ウヰスキーのある風景

読む前に呑む

あいさつ回り

2012-01-05 | 雑記
別に堅苦しいことをやってきたわけではなく、よくいくお店に新年明けてから行ってきただけである。

市内のとあるバーに行ってきた。

去年の十一月くらいからしばらく足を運んでいなかったので、凡そ一ヶ月強ほどになろうか。


相変わらずキセルマンだのアヘン吸ってるだの人斬りだのとからかわれながら、ウヰスキーをぐいぐい飲んでいた。

以前から何度かなんとなく話したことのある人もいて、久しぶりだねぇなどといいながら。

今日は連休が最終日だったのと、タバコが切れそうだったので、買いに行くついでに立ち寄るつもりだったのだが、食事もしてなかったので、バーに行く前にこれまたいつものように行くインド料理屋(家の近所じゃなく)でカレーを食べつつワインを飲んだ後だった。

相変わらず、インド人の店員は着物見ても反応はなかった。

なんだか、ちょっとにこやかに「いらっしゃいませ」と言っていたような気がするが(気のせいだろう)、たどり着く前にミゾレが振り出し、寒くて仕方なかったので、「一人です」とささっと座ってしまった。それにしても寒かった。

着物が寒いのだ、というのはある程度当たっているが、絹の袴はまったく寒くなかったので、原因は他にある。寒さに慣れてないのが多分大きい。



タバコは、いつもはわざわざ遠出して買ってくるのだが、今日は当座しのぎのために、別の銘柄にした。以前にも紹介した、コレ

市内のお店で、こういうのを扱っている店を他に知らないのと、そこには後は「小粋」しかない。

いつもの「マニトウ」はその店では取り寄せでしか扱っていない。手巻きタバコの定番だというのに扱わないなんておかしいな、とは、キセル(と「マニトウ」を)買った店の人の言。


そして飲んで帰ってきて、なんだか酔いも丁度いいので、ついやってしまった。というわけでご覧あれ。


二十五着目


なんだか声が出てない気がしたが、やっぱり気のせいだった。


二十六着目


酔いが悪いほうに向かった好例。


二十七着目


来年の話をすると鬼が笑うそうだ。


後、おまけ。

久しぶりに謎の料理写真を。と言っても単なるスパゲッティである。そう、単なる。敢えて言うならパスタそのものである。




ぱ・・・す・・・た・・・?


と思われてもおかしくないが、歴としたスパゲティ。

全粒粉で出来たスパゲティというやつで、見た目も味も蕎麦に似ている不思議な奴。


白っぽいのはカルボナーラの真似事か?と思われた方、いないか。一応カルボナーラなのである。

しかし、お前は家では完全菜食じゃなかったのか?と思う人もいるだろうが、安心してほしい。これは小麦粉だけで出来ている。

世の中には面白いレシピを考える人がいるものだ。実にカルボナーラっぽい、といわれても肝心なことを一つ。

カルボナーラ、食べたことがなかったということを。でもこれ、小麦粉とスパゲッティだけ(油とか塩コショウはとか無粋なことはいうなよ)とは思えない味である。

惜しむらくは、見た目がどう足掻いても蕎麦。


健康のためとかいって無理して食べていると思われるかもしれないが、なんのことはない。「普通」の食い物では満足できないし、こっちのほうが実際美味いから食っているだけだ。というわけで、また来年。