ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

3253、ハネムーンなし

2017年01月24日 | Weblog
アメリカでは新政権は発足から100日間は「ハネムーン期間」と呼ばれ、メディアなどは批判を控えるとされてきました。
しかし、トランプ新大統領の場合は違うようです。
マスコミとの対決姿勢は就任前から続いていて、就任後もハネムーン期間はないようです。
就任式のテレビの映像や写真は不正確だと言い、参加者は推定25万人という報道に強く反発して「150万人くらいに見えた」とマスコミを非難しています。
CNN放送が8年前のオバマ大統領1期目の就任式の画像と比較しました。

左(8年前)はワシントンモニュメント付近も人が溢れています。
右(今回)はスカスカです。
「3251、異例ずくめ」で群衆は約90万人と書きましたが、25万と発表するメディアもあります。(欠席した民主党議員は70人だそうです。)
また市場調査会社ニールセンは就任式の中継を米国内で見た視聴者数は、オバマ前大統領やレーガン元大統領の1期目の就任式よりも少ないと発表しました。
就任式のテレビ放送を見たくない、という人も多かったようです。
就任翌日の21日、トランプ氏の女性蔑視発言などに抗議するデモが首都ワシントンなど全米各地で行われました。
ワシントン・ポスト紙によると、ワシントンでは主催者の想定を上回る50万人が参加し、全米では数百万人に膨れ上がりました。
でも、選んだのはアメリカ。
大規模な抗議デモは、ロンドンやパリなど世界各地で広がりを見せています。