られます。ユーザが銀行のサイトにアクセスしているときに、送られてきたメールの中に、このようなURLが書かれており、これをクリックしてしまうと被害にあう危険性があります。

不審なメールは徹底して無視するよう心がける必要があります。

“FinePix Z10fd（富士フィルム） ”とは

富士フィルムから11月17日に発売されたコンパクト型ディジタルカメラです。724万画素です。

本体はシャープな箱型に丸みをつけたデザイン（「ラウンド＆エッジデザイン」と呼ばれている）で操作性がよいとのことです。

また、瞬時に顔を検出してピントや明るさを最適にできる機能（「顔キレイナビ」技術）を搭載しています。

オープン価格ですが、店頭では3万円前後です。

ニュースリリースのサイトは、http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/article/ffnr0153.htmlです。

“ＩＰＴＶ”とは

これは、インターネットの通信プロトコル「IP（Internet Protocol）」を採用した専用の通信網（IP網）を用いてテレビや映画などの映像を配信するサービスです。

動画配信サービスとして「ユーチューブ」や「Gyao（ギャオ）」などが知られていますが、これらはインターネットを用いて配信されます。従って、それに接続されたパソコンなどで利用できます。

IPTVの場合は専用のIP網を経由して伝送されます。日本ではNGN（次世代ネットワーク）を使ってこのサービスが実現される予定です。通常のTVと専用受信装置（STB：Set Top Box）を利用して配信される映像を楽しむように考えられています。

“Ｅ－３（オリンパス）”とは

オリンパスイメージングが11月23日に発売予定のディジタル一眼レフカメラです。オリンパスの最上位機種となります。1010万画素です。

焦点を11点から絞り込む新型センサーによる世界最高速のオートフォーカス、1秒当たり5コマの高速連写機能、1/8000秒の高速シャッターの搭載などが特徴です。

オープン価格ですが、店頭ではレンズなしの本体では20万円前後のようです。

ニュースリリースのサイトは、http://www.olympus.co.jp/jp/news/2007b/nr071017e3j.cfmです。

“ＬＵＭＩＸ ＤＭＣ－Ｌ10Ｋ（松下電器産業）”とは

松下電器産業から10月26日に発売されたディジタル一眼レフカメラです。1010万画素です。

特徴はモニターの画面を左右に180°、上下に270°回転させられる「フリーアングル液晶」を搭載している点です。地面に近いところや高い位置からでも撮影が容易とのことです。

オープン価格ですが、店頭では本体のみが10万円前後、標準レンズキットが15万円前後のようです。

プレスリリースのサイトは、http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn070925-2/jn070925-2.htmlです。

“サーフェイスＬＡＮ”とは

シートを伝送媒体とするLANです。特徴は、専用のシート上にパソコンや家電などを置くだけで、どこからでも通信が行え、電力供給を受けられる点です。

これは、「エバネセント波」と呼ばれる電波（即ち、電波が全反射するときに全反射面から染み出てくる電波のこと）を利用します。シートとパソコンなどの端末とは電気的につながっていません。データ送信時にシートに電波を押し込み、受信時にはシートから染み出るエバネセント波を取り込みます。

シートは発砲材を金属シートと金属メッシュで挟み込んだ構造になっています。

信号の減衰などがあり通信可能範囲は広くなく、半径3mあたりが目標とされています。

早ければ、2009年には製品が登場する可能性があるとのことです。

“Twitter（トゥイッター）”とは

これは、ユーザの「つぶやき」を相互に共有できるWeb2.0系のサービスです。

公式のページ（英語）は、http://twitter.com/です。こちらにアクセスし、ユーザ名、パスワード、メールアドレスなどを登録することにより、すぐに利用できるようになります。

このサービスでは、各ユーザによって書き込まれた「つぶやき」（例えば、「今、自分が何をしているか」や「興味を持っていること」など）がリアルタイムに観察できる仕組みが提供されます。

自分との関係として「Friends」（即ち、自分のページにその人のコメントを表示させたいユーザのこと）や「Followers」（即ち、自分の発言を取り込んでその人のページに表示させているユーザのこと）という概念があります。

他のユーザを一方的にFriendsとして登録することにより、そのユーザとの知り合い関係がなくとも自分のページにあたかも知り合いであるかのようにメッセージを取り込んで更新表示できるの、即ち、ユーザ同士をゆるい関係をつなぐ点が特徴となっています。

「Twitter」とは日本語で「（ぺちゃくちゃ）しゃべる」という意味です。

“ＭＰ６１２ｃ（ベンキュー）”とは

ベンキュージャパンが11月5日より発売しているプロジェクタです。輝度は2200ルーメンです。ランプの寿命は最大で4000時間、重さは約2.5kgです。

自然風景に多い中間色の再現性を高めたとのことです。


オープン価格ですが、店頭価格は7万9800円と想定されています。

プレスセンターのサイトは、http://www.benq.co.jp/press/News.cfm?id=2080&cat=0です。

“ピザちぇき！”とは

ジェイマジック社（注：携帯電話向けサイトを運営する業者）が「ピザハット」の販促キャンペーンの一環として始めた、自分の顔に似たピザを紹介するサービスです。即ち、携帯のカメラで撮影した自分の顔写真を送ると、ピザハットのどの商品に分類されるかを教えてもらえるというものです。

「顔ちぇき！」と呼ばれるサービス（*）が今年の4月に開始されていますが、この仕組みを応用したものです。


（*）自分の顔写真を送ると似ている有名人を判定してくれるサービスです。http://www.j-magic.co.jp/01_media/kaocheki.htmlを参照。