ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1028、タイガーマスク全国に出没

2011年01月09日 | Weblog
7日午後7時ごろ、沖縄の南城市にある児童養護施設に「タイガーマスク」の主人公「伊達直人」を名乗る男性がバイクで訪れ、ランドセル3個を正面玄関近くに置き、走り去りました。
気付いた職員が声を掛けると「気持ちですから」と、名前を言わずに手紙を渡して立ち去ったそうです。
手紙には「新一年生になる君達へ贈ります。君達の事を心から愛する者より、ガンバレ伊達直人」と書かれていました。
昨年12月25日に群馬県中央児童相談所(前橋市)の玄関に真っ赤な包装紙で包まれたランドセル10個が置かれていて、「伊達直人」の名があり、「こどもたちのために使ってください」と書かれていました。
このランドセルは、今春に小学校に入学する児童養護施設の子供たちに贈られるそうです。
それ以降、小田原市、長野市、静岡市など各地の児童相談所にランドセルや現金の贈り物が相次ぎ、何れも「伊達直人」と書かれています。
伊達直人:漫画「タイガーマスク」の主人公で1968年1月から「週刊少年マガジン」などで連載され大人気でした。
「巨人の星」、「あしたのジョー」の原作者・梶原一騎氏の代表作で、児童養護施設「ちびっこハウス」で育った「伊達直人」が虎の穴で修業を積み、プロレスラーとしてリングで活躍しながら、同じ境遇で育った子供たちを支援するという物語です。
これらの漫画は私が学生のころヒットし、ストーリー展開がおもしろく、次週が待ち遠しかったものです。
何れもテレビ放送され大ヒットしました。

一方、アメリカでは郵便物が発火する事件が相次いでいます。
6日に、ワシントン近郊のメリーランド州の州政府庁舎に送られてきた二つの郵便物が相次いで発火し、7日には首都ワシントンの郵便局でナポリターノ国土安全保障長官に宛てた郵便物が突然発火しました。
アメリカで見知らぬ箱が玄関に置かれていたら善意だったとしても、大騒ぎになっていたことでしょう。
改めて日本の安全を感じます。