昨日は一日雨に降られたが、1時間半程掛かる一寸遠い蒲田教会に行った。
夫が亡くなった3日後に私の通う市ヶ谷教会から蒲田教会に移られるW牧師が、お忙しい中、夫の告別式をして下さったのだった。あれから5年、年に1・2度はW牧師の礼拝に連ならせて頂いている。
昨日は聖霊降臨(ペンテコステ)の礼拝と共に、蒲田ルーテル幼稚園創立60周年記念礼拝を行い、昼食には感謝愛餐会にて60年を振り返り様々な方からその歴史をお聞きした。午後にはこの幼稚園の卒業生でもあられ、世界的にも活躍されているY氏のトランペットと、市ヶ谷教会のオルガニストであり楽界でも活動されているYさんお二人に依る記念コンサートが開かれた。このお二人の演奏は前にも聞かせて頂き感動したが、今回もトランペットとパイプオルガンの音が絶妙に調和し心が和んだ。
蒲田教会にはパイプオルガンはまだないので、奏者がお家にある物を運び込んで演奏されたのだ。一寸大きめの机程の箱型の中に200本のパイプが入っているそうで、あの高いステージ一杯のパイプオルガンとは比較にならないほどの小さいオルガンだけれど音は素晴らしく奏でられていた。
4年前ドイツ旅行でご一緒だった私と同年齢のMさん、2年前トルコ旅行で同室だったYさんともお会いする事が出来思わぬ事だったので非常に嬉しかった。
この歳になっても教会関係の方、パソコン教室の方等、新しく大勢の友達を得られる私は幸せだと思うし、人生の最終段階がこの様に満ち足りて過ごせることは大きな喜びであり感謝である。
心温まる素晴らしい一日であった。