Retrospective...

イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

昭和30年代のモダン。

2005-02-05 | できごと。
相も変わらず歯医者に通っているのですが、今回は僕は無しで、嫁だけ通院です。
歯医者は京王線の千歳烏山にあるので、2CVで送りましたが、
嫁が医者にいっている間は暇なので、
僕は界隈で時間を潰すことにしました。

最近、プラナリアさんのブログで、烏山の公団住宅の記事が出ていたのを思い出し、
久しぶりに行ってみることにしました。

今の家に越す前に、この街に住んでいたので、この公団には何度か写真を撮りに来ていました。
というのも、本当に懐かしい風景が残っていること、そして古いながらも
妙にモダンであることが気になっていたからでした。

プラナリアさんのブログからそのまま引用します(勝手にしてしまいすみません)と、
「のどかな風景の公団住宅です。
が、よくよく見れば、壁はコンクリートブロック積みではないですか。
いくら1950年代、まだまだ日本が貧しかった時代とはいえ、
この思い切りの良い材料の使い方は、さて・・・?
実はこれ、今で言えば、デザイナーズ物件とでも言えるような建築でありまして、
設計は前川國男さん(東京文化会館や紀伊国屋書店@新宿の設計者です!)...」


なるほど、確かにモダンなのには理由があったのですね。
それにしても、ほんとうにぽっかりと、そこだけ昭和のままなのです。
この公団の敷地は...。
まるで、タイムスリップしたかのような錯覚にさえ陥りそうな場所。
最先端の建物もいいですが、こういう風景に心安らぐのは何故なのでしょうね。
難しいかも知れませんが、出来るだけ残していって欲しいと思います。

その後、お昼は先週に引き続いてまたもカフェ。
今日は、ommbla(オンブラ)
世田谷区弦巻にあります。
オンブラとは、イタリア語で木陰の意味だそうです。
北面の建物なので日が入りませんが、
でもそれが木陰っぽい暗くて落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
オススメはチーズアラビアータ(パスタ)!それと、オムライスです。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする