ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

2259、思い出の夜景

2014年05月22日 | Weblog
5月11日の読売新聞日曜版に照明デザイナー、石井幹子氏の「ロブスターは夜景の思い出」という記事が載っていました。
1980年代にワールド・トレード・センターを設計したミノル・ヤマサキ氏の事務所の建築プロジェクトで照明を担当していたそうです。
その時ヤマサキシ氏の招待で、トレード・センターの最上階にあったレストランでディナーを食べたそうです。
メインディッシュはロブスターで、ニューヨークの夜景が見渡す限りのシャンデリアのように見えたそうです。
「1986年に亡くなったヤマサキ氏は、2本のビルが消滅する光景をご覧にならずにすんだ。それがせめてもの救いだと思っている。」と書かれています。
(トレード・センターが崩壊したのは2001年9月11日)

関係ありませんが、私がトレード・センターで働き始めたのは1986年です。
日本に帰ってからトレード・センターが崩壊する光景をテレビで見たときは大きなショックを受けました。
トレード・センターはツインタワーと呼ばれ、2つのビルが有名です。(実際は7つの建物があった)
1973年12月にニューヨークに行って、初観光はトレード・センターでした。
展望台があったのは「2ワールド・トレード・センター」の最上階で、展望レストランがあったのは「1ワールド・トレード・センター」の最上階です。
私が働いていたのは1ワールド・トレード・センターです。
私が働いていた会社は1フロア全部使っていましたがそれなりの仕切りはあり、360度見渡せるわけではなく、私がいたところは東と南に面していました。
思い出の夜景は、東に見えた金融街イーストリーバー、その向こうに広がるロングアイランド
南には自由の女神とニューヨーク港が見えました。

ロブスターで思い出すのはボストン、ケープコッドとプロビンスタウンです。

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