気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“DC-HSDPA”とは

2010-11-30 23:30:18 | Weblog
携帯電話回線を利用した高速データ通信規格で、Dual-Cell High Speed Down Packet Accessの略です。

第3世代(3G)のW-CDMA方式を進化させた「HSPA(High Speed Packet Access)」をさらに高度化させたもので、第3.5世代(3.5G)と呼ばれています。

下り(即ち、基地局から端末方向)の通信速度の最大が42Mbpsであり、これは固定電話線を用いた高速ディジタル加入者線方式のADSL(Asymmetric Digital )並みの速度です。

イー・モバイルが今年(2010年)の12月中旬に、ソフトバンクモバイルが来年2月にこの方式のサービスを開始するようです。

なお、NTTドコモは、その先の第3.9世代と呼ばれるLTE(Long Term Evolution)のサービスを今年(2010年)の12月24日に始めるようです。この方式では、当初、屋内での受信速度が最大75Mbpsとのことです。


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