BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
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3連休 -女神に会いに行こう-

2005-06-02 05:58:00 | NY留学生活+α
5/30はアメリカの休日-メモリアルディということで、学校ももちろん休み。
(しかし、美術館および図書館などの施設もすべて休みですが)5/28-5/30まで3連休でした。
初日にNYの象徴「State Of Liberty」自由の女神を見に行ってきました。
女神はマンハッタンの南に浮かぶリバティ島に立ってます。
島へ入るにはサークルライン社のフェリーで行きます。
フェリーはマンハッタンの南端バッテリーパークおよびNJ州のリバティステートパークから30分おきぐらいに出てます。
この日の天気は快晴。
女神に会うには絶好の日。
少し早めにでて9時半ごろにバッテリーパークに着いたのですが、
考えるのも恐ろしいほどの長い行列が見えました。
列の人に聞いてみるとここはチケットを買った人が船に乗るために並んでる列ということで、
あわてて公園中心部のチケット売り場に行きました。
チケ売り場はこれまたひどい人でゲゲっと思ったけど、何とか並んで買いました。
チケ代はリバティ島及びエリス島の入場込みで10ドル。
さっきの行列にまた並んで40分ほどでフェリー乗れました。
見た目より意外に沢山乗れるらしい。
その代わり乗り込んでもなかなか出発しません。
乗っていると船の揺れで少々気持ち悪くなるので、発車したときはホッとしました。
マンハッタンがだんだん離れていく。

船は15分ほどでリバティ島へ。
女神が近づくと周りの観光客がいっせいにシャッターを切り出す。
私もおのぼりさん気分で沢山とってしまった。
やっぱり間近で観るとなんだか感動してしまうものである。
しかし、乗り込んだ観光客がまたほんとに多国籍。
色んな人種が見れます。
フランス、スペインなどのヨーロッパ系及びアジア系インド系、ラテン系など。
周りに飛び交うそれぞれの母国語を聞いてるだけでも面白かったりします。
船は女神の正面右側から時計回りに左側へ回り込み、島の西側に接岸した。
リバティ島はものすごく小さい島です。
まるで女神のためにあるかのよう。
昔は軍事用の島だったらしいのですが。
女神は銅像の中では世界一らしいです。
イギリスから独立100年を記念して、フランスから贈られたプレゼントで、
フランス人のセンスのよさと粋を感じられる。
私個人の勝手なイメージですが、
フランスとアメリカって仲が悪いというか全く正反対の交じり合わないお国という偏見がありました。
それはブッシュとシラク大統領の対立だったり、
フランス人は英語を話さないとかそういううわさから想像してたもの何だけど、
(実際今の若いフランス人は違うらしい)女神を見てると二つの国の結びつきが感じられる。
ちょっと驚いたのが女神様、よく見ると歩いてるんです。
てっきり直立してるものだとばかり思ってたので、ビックリしました。
彼女の右側見ると古代ギリシャ風の衣装からサンダル履きの足が見えてるんです。
5本の指も見えちゃいます。
リバティ島をぐるっと回りながら女神を観察します。
その辺の木陰や女神の前に広がる芝生に寝転んで観察してもよいです。
すごく気持ちいいです。
下から見る女神様は威厳があってほんとにかっこいい。
日本じゃ芝生にねっころがって大仏って見れないよなぁ。。。
振り返るとマンハッタンの摩天楼も見えてイイ景色です。
みんな写真を取ったりランチを食べたりしてます。
ところで女神様は台座に乗ってます。
この台座の中にはミュージアムがあるのですが、
サークルライン社が開催してるツアーに参加しない限り、
このミュージアムには参加できません。
私も参加したかったのですが、この日はもう定員一杯でした。
ツアーは2種類あって、そのうちの一つは特別に女神の台座の上まで登らせてもらえます。
私も是非次の機会にトライしてみたいとは思います。
ちなみにインターネットで予約できるらしいので日本からでも予約することは可能だとは思います。
テロが起こる前までは女神の王冠まで上ることが出来たみたいです。
相当な階段らしいのですが、出来るなら私もチャレンジしたかったです。
それにしても女神もテロの脅威にさらされてるかと思うと寂しい。
NYに彼女がいなくなったらどれだけの人が悲しむのか。。。