2020年の高速道路での自動運転の実現に向け、「官民ITS構想・ロードマップ2016(※)」の中で示された4つの技術レベルです。
※政府が2016年5月に発表。下記サイトを参照 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/kettei/pdf/20160520/2016_roadmap.pdf
具体的には、以下のようになっています。
レベル1「単独型」:アクセル、ハンドル、ブレーキのうちのいずれかひとつの操作をシステムが行うもの。例.自動ブレーキ、先行車の追従走行、車線内走行、など
レベル2「システムの複合化」:上記3つの操作のうちの複数の操作をシステムが行うもの。例.車線の自動変更、自動追い越し、など
レベル3「システムの高度化」:上記3つの操作をすべてシステムが行うもの。但し、システムから要請があるときは人間が対応する。
レベル4「完全自動走行」:上記3つの操作について人間は(緊急時以外)全く関与しないレベル。
なお、実用化の時期については、レベル1は2017年3月時点ですでに実用化が開始されており、レベル2は2019年以降、レベル3は2021年以降、そしてレベル4は2026~30年頃と設定されています。