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My violin & My life/ Life is a Bumpy road

スタートラインはいつもそこにある!
Life is Impermanent.

家族の絆 人間の絆

2009年06月28日 | 観たこと聴いたこと
先日放映された
『妻よ!松本サリン事件』

いい番組だったと思います。

仕事から帰宅し朝取らずに出かけた新聞を取ってテレビ番組欄をふと見ると、
この番組の紹介がされてあるのを目にしました。
そこですぐ思い浮かんだのは

今年の4月22日
「疑惑は晴れようとも ~松本サリン事件の犯人とされた私~」 河野義行著
のタイトルでゆみさんがこの本を紹介されていた事、でした。

ドキュメンタリーと再現ドラマの組み合わせは、日頃から私は好きでは無く、視ないようにしていましたが、これは見よう、と思いました。(録画しました。)

内容は松本サリン事件での、河野義之さんへのえん罪を巡る
人が生きていく上で大切なこと、
それはなにかなとかんがえたら、いろいろ思い浮かびますが、ふと頭に浮かぶのは、いちばん身近な人との絆。

でもその絆は、
普段は気づかないのだけれど、実は、

「努力して大事にしていかなければ」ならないほどに
意外にももろくてくずれやすい、ほどけやすい。

そういう形無き大切なものを守り通した河野家。この大切なかたちなきものを形に変えていっていった家族。

人として生きていく上でこの大切な絆を基本にして行動された河野さんとそのご家族に胸が熱くなりました。。

事件から15年、たったのですね・・・

時間がないので多くは書けませんが、
事件への関与で服役した元オウムの信徒に対して、
やってはいけないことをして罰せられて『という表現だったかうろ覚えですが、)罪を償ってきたのだから、あなたがこれからどう生きるか、が大切でしょ

と、ふたりで温泉につかりながらかけた言葉が印象的でした。
そして、河野さんの息子さんはまた違う考えを持っておられることも私にはには理解できました。考え方はちがっても、父を尊敬する利発な息子さんでした。

オウムの信者には欠けていたものが河野家にはありました。
そのコントラストが事件の鍵だと思います。


よくまとめられていた、ゆみさんの記事をもう一度読み返しました。





トロンボーン四重奏

2009年05月19日 | 観たこと聴いたこと
先日16日にトロンボーンのコンサートに行きました。

トロンボーンって・・・
デキシーランドのイメージ、、、、あの~すみません、デキシーが何ぞやかなんてことさえ、私にははっきりしてないんだけど、、、縞々のシャツ着てシルクハットみたいなのをかぶって演奏してるイメージ。(貧困・・・・(-_-;))
しかし。

トロンボーンは「神聖なる楽器」といわれ、
その昔、教会で唯一演奏することが許された楽器


なのだそうです。は~そうだったのか。

<近藤孝司トロンボーン四重奏団コンサート >    in Hokkaido

前半は古典で後半がラテン系でした。
プログラム
1.ルネッサンス舞曲『入城』/プレトリウス作曲
2.ルネッサンス舞曲『ロンド』/スザート
3.四本のトロンボーンのための『ソナタ』/シュベール
4.四本のトロンボーンのための『三つのエクアーレ』/ベート―ベン
5.モテット『私は、しもべダヴィデを選び』/ブルックナー
6.ガーシュインメドレー
            休憩
7.マンボNO5 / P。プラード
8.さらばジャマイカ/ ジャマイカ民謡
9.ククルクク・パローマ/ T・メンデス
8.マカレーナの乙女/ B・Pモンテルデ
10.バナナボート/ ジャマイカ民謡
11.エル・クンパルチョ/ R・エルナンデス

アンコール
チャルダッシュ/ モンティー  他

コンサートのスタッフから案内状のはがきを頂いていたのですが
そこにチャルダッシュが記載されていたので、とても楽しみにしていたのです。が、プログラムにはなくて、がっかり・・・と思ってたらアンコールで演奏されたので嬉しかったです。(^o^)丿ライトな感じのチャルダッシュでしたね。

意外、と言っては失礼かと思いますが、繊細な響き。
16世紀(確かそう説明されてたと思う~^^;うろ覚え)にこの楽器が考案されてからずっと同じ形なのだそうです。
ソプラノ・トロンボーン、アルト、テナー(だったかなたぶん)・バス、の種類を見たのは初めてでした。ソプラノは今では使われていないそうですが特別に持ってこられたとか。

