4313、弾劾訴追

米下院本会議は18日、ウクライナ疑惑をめぐりドナルド・トランプ大統領を弾劾訴追する決議案を可決し、トランプ氏は上院で弾劾裁判にかけられる史上3人目の米大統領となりまし。

下院はトランプ大統領による権力の乱用と議会妨害の2つの条項について、弾劾決議案の採決を行い、権力の乱用について賛成230対反対197、議会妨害については賛成229対反対198で、弾劾決議案を可決。
上院での弾劾裁判は来月にも始まる見通しですが、与党共和党が多数を占める上院でトランプ大統領が罷免される可能性はほとんどありません。
米国ではこれまで3人の大統領に対して弾劾訴追手続きが取られています。
弾劾訴追されたのは、1868年のアンドリュー・ジョンソン大統領と、1998年のクリントン大統領の2人ですが、いずれも弾劾による罷免には至っていません。
ニクソン大統領は1974年、弾劾手続きが下院での採決に持ち込まれる前に辞任。
弾劾裁判が行われているのはキャピタルヒル
「317、タイダル・ベイスン」の地図を参照