ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

46、USオープンテニス2007終了

2007年09月11日 | Weblog
ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナルテニスセンターで行われていた今年のUSオープンテニスが9月9日に終わりました。
男子シングルスはロジャー・フェデラー(スイス)が1968年のオープン化以降初めての4連覇を達成しましたが、これは1920年から1925年まで6連覇したビル・チルデン(米国)以来の快挙です。
4大大会通算12勝は、サンプラスの14勝に続き、エマーソンと並んで歴代2位の記録で、「史上最強のオールラウンドプレーヤー」の名をほしいままにしています。
サンプラスの記録を破るのは間違いないでしょう。
フェデラーは10回連続でグランドスラムの決勝に進出しましたが、これもすごい記録で自己の持つ記録を更新しました。

8日に行われた女子決勝では昨年決勝でマリア・シャラポワに敗れたジュスティーヌ・エナン(ベルギー)が4年ぶり2度目の優勝を果たしました。
エナンは今季4大大会では全仏に続く2勝目で、4大大会通算7勝目になります。
シャラポワは2連覇が期待されましたが3回戦で18歳のアニエスカ・ラドワンスカに敗れ連覇はなりませんでした。
終わってみれば男女とも第1シードのフェデラーとエナンの優勝でした。

日本勢は杉山愛、森上亜希子、中村藍子の3選手はシングルスでは早々と敗退しましたが、ダブルスでは頑張りました。
杉山/カテリーナ・シュレボトニック組はベスト8、森上は3回戦、中村は2回戦とそれぞれ勝利を手にしています。
世界に挑戦する日本人男子が現れるのを期待したいものです。

写真は20年前のUSオープン取材のメディアでその人気は年々高まっています。
今年は過去最高の72万1087人の観客を動員し、大盛況のうちに幕を閉じました。