ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

120、こうもり

2008年03月23日 | Weblog
今日、オペレッタ「こうもり」に出演しました。
「108、ワルキューレ」でも書きましたが、ニューヨークにいた頃はオペラには全く関心ありませんでした。
3年ほど前から興味を持つようになり時々鑑賞に行きます。
また、あるオペラ団体の合唱部に所属し時々公演に参加しています。
舞台の後ろの方でその他大勢で歌ったり、簡単な演技をしてオペラを体感しています。
今まで「カルメン」、「魔笛」、「フィガロの結婚」、「こうもり」等に出演しました。

オペラOperaという語は「作品」を意味するラテン語Opusの複数形に由来していて、大部分が歌唱で進められるため「歌劇」と言われています。
オペラが出来上がるまでには、原作、次に台本、それに基づく作曲、上演のための演出という流れがあります。
それを歌手、合唱、オーケストラ、衣装、舞係、照明、その他、さまざまな関係者が1つの「作品」を作り上げて行きます。
この「作品」作りには観客も含まれていて、観客の拍手、かけ声、盛り上がりが「作品」を作り上げていく大きな要素の1つになっているので同じ「作品」は二度とできません。
今日の公演には100人余りの関係者が参加し、1000人の観客と一緒に1つの作品を作り上げました。(その他、50人程の子供たちもダンスを披露してくれました。)