後半は賛助出演の瀧村 正樹さん(ラテンパーカッション奏者)の演奏もあり盛りだくさんでした。最後に20代のメンバー3人と、パーカッションの学生さん3人がステージ前に出て、あのラテンの、手をヒラヒラさせる踊り(?)をしたのですがすごく恥ずかしそうで(笑)高校の学校祭の生徒さんのようでしたよ。(笑)かなりがんばっておられました。
翌日には留学中のドイツに帰る方もいらして、なかなかハードなスケジュール。

楽しいコンサートでした。

演奏会場で近藤孝司さんのCDを買いました。
集録曲のトロンボーンでのチゴイネルワイゼン。
ジプシーくささがなくてふんわりな感じでした。(それがないとチゴイネルワイゼンじゃない~と思われる方もあるいはいらっしゃるかもね。でもそれはそれで別の感じで聴きました。)


名曲の花束

2009年02月16日 | 観たこと聴いたこと
久し振りにコンサートへ。
娘のkaoも誘ったのですが、
丁度親友のMちゃん(札幌)の家に、久し振りの合奏に出かける日だったので私一人で出かけました。彼女のお母さんがぜひバイオリンを弾きに来てほしいとのことで。

札響コンサートミストレス大平まゆみ& 弦楽四重奏団ノンノン・マリアメンバーによる        
       名曲の花束

                                  2月16日(月) 


先週、娘の住民票を取りに市役所へ行きましたら、その特大ポスターを見つけ、
コレはラッキー。隣の町まで聴きに行きました。

<出演>
大平まゆみ(ヴァイオリン)
三原 豊彦(ヴァイオリン)
三原 愛彦(ヴィオラ)
荒木  均(チェロ)

実はポスターで目に留まったのはチェロの荒木さんでした。
先月荒木さんのブログに「演奏聴きに行きますから~」と書いたので、春になったら札幌へ聴きに行こうと思っていたところ、早くもチャンス到来でした。(^o^)/
また1stの大平まゆみさんの演奏は以前ロビーコンサートでお聴きし、また機会があれば、、、と思っていましたのでこれは千載一遇でした。

<曲目>

1モーツァルト:ディベルティメントより第1楽章
2エルガー:愛の挨拶
3アンダーソン:ブルータンゴ
4アンダーソン:プリンク・プランク・プルンク
5アンダーソン:小猫のワルツ
6ポッケリーニ:メヌエット
7モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク
8マンシーニ:子象の行進
9マンシーニ:ムーンリバー
10ハーライン:星に願いを
11葉加瀬太郎:情熱大陸のテーマ
12レハール:メリー・ウィドー??
13となりのトトロ
14「千と千尋の神隠し」より 千尋のワルツ
15川の流れのように
16いとしのエリー
・・・・とあとなんでしたっけ、プログラムには17番目まで書いてあったのですが~
モーツァルトのオペレッタからだと思うのですけど、、、
オペレッタの解説に、山本モナさんと、野球の二岡さんや東国原知事、はたまた石田純一さんを例えに登場させて会場をわかせてらしたんですが~題名が~??あ~ん、とほほ、帰りにアンケートを書いたときプログラムを忘れてきてしまいました。もう、余計なことばかり覚えてるものですね。
また、音階のお勉強と題したミニコーナーもあり爆笑でした。

この日は大雪で路面もツルツルで、車の運転は恐怖でしたが、名曲の数々を堪能できてよい時間をすごしました。所謂くらしっくツウではない人も馴染めるようにに、荒木さんのユーモアトークで和やかな楽し演奏会でしたよ♪

あまりに愉快なので、大平さんが吹いてしまうのではないかと思いましたが、
そこはさすがのコンサートミストレス!動じませんでした~~かなり反応されてはいましたけど。(笑)

主にあらきさんが話されましたが、大平さんも自らマイクを取り、宮崎アニメはお二人のお子さんと一緒によくご覧になるとか。「あらきさんもお嬢さん二人いらっしゃいますよね!」と、
ステージ上でアットホームな会話も飛び交いました。
大平まゆみさんは「私のレパートリーに新たな曲が加わった新しい試みです。」と最初に話されていましたが、普段演奏しないポピュラーミュージックやアニメソングや演歌?を演奏されて、また違う側面を垣間見た感じでした。

・・・最初は正面の後ろで聴いていましたが、音響はさほど、、、で、休憩時間のときに前から三番目の空席見つけ移動♪意外といい具合いに聴こえました。通常は、元いた席のほうが聴こえ具合がいいはず~ですよね?
ともあれ前の席に移動してしっかりバイオリン演奏のの右手も見られました。
じーっ!!



