BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
読んだ本や見た映画、食べた料理、旅先、育児や日常のことなど、趣味をつらつら語ります

CHICAGO

2005-06-07 06:27:00 | NY留学生活+α
昨日は寮の友人である友達のお誕生日でした。
彼女の提案でブロードウェイのミュージカルを見に行きました。
始めはやっぱりミュージカル!!
(英語がわからなくても楽しめるから)ということで、『CHACAGO』を選びました。
NYに来て4週間目。
タイムズスクウェアはいつ来ても騒々しくて血が騒ぐ場所で大好きです。
ここに来ると沢山の広告看板がネオンを輝かせてるので、
あれもこれも見たいものがいっぱいです。
シカゴのAmbassador Theatreはブロードウエイから49stをすぐに入ったところ。
チケットは普通の定価で買うと100ドル前後。
「tkts」で買うと50-70ドルぐらい。
学生である私たちはそれより安い「ラッシュチケット」を求めて朝早く出かけました。
ラッシュチケットというのは当日券のことで、
立ち見だったり、凄く見えにくい端っこの席だったりするわけですが、
いわゆる売れ残りのチケです。
一部ではスチューデントチケットと呼ばれることもあるらしいのですが。
ラッシュチケットはその劇場の窓口で直接買います。
たいてい開演前の2-3時間前に窓口が開きます。
CHICAGOは15時開演で、窓口は12時からでした。
早めに10時に寮を出て10時30分には劇場に着きました。
TKTSは恐ろしいほどの人(こっちも12時からオープン)だったのに、会場のほうは全然人がいません。
ようやく人が来たのが11時30ごろ。
私たちがはりきり過ぎ、、、だったのかな?
でも待ってる間、入り口横の扉から、きらびやかの衣装を着た集団が出てきました。
みんな目の前にある黒い大きなバスに乗り込んでいきます。
主演者の方々です。
メイクもばっちり、
本番そのものの衣装でこんな堂々と目の前で本場のダンサーたちを見れたのは驚きました。
やっぱりブロードウェイだなぁと思いました。
みんなお昼でも食べに行くのか、
バスに乗り込んでメンバーがみんな乗り込むのを待ってます。
そのうち退屈したのか、二人組みがバスから降りてきて、
道路脇のポールに捕まり踊りだしました。
その踊りがまた猫のようにしなやかできれいで、感動です。
適当に踊ってるんだろうけど、それがまたかっこいい。
12時前に窓口が開いて一番乗りでラッシュチケットが買えました。
一人26.25ドル、超安い。
その後3時までお昼を食べて再び開演前に劇場に戻りました。
劇場は思ったより広くなくて1000人も入らなそう。
私たちは1階席の前から4列目の右端の席でした。
そこからだと舞台の左のほうは見えるのですが、右のほうは全く見えません。
しかも左の舞台の袖が見えて主演者が待機してるのが逆に見えます。
面白いといえばそうですが、
右側が見えないのも安いチケだからしょうがないです。
それでもお話をダンスを楽しむのは十分です。
私はもっとひどい席を想像しててすごく後ろになるのだろうとてっきり思ってたのですが、
前になるとは思ってなかったので予想外に嬉しかったです。
とにかく近くでダンスを見れるし、役者の顔もばっちり見えるし。
まだ全然英語が聞き取れないので、
言ってることは全然わからないのですが、
幸いCHICAGOは以前映画で見ててストーリーを理解してるのですんなり楽しめました。
ロキシーは白人の声がキュートな女性、
ベルマは黒人のスレンダーな女性が演じてて、
私的にベルマのダンスがすごく良かった。
弁護士役の人も味があって良かったのですが、
ロキシーの父親役で出てた初老の紳士の演技が良かったです。
彼はもちろん踊らないけど、雰囲気も歌も良かった。
舞台が面白くて、中央にオーケストラが階段状にいて、
その間や脇からダンサーたちが出てくるという仕組み。
シカゴだからこそこの配置でも違和感無いよね、、、と友達は言ってた。
他のミュージカルだと下のほうに埋まってるものらしい。
でもオケの指揮者もストーリーに関与してて面白かった。
ラッシュチケット、、、これは便利で止められないなぁと思いました。
何より安いし、比較的長くいようと思ってる私にといってはイイ。
見たいショーは山ほどあるし、、、ヘアスプレー、
マンマ・ミーア、ライオンキング、オペラ座の怪人、美女と野獣などなど。
しかし、ラッシュチケットが出る劇場も限られてますが。