3255、19年ぶり

日本相撲協会は25日、両国国技館で春場所の番付編成会議と臨時理事会を開き、初場所で初優勝した大関稀勢の里の第72代横綱への昇進を正式に決めました。
使者が都内のホテルで「満場一致にて横綱に推挙されました。ここにお伝えしたいと思います」と伝えました。

稀勢の里は「謹んでお受けいたします。横綱の名に恥じぬよう精進いたします。本日はありがとうございました」と口上を述べました。
日本出身力士の新横綱昇進は、1998年夏場所後の3代目若乃花以来、19年ぶりです。
横綱の土俵入りは雲竜型で、子供の頃からの憧れだったそうです。

稀勢の里は体力に恵まれ、実力がありながら腰高で肝心なところで負けるのであまり好きではありませんでした。
初場所優勝後の言動は誠実で、すっかりファンになりました。
優勝回数も増えるでしょう。