そうそう、5月にはまたノンノン・マリアのほうの演奏会にも足を運ぼうと思います。ブログでチラッと紹介されていたので。曲目はショスタコ他、、、

今年はしばらくご無沙汰の札響も聴きに行こう~

さてkaoは、Mちゃんのお母さんが大好きな曲「別れの歌」を弾いてきたそうです。
それから去年Mちゃんと弾いた「旅立ちの日に」や、「となりのトトロ」なども。色々弾いて楽しんだ模様♪
「トトロってバイオリンパート意外と難しかった~!」と言っておりました。
Mちゃんは別れの歌のピアノが上手く行かず、合わせたはいいけど、途中でおたがいが「別れの歌」、「トトロ」、別々に個人練習したそうです。(笑)




ユーモレスク

2009年01月28日 | 観たこと聴いたこと
昨日、ふとユーモレスクを聴きたいなと思って
家にあるCDを探す前に見つけたこの演奏。
パールマンとヨー・ヨーマの・・・。
ホールはどこなのだろう。

A. Dvorak - Humoresque No.7



とても心に響いて・・・嬉しくなりました。

私も弾いてみました。
巨匠の演奏を聴いたあとだから、自分の音には目をつぶって
(耳をふさいで?。あ、無理。やはり聴かなければ。しぶしぶ)(笑)

鈴木3巻のユーモレスクはレから。
演奏会用ヴァイオリン名曲集vol.1では重音が入っていて難しかった。
(重音、すぐさまリタイア)
ソから始っていました

・・・チェロで~弾いてみたいかも。

最後にパールマンのヴァイオリンを
ヨー・ヨーマが持っていきました。
いい雰囲気。




今はこれ聴いています☆『RINKA』4thあるばむ

2008年12月23日 | 観たこと聴いたこと
そして今は~
先日チラッとご紹介しましたブログ愛蘭土を聴く
小松崎操さんのグループ『RINKA』の4thアルバムのCD
Black Diamond / RINKA   KONPEI CDR-8
をずーっと聴いています。(^^)

フィドルにはあまり縁のなかった私でしたが
RINKAのCDのおかげですっかり馴染んでいます。(^o^)/

そのふんいきはこちらからも。→MySpace

色々書きたいこともありますが詳しくはいずれ。
年末はこのCDに支えられてがんばれる。毎日心に沁みています。
美しい。

ラ・ゾーヌのメンバー小林さん曰く、

『リンカさんたちの音楽が流れると、
空気がどんどん透き通っていくような
そんな音に包まれていきます。』



キャブレット

2008年12月12日 | 観たこと聴いたこと
一昨日のレッスン日記を書いていたのですが、こちらを先にアップします。^^;

夕方、北海道の放送局UHBの番組み「スーパーニュース」で、
興味深い楽器が紹介されていました。
その楽器というのは、キャブレット(ミュゼットバグパイプ)です。

ベルトの付いたふいごを腰につけて、管楽器を演奏する、、、っていう感じでしょうか。
百聞は一見に如かず、で、こちらを見てくださいませ。↓2007年の演奏だそうです。
管楽器出身であるnobaraさんならきっとご存知だったかと思いますが。(^^)
初めて見る楽器はおもしろかった~~これウキウキする音楽ですね。

札幌(:)

2007ダイマ忘年会(その1)


               

番組では、札幌を拠点として活動中の
バル・ミュゼット楽団 『ラ・ゾーヌ』が紹介されていましたそのメンバーのクミさんという方によって演奏されていた楽器です。
(トップの写真は勝手にラ・ゾーヌのHPのお写真を頂きましたが、、、了解を得てはおりません、、、お知らせしたほうが良いですね・・・・)

私はバル・ミュゼットという音楽について何も知りませんでしたが、、20世紀初頭のパリで大流行した、アコーディオン中心のアンサンブルによって演奏される大衆音楽だそうです。
そして、、、詳しい経緯はわかりませんけど、フランスのキャブレット奏者ミシェル・エスベランさんという方から、そのキャブレットという楽器を譲ってもらったそうです。
メンバーの女性たちのバル・ミュゼットへの熱い思いが、放送された番組から伝わってきました。

