老いて、なおチャレンジ

大好きな草花と共に、余生を楽しめたらいいな~

北海道旅行

2012-06-28 16:09:47 | 

  
ヴァイオリンを弾く甥           熟年6人のアンサンブル       弟の伴奏をした姪の独奏

今回の北海道旅行の主目的は、小さい頃ヴァイオリンを習っていた甥が、退職一寸前から再び習い始めその教室の発表会を母親に聞いて貰いたいとの思いが実現したものだった。小さい時やったとは言え6年間でこんなに上手になったとは驚きであった。夫々仕事を持ちながら趣味で愉しくヴァイオリンを弾く熟年の方々の演奏はお世辞でも上手とは言えないけれど、皆の真剣に弾く姿を見ながら、娘時代ヴァイオリンを習った事のある私がもう少し若かったらやりたかったな~という思いを抱いた。
とても良い発表会で愉しい時間を過ごす事が出来た。母親に聞いて貰えた甥もきっと嬉しかったであろう。

   
レストラン・アンサンブルでの夕食。この他にスープ・パン・コーヒーも。

その夜、甥は発表会の打ち上げで参加出来なかったが、女性4人は家の近くにあるフランス料理店で夕食をした。前もって年寄りがいる事でお願いしてあったので量的にも少なめだったし、料理がとても美味しく大満足であった。

   
                 甥の家                               バーベキュー風景

千歳空港から車で約30分位の一寸小高い別荘地に甥の家は建っている。友達の建築家が設計したユニークな素敵な家であった。300坪の敷地内には沢山の植物が植わっており、近所の方や知人達が苗をくれたり勝手に植えて行ってくれたりした植物等であるらしく、甥の人柄が分かる様に思えた。何時も太陽が燦燦とふりそそいでいる庭を見て、植物大好きな私にとっては羨ましい限りの庭であった。
最後の夜はベランダでのバーベキュー。ジンギスカン(子ひつじ、ラム肉)は柔らかく美味しかったし、非常に愉しい時を過ごした。

 ルピナスが一杯 
しゃくやく畑 ライラックの木が多く紫色の花が綺麗でした バラ、時期的に一寸早かったようです。少ししか咲いていませんでした
八重のけし、大きな花でした 花の名前は分からないけれど、青が綺麗でした カーネーションです
夕張郡由仁町にある「ゆにガーデン」の植物です。

3日目は「ゆにガーデン」にいった。敷地内はとても広いので姉は車椅子で見て回った。息子が終始押して回ったが久し振りに親孝行が出来嬉しかっのではないかな?空は真っ青だったし、いい空気を吸い綺麗な花を 存分に見る事ができ快適な気分であった。

  
天体。

食卓から上の様な天体が見られる。左は夕日がまさに沈む場面。次は夕焼けがとても綺麗だったので。3番目は着いた日で雲があったけれどこれも夕日が沈む処を撮った。東の窓からは人の家の屋根に太陽が昇るのが見られるらしいが、日の出が早くまだ眠っているから見る事が出来なかった。

  
甥夫婦の住まいは長沼の別荘と海の見える素敵な苫小牧のマンションである。13階であるからその眺めは絶景。
太平洋が眼の前に広がっており常にその雄大な景色を見て生活出来るなんて羨ましい。私は海が大好き、一頃海が見える家に住みたくて湘南あたりを散々探し回った事があった。然し気に入った家が見つからず諦めていた時、秦野の長女から「前の家が売りに出されているがお母さん買わない?「って言われた。海にも近いしと言う。その言葉につられて買ってしまった。海には大分遠いが、現在月に一度長女夫婦と交わう事が出来良かったなとは思っているが、この甥の家を見ていると矢張り海の見える家がいいな~と痛感する。
フェリーが通っていた。日の出は天気さえよければ何の邪魔物もない水平線上に毎日見られるし、夏は花火が素敵に見られるとか、特等席である。何とも言いようのない幸せな暮らしをしている甥夫婦であった。


北海道に来たのは今回で3回目、1回目は1983年だから私が59歳の時、夫と二人で北海道を一周したのだった。2回目は孫の結婚式に行った約12年前である。
今回は姉のお供と言う事では有ったが、姪・甥夫婦と5人で本当に愉しい3泊4日を過ごさせて貰い感謝している。
姉もとても元気で大変な場所では車椅子に乗ったが、その他では結構しゃんしゃん歩いていた。こうして出掛けた後は元気が持続するらしい。一頃このまま駄目になってしまうのではと危惧したが、この状態だとまだまだ大丈夫との感が強くなって来た。今後もなるべく連れ出し刺激を与えたいと姪と話し合っている。

北海道に来て一番思った事は広いと言う事、何処までも何処までも大地が果てしなく続いている。遥か彼方に山が連なっているが石狩平野はとてつもなく広い。夏は短くいっぺんに花が咲くと言う。まさにその夏に行ったのだから花は綺麗であった。然し冬が来れば凄く寒いし雪が多いから困難も一方ならずであろう。世の中いいことばかりではない事を改めて感じた時でもあった・。