319、エンパイアステート・ビル（5Th＆34St）

新大統領誕生でニューヨークを離れていましたが、5番街に戻ります。
エンパイアステート・ビルはニューヨークと言うより、世界で一番有名なビルと言っても過言ではないでしょう。
ワールド・トレード・センターが無くなってからは、ニューヨークで1番高いビルに戻り、文字通りニューヨークの象徴になっています。
1930年に着工し1931年に完成しました。
地上102階建、ビル本体の高さは381ｍ、上部電波塔を含むと448.7ｍです。
「エンパイアステート」は「帝国州」という意味でニューヨーク州の愛称です。
（アメリカの50州にはそれぞれ愛称が付けられていて、カリフォルニア州 はGolden State・ 黄金の州です）
「帝国」の名が示すようにニューヨーク州はアメリカ合衆国に君臨する州で、その名を冠したビルは外観も独特の雰囲気と威厳を持っています。
中はほとんどがオフィスで、旅行会社を経営していた友人のオフィスが、このビルにあったのでよく行きました。
86階と頂上の102階が展望台になっていて、年間250万人以上が訪れる観光名所です。
エレベーターで86階の展望台まで一気に昇り、下を見ると車がおもちゃのようです。
ここは室内展望台で回りはガラス張りで、お土産屋もあります。
北にセントラルパーク、東にイーストリバー、南にトレードセンター（今は無き）、西にハドソン川とニューヨークのパノラマが広がっています。
エレベーターを乗り換えると102階の展望台まで行けます。
ここは網で囲まれているだけなのでニューヨークの風を肌で感じることができます。

エンパイアステート・ビルは「キングコング」や「スーパー・マン」などニューヨークを舞台にした映画には必ずといっていいほど登場します。
ビルの外観はよく知られていますが、この写真は1階のエレベーター付近のホールです。
銅版に彫り込まれたビルと2本の星条旗が飾られ、帝国ステートの威厳を感じす。
「272、ホリデー・シーズンのエンパイア」を参照