そうそう、バイオリンとのセッションも紹介されていて、なんだかフィドルみたいな雰囲気でしたね。
          

インタビューでのクミさんのお話の一部、「この楽器は私が演奏しなければばらない!」そうでなければ日本で誰が演奏するというのだろうか…という
(確かそういうことだったと記憶しましたが、あ~っと観ているうちに終わってしまい、正確には伝えられないです。ごめんなさい)、
とにかく、楽器に対するご自身の直感と積極的な行動が頼もしく、、ハッとさせられました。
そして未知の楽器をモノにするというパワーに感服です。簡単なことではないです。やはり、「とにかく練習時間が必要」とおっしゃっていました。
CDも出ています。

さらに、こちらのブログを見つけたので、ご紹介させていただきます。
愛蘭土を聴く

この『ラ・ゾーヌ』の活動拠点は札幌にある
ガンゲット・ダイマというお店だそうです。二条市場の近くだそうなので(札幌市中央区南3条東1丁目)
今度機会を見つけて行ってみたいな。

                 

水曜日、レッスンでしたけどね、なんだかね、自分自身、漫然と続けているバイオリン、、、のような気がしているんですね。
でも一応生活の一部なんですけどね。(笑)バイオリンと同居しているわけですし。練習も細々と。(笑)いや、それにしては愛が足りないかなぁ?良く鳴ってくれるんですけど、いまいち息が合わないのは私のせいです。懺悔~~~
レッスン日記はまた明日~~






君住む街へ

2008年11月09日 | 観たこと聴いたこと
普段家にいる時は、何故だかそれほど「うた」は聴くことなく、BGM「曲」中心ですが、ひさしぶりにこういう曲も聴いてみようかな。実はネ、「うた」を聴く時はロックっぽいのがすきなんですけどね、、、。
でも家にいると意外にも落ち着いて聴けないのは、、、どうして~。最近は車の中でもあまり聴いてなかった。今年の春に1曲、夏に1曲、ある歌をずっと聴いていましたけど、秋は覚えたいことがあって学習テープばかり流していました、、、。


君住む街へ(小田和正)

自分中心の尺度で日々過ごしていて、、、行き詰ると視点を変えたくなります。よけいなことが洗い流される感じ。


オフコース 君住む街へ

小田さんソロは私には繊細すぎ(笑)、、、オフコースの時のほうがすきかな。(^^)




さいきんは、もつあるとのバイオリンソナタ集をずっと聴いていました。
メッシュレウルの演奏でしたけど。
いつか弾きたいと思いました。33番。

妄想域でしかないけど、、、。
その前に、ヘンデルのソナタで修行を積みます。はい。
スミマセンヘンデル軽視じゃなくて、、、だから~誤解してます?違うから。ヘンデルさま、、、あなた様はなかなか克服できませんから。)

半径5メートルの日常を歌う

2008年09月25日 | 観たこと聴いたこと
秦万里子さん。
第二のきみまろ?なんていわれているそうですが。
クラシック畑の方のようですね。

この方の弾き語りを聴くと行くときっと元気が出そうです。
レジ待ちの歌、なんていうのもあるのね。TVで見て面白かった。

半径5メートルの日常を歌う というのが彼女の歌らしいです。
私たちの年代の女性は共感するでしょうね。でも、それは商業的「狙い」ではなく、、、まさに日常的で、目線がさばさばしていて、ある種突き放したものの見方でもあり、その方をいいひとだなぁ、と、(朝番組での短い紹介を見ただけですが)素直に思えました。。うん、結構私たちの周りにもこういう雰囲気の方、いらっしゃいますね。そんな方々を代表しているかのようで、ついに出てきてくれたか!音楽界に、の感があります。
歌の雰囲気は昔のフォークソングっぽい。

日常を笑いで乗り越えていくという智恵は、私たちにとって生きていくうえでのポイントポイントに有効な、ある種の救いでもありますが、(私はそれが一過性のものでありながらも、心と体へのマッサージ効果があると思います。)
ただ、笑にも色々あり、
今テレビなどで見かける「お笑い系」「お笑い」といわれる芸人さんの舞台ですと、ある程度の体力がなければ、また話題のジャンルが日々新しくて、またある種マニアックだったりすりと、、どこが笑うところなのか、中高年にはわからないという