ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

324、連続出場更新中

2009年02月06日 | Weblog
2009年のテニスシーズン幕開けとなる全豪オープンが終了しました。
40度を超える熱波がメルボルンを襲う中、熱戦がくり広げられ、男子は第1シードのナダル(スペイン)が、第2シードのフェデラー(スイス)を7-5、 3-6、 7-6 (7-3)、 3-6、 6-2と、4時間23分の死闘を制して優勝しました。
女子シングルスではセリーナ・ウィリアムズが3度目の優勝を果たしました。

日本人選手では杉山愛選手が活躍しました。
女子ダブルスでダニエラ・ハンチュコバと組み決勝に進出しましたが、セリーナ&ヴィーナスのウィリアムズ姉妹のパワーに屈し、惜しくも優勝を逃しています。
杉山は女子ダブルスでは、全米(2000年)、全仏(2003年)、全英(2003年)と3グランドスラムで優勝しているので全豪で優勝すればキャリアグランドスラム達成の快挙でしたが、惜しくも成りませんでした。
セリーナ姉妹、パートナーのハンチュコバと一緒にコートに立つ杉山はひときわ小柄です。
杉山は1999年の全米で、混合ダブルスも優勝しています。
さらに、この大会でシングルスでの4大大会出場を連続59回としています。
2008年の全英で4大大会シングルス連続出場記録を「57」とし、男女を通じて最長記録を樹立し、記録を伸ばしています。
グランドスラムは年4大会なので、杉山選手は14年間無休で出場していることになり、5月の全仏に出場すれば60回連続となります。
ビリージーン・キング、ナブラチロワ、エバート、グラフなどの名選手も成し遂げられなかった記録です。
日本のプロテニスプレーヤーが一生に1度でいいから出たいと願いながら、それを叶えられずにいるのに、すごい記録です。
小柄で故障や体調の悪いときもあったと思いますが、その秘訣を「良いプレーができていない時もモチベーションを保ち続ける力にある」と語っています。