ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

169、オリンピック

2008年08月10日 | Weblog
8月8日、北京オリンピックが開幕しました。
日本人選手の活躍が期待されます。
オリンピックで思い出すのは“東京オリンピック”で、私が高校1年のときでした。
叔父が陸上関係の仕事をしていたので、国立競技場のチケットを手に入れてくれました。
東京には中学のバス旅行で行ったくらいで、電車で行ったことは無かったので無事に行けるか心配でした。
1年ほど前押し入れの整理をしていたらそのときのプログラムが出てきました。(このブログを書くので捜したが見つかりません。)
中を見るとその日行われたほとんどの競技の結果が書き込まれていました。
私は学校でもあまりノートをとらなかったので意外でした。

この日印象に残っているのは男子200メートルのヘンリー・カー選手と棒高跳びで、今もはっきり覚えています。
ヘンリー・カーは流れるようなフォームでの華麗な走りが印象的でした。
200mは20秒3のオリンピック新記録で優勝しました。
4×400mリレーにはアンカーとして出場し、3分00秒7の世界新記録で2つめの金メダルを獲得しました。
棒高跳びはアメリカのフレッド・ハンセン選手とドイツのヴォルフガング・ラインハルト選手の一騎打ちでした。
6時頃千駄ケ谷の国立競技場を出ましたがこのとき試合の真っ最中でした。
9時半ごろ家に着いたら戦いはまだ続いていたので驚きました。
続きはテレビで見ました。
決着がついたのは夜10時過ぎでハンセン選手が5m10で優勝しました。
5時間半にもわたる激闘は棒高跳び有数の名勝負として今も語り継がれています。