気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

"自動運転の技術レベル"とは

2017-04-13 23:17:22 | 自動化・自動運転・自動走行など

2020年の高速道路での自動運転の実現に向け、「官民ITS構想・ロードマップ2016(※)」の中で示された4つの技術レベルです。

※政府が2016年5月に発表。下記サイトを参照  http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/kettei/pdf/20160520/2016_roadmap.pdf

具体的には、以下のようになっています。

レベル1「単独型」:アクセル、ハンドル、ブレーキのうちのいずれかひとつの操作をシステムが行うもの。例.自動ブレーキ、先行車の追従走行、車線内走行、など

レベル2「システムの複合化」:上記3つの操作のうちの複数の操作をシステムが行うもの。例.車線の自動変更、自動追い越し、など

レベル3「システムの高度化」:上記3つの操作をすべてシステムが行うもの。但し、システムから要請があるときは人間が対応する。

レベル4「完全自動走行」:上記3つの操作について人間は(緊急時以外)全く関与しないレベル。

なお、実用化の時期については、レベル1は2017年3月時点ですでに実用化が開始されており、レベル2は2019年以降、レベル3は2021年以降、そしてレベル4は2026~30年頃と設定されています。


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