ウヰスキーのある風景

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容態

2010-01-09 | 雑記
と、いうわけで実家に戻ってきた。

まずは一日目、夕方に大阪へ到着。Nと会う約束をしていたから。

大阪は日本橋(ニッポンバシと読む)で落ち合うことにした。

自分は大阪に行く事が滅多になかったので、今一わからない。
年に一、二回しかいかないのもあって、まともに覚えた事がない。

地図上では大阪と和歌山は隣り合っているが、奈良や京都から行くのとは
比べ物にならないほど離れているのが、大阪と和歌山の間柄。

また、実家のあるところがさらに南の端に近いのもあって余計に遠い。

東京に出てくるまで、大阪はほとんど言った事がなかったというわけだ。


さて、Nの「まっすぐ歩け」の指示通り、まっすぐな通りをズンズン行くと
今度は通天閣のある、「新世界」まで来てしまった。

そこまで来ると、さすがに来すぎだと思い引き返し、適当な家電量販店に入って待機した。

電話すると、向こうも同じ店の名前を言うのだが、まったく噛み合わない。

ココとは違う、もう少し一般的な商品を扱う、通りの中ほどに近い店にいたようだ。実にややこしい。

急用があるらしいので、飯を食べてからどうするかを決めたが、さすがに疲れているので
家で待たせてもらうことにした。もっとPCを速くしろ、とせがむのだが(自分でどうぞ)
すぐに出来る強化はメモリ交換くらいで、しかもNのPCに合う規格は品薄なので却下した。

某BIO5の、協力プレイによる(と推測される)実況動画が最近始まったらしいぞ、
と伝えると「知ってるがな」と来た。それだけでなく、さらに白状したところによると
「お前にBio5買わせたのは、動画を撮らせるためだったのだ」だ、そうな。
妙だと思っていたら(「この状態で撮影したら声入るのかな?」などと聞いて来たときから)、
どうやら実況動画をやりたかったようだ。ああ、やめとけあんな恥ずかしいもん。

その夜は床に寝る。毛布と座布団を戴き、餃子だか春巻きみたいに下半身をはさみ
上半身は着ていたコートを被って寝る。寒かったが、自宅で同じ事をするよりマシだろうと感じた。

Nは仕事なので、朝から出ることにした。このまま帰郷するのもつまらないと思い、ある場所へ。

毎年、こういう機会があるとよく立ち寄る場所がある。大阪は天王寺にある「天王寺動物園」だ。

アシカやシカに餌がやれるので、たまにアシカに餌をやっていたりしたものだったが
今年は眠いし寒いしでやる気がなくなり、歩き回っていた。

遠めに見るとなんの動物かわかりにくい写真


どうも象は餌食べているところを見ているとゆらゆらしだすのは、威嚇じゃないかと感じた。
写真とその説明を見ると、神経質な方の個体だったので、おそらく。

夜行性動物のコーナーがあり、中には蝙蝠がいる。バットマンつながりでじっくり観察したが
蝙蝠の顔は実にかわいらしい顔をしていた。野性で出会うと、かまれた場合は危険なんだがね。

さて、自分で見るためだけに来たのではなく、お土産をここで買うつもりがあったのだ。

妙なお菓子買うよりは、こっちのほうが判り易いだろうというのと、母親が動物好きなので
動物のぬいぐるみを買って行く事が何回かあったのだった。

とは言うものの、結局、和歌山行きの電車に乗る前に、駅内のお菓子屋でロールケーキを買っていたが。

ここしばらく、動物園をゆっくり訪れることも無かったので、ぬいぐるみを購入。
今回はペンギンにしたが、ちょっと大きかったので、今までのコレクションの並びから外れ、
とある位置を占めることになった。それが以下の写真。



しゃべる人形、ミルルの横に並んで座ることになった。

時折つぶやく言葉のうちに「ねこかいたいな~」などと動物を飼いたい事を伝えてくるのだが、
今朝だったか昨日だったか、「ぺんぎんかいたいな~」と言い出した。

まさか、ペンギンがどうこうと母親と話していたことを覚えたのか?と思ったら
季節で違うことを言うそうで、冬のイメージの動物たるペンギンの名を口にすることがあるらしい。
ちょっと驚いた。ペンギン、と言うタイミングが余りにもよかったので。


父親は、まだほんの少ししゃべりや筆記に違和があるらしく、要するに本調子ではないようだ。
が、元気なことは元気だった。車に乗って朝から仕事にいったそうな。

家に着いて、チーコがいなくなったことを実感。泣きはしないが、少し寂しくなった。
帰ってから勝手口は一度も開けなかった。

さて、お土産の赤福食べてのんびりしよう。実は・・・また新しい、いや、なんでもない。では、また。