ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

448、リンカーン・センター

2009年06月10日 | Weblog
コロンバス・サークルから北へ数ブロック行くと左(西)側にリンカーン・センター(Lincoln Center for the Performing Arts)があります。
オペラハウス、コンサートホール、芸術学校、図書館などがある総合芸術センターで、9番街と10番街に挟まれた62丁目から66丁目にかけての約1万㎡の広大な敷地です。
9番街(コロンバス通り)に面した広場に噴水があり、その奥中央にメトロポリタン・オペラハウスが、でんと構えています。
噴水の右にエヴリー・フィッシャー・ホール(NYフィルの本拠地)、左にNY州立劇場(NYシティ・オペラ、NYシティ・バレーの本拠地)があります。
65丁目を挟んだ北にはアリス・タリー・ホール、ジュリアード音楽院があります。

この辺りは以前は治安の悪いスラム街で、映画「ウエスト・サイド・ストーリー」の舞台となった地域でした。
リンカーン・センターは1959年に着工、10年以上かけて完成しニューヨークの芸術の殿堂として不動の地位を築いています。
9番街10番街は現在もポーランド系、プエルトリコ系などさまざまな人種が入り混じった映画の雰囲気が残っています。(映画は1950年代後半の設定)
写真左がメトロポリタン・オペラハウス、右がエヴリー・フィッシャー・ホールです。

447、史上6人目

2009年06月09日 | Weblog
2009年全仏オープンテニスをフェデラーが初制覇、史上6人目の生涯グランドスラムを達成しました。
あのボルグ、コナーズ、マッケンロー、サンプラスも成し得なかった生涯グランドスラムです。
その瞬間フェデラーは両ひざからコートに崩れ落ち、ひざまずいて歓喜の涙を流しました。
圧倒的な強さでグランドスラムを勝ち進んでいたフェデラーがどうしても勝てなかった全仏のタイトルでした。
フェデラーに優勝カップを渡したのは、1999年に史上5人目の生涯グランドスラムを達成したアンドレ・アガシでした。
フェデラーはこれでピート・サンプラス(米国)と並ぶ史上最多タイ、14個目のグランドスラムタイトル獲得です。
最近は精彩を欠き、この記録ももうだめかと思われていたのについにやりました。
次は最も得意な芝のウインブルドンなので、新記録の達成が期待されます。

一方、ナダルは全豪を制し、今年は年間グランドスラムが期待されましたがまさかの4回戦敗退で、大会史上初の5連覇も逃しました。
全仏は全豪、全英、全米の中で最も得意なクレーコートなので、確実だと思われていましたが。
325、ニック・ボロテリー・テニスアカデミー
326、グランド・スラムの予感」を参照


446、タイム・ワーナー・センター

2009年06月08日 | Weblog
私がニューヨークにいたときはありませんでしたが、2004年にコロンバス・サークルの西にタイム・ワーナー・センター(Time Warner Center)がオープンしました。
総工費約2,180億円かけた75階建てのツイン・タワーは、コロンバス・サークルに沿って弧を描くように建っています。
タイムワーナー本社、高級ホテル、高級ブティック、高級レストラン、超高級コンドミニアムなどから成る複合ビルです。
地下にはオーガニックスーパー「ホールフーズ」がはいっていて、連日おお賑いで、ニューヨークの新しい名所になっています。


445、両面通行へ

2009年06月07日 | Weblog
ボウリング・グリーンからコロンバス・サークルまで、ブロードウエイを北上してきましたが、ブロードウエイは北から南へのOne Way(一方通行)です。
今までの旅は一方通行を逆行してきたことになり、車ではできません。
歩道を歩いてきたことになります。
しかし、コロンバス・サークルから北は両面通行になります。

マンハッタンのアベニューやストリートはOne Wayが多く、車で目的地に行くとき、すぐ近くにあるのにぐるっと回らなければならないことがあります。
例えば、タイムズ・スクエアはブロードウエイと7番街が45丁目で交差していますが、両通りとも北から南へのOne Wayなので、ブロードウエイの45丁目から1ブロック北の46丁目に行くには8番街か6番街に行って回り込みます。
8番街は南から北へのOne Wayですがコロンバス・サークルから北はセントラルパーク・ウエスト(通称)になって両面通行になります。

444、コロンバス・サークル

2009年06月06日 | Weblog
ブロードウエイに戻ります。
セントラル・パークの南西の角、59丁目(セントラル・パーク・サウス)、8番街(セントラル・パーク・ウエスト)、ブロードウエイの3つの通りが交わる交差点がコロンバス・サークルで円形の広場になっています。
ロータリーになっているので回りこんで通ります。
マンハッタンの交通の要所で複数のバスやサブウエイがここで停まります。
アメリカ大陸発見者クリストファー・コロンバスにちなんで名前が付けられ、広場にある高さ21m.の塔の頂上にはコロンバスの像が立っています。
この広場は南西からセントラル・パークへの入口になっています。
南東の入口はグランドアーミー・プラザで59丁目と5番街の角に面しています。

443、PBJ

2009年06月05日 | Weblog
442、ハニー・ロースト・ピーナッツ」でアメリカ人はピーナッツが好き、と書きましたが、その極め付けがPBJ(ピーナッツバター・アンド・ジェリー)です。(ピー・ビー・ジェイと発音)
これは食パンにピーナッツバターとジャムを塗ったサンドイッチで子供から大人までみんな大好きです。
子供たちのランチの定番はPBJ、生のニンジンのスチックや生のまるごとピーマンです。
(ニンジンの代わりに生のセロリ、ピーマンの代わりにまるごとのリンゴだったりします)
小学校では給食もありますが、自前のランチを持っていってもOKです。
リンゴはまるごと皮付きでかじります。
アメリカに行ってすぐの頃、リンゴの皮を剥いて食べていたら、「どうして皮を剥くの?皮に栄養があるのに」と言って驚いていました。
アメリカのリンゴは日本のリンゴに比べ小ぶりで酸味も多く、歯ごたえもあります。
私が驚いたのは生のニンジンをまるごと齧っていたことです。
真似して食べてみたら甘くて美味しく、それからは生でも食べるようになりました。
441、屋台がいっぱい」でフルーツの屋台(スタンド)が街角に出る、と書きましたが、リンゴ、オレンジ、バナナなどいろんなフルーツを売っています。
リンゴは3~4個で1ドルでした。

日本でおふくろの味といえば、味噌汁や漬物などですが(最近はハンバーグやスパゲッティ、カレーなどのようです)、アメリカでおふくろの味といえばPBJです。
子供の頃から食べていた味は大人になってからも好物で、ブッシュ前大統領の主食はPBJだそうです。
私もアメリカにいた頃はよく食べました。
日本に帰ってから無性に食べたくなって日本のピーナッツバターを買って食べましたが、あまっとろく味が全く違いました。
アメリカのピーナッツバターも少し味が付いていますが、ほとんどピーナッツ自体の味です。
あちこちの店を捜し、やっとアメリカのピーナッツバターを探しあてました。
たっぷりのピーナッツバターとたっぷりのジャムを付けます。(塗るのではなく乗せる)
ピーナッツバターにはクランチー(粒入り)とクリーミー(なめらか)があり、木綿豆腐と絹ごし豆腐の違いのようなもので、好みは人それぞれです。
写真はPBJサンドイッチとピーナッツバターの入っているビンです。(違うメーカー)
ビンのサイズはさまざまで、アメリカ人は大きなビンを買って家に置いておき、スプーンで掬ってそのまま食べる人もいます。
3年前にシアトルに行った時、大ビンを2個買ってきました。(重かった)


442、ハニー・ロースト・ピーナッツ

2009年06月04日 | Weblog
アメリカ人はピーナッツが好きです。
39代大統領、ジミー・カーターもピーナッツ栽培農家でした。
ロースト・ピーナッツ、ピーナッツ・バターをパンやクラッカーにつけたり、クッキーやチョコレートに入れたり、毎日何らかの形でピーナッツを食べます。
その中でも「Honey Roasted Peanuts」はアメリカ人の好物で私もよく食べました。
ローストしたピーナッツを甘しょっぱく味付けしたもので、街角に屋台(スタンド)が出て販売していますが、辺りに香ばしいかおりが漂います。
スーパーなどで缶や袋入りを売っています。
日本に帰ってからも家の近くの輸入食料品店で時々買って食べます。
写真はニューヨークの「Honey Roasted Peanuts」スタンドと、日本で買った缶入りで、2つの違ったメーカーのもので味も少し違います。


441、屋台がいっぱい

2009年06月03日 | Weblog
ニューヨークの街角にはいろんなベンダー(屋台)が出ます。
ランチタイムには行列ができ、これを買って公園などで食べます。
440、ここでちょっと昼休み」を参照
写真は左がチャイニーズの屋台で、ホットドッグ、餃子、エビ、フライドライスなどの文字が見えます。
真ん中はサンキストのオレンジジュース、右はホットドッグ・スタンドで、その他フルーツや日本食など様々で、安くて美味しい屋台が多い。
日本でも昔、夜になるとチャルメラの音とともに屋台のラーメン屋が出ましたが、これがまた美味しかった。

440、ここでちょっと昼休み

2009年06月02日 | Weblog
マンハッタンで働くビジネスマン(ウーマン)は青空の下でランチを食べるのが好きです。
自前のサンドイッチを食べる人もいますが、多くの人はテイクアウトのファースト・フードを食べます。
定番のホットドッグ、ハンバーガー、サンドイッチ、ピザに加え、焼きソバやチャーハンなどのチャイニーズ料理も人気があります。
この時期、公園やちょっとした広場、セントパトリック教会メトロポリタン美術館ニューヨーク公共図書館などの入口前の石の階段はランチを食べる人がいっぱいです。
最近は日本でも若い人は歩きながら食べる人もいますが、ニューヨークではありふれた光景です。

439、シェラトン、ヒルトン、エセックス

2009年06月01日 | Weblog
7番街の52丁目にシェラトン・ニューヨーク、53丁目を東に入ったところにNYヒルトン、セントラル・パークの南にはニッコー・エセックスハウス(現在は名前が違う)などのホテルがあり、日本人観光客に人気があります。
セントラル・パークの南でブロードウエイの劇場街、カーネギー・ホール、リンカーン・センター、5番街、ティファニー、ロックフェラーセンターなどに近く、観劇やショッピング、観光に便利なロケーションです。
362、ザ・ピエール(5Ave&61St)」
81、セントラル・パークに冬の到来」を参照