5日目
掲示されていた写真 集合写真を挟んだファイルに載っていた写真左から
アイガー(3970m)メンヒ(4107m)ユングフラウ(4158m)
この日も山へ。登山電車でユングフラウヨッホ駅に向かいスフィンクス展望台へ上った。この駅はメンヒとユングフラウの中間にあり、ヨーロッパで一番高い位置にある駅だそうだ。其処から高速エレベータで一気に上った処に展望台(3573m)がある。この歯車式登山電車はアイガーとメンヒの山の中を掘って作られたものであり、長~いトンネルであった。計り知れない苦労をして作られたものなのであろう。
展望台は雲の中、四方を見渡しても何も見えず、雪が降っていたし風も強く気温は零下4度であった。風景を撮る事叶わず皆は雪の中の人間を撮っていた。私はスカートなので風にあおられ「Tさんスカートが!」と同行の若い方に注意され慌てて室内に駆け戻ってしましまったから写真を一枚も撮る事が出来なかった。外人の男性が上半身まっ裸で万歳した格好で写真を撮って貰っていた。四方が見渡せたなら如何に素晴らしい景観であった事かと思えば残念な気持ちもあるが、でも富士山よりも高い山に上れた事に意義を感じている。
から松の松ボックリが一杯 車中から撮った山 こんな綺麗な川も流れていた
この日のホテルは夕べと同じであった。
6日目 プリエンツ湖クルーズにてインターラーケンへ
遊覧船の2等で約1時間ルツェルン湖を見て回る。遠くに見える山並みは綺麗、湖畔に建つ素敵な家、そして水面も飽きずに眺めた気分爽快の時であった。
バスで移動中に撮った風景。スイスでは至る所で牛が草を食べている光景に出合った。昔結婚した当初、夫が自社で作ったコンピュータを持ってパリで行われた展示会に行った時、その余暇にユングフラウに行き手紙をくれた事があった。「牛が草を食んでいる!牛が草を食んでいる~」とその手紙には書いてあった。今回この光景を見て「あ~あの手紙はこの風景だったのだ」と思い至ったのであった。この旅の最中始めて夫を思った時であった。
スイスのルツェルンを流れるロイス川に架かる橋で、ヨーロッパで最も古い屋根付きのカペル橋。白鳥が沢山泳いでいた。
カベル橋の傍を急な流れが・・・ フランス革命でルイ16世の家族を守って
死んでいったスイス傭兵達の悲劇をテーマに
扱ったライオンの記念碑。大きな岩に作られてあった。
カペル橋観光を終え約1時間でチューリッヒへ。今夜は「ベストウエスタン モンタナ」というホテルに泊った。
7日目 スイスの旅最後の観光
名前は?紫色の花が咲いた大きな木 日本とは一寸違う雀、郷愁を感じる
羽根を広げた優雅な白鳥 サルビアに似た花が一面に マロニエの木とスイス国旗
以上でスイス観光は終わった。最後の夕食はチューリッヒの或るレストランに行った。5月に誕生された3人の方を祝い、この旅の為にご尽力下さったW牧師と長くスイスに住まわれ諸事に通じ全てにお力になって下さったAさんに感謝の意を込めて乾杯。同行16人に一人の落後者もなく元気で仲良く助け合い、愉しい有意義な8日間であった事を心から感謝した。 最高年齢として参加した私も眩暈も起こさず皆と行動を共にする事が出来嬉しさはひとしおであった。一重に皆さまのお助け合っての事と感謝の一語に尽きる思いである。 本当に有難うございました。
同行16名の集合写真です
3回に亘った長い旅行記をご覧下さった方々に感謝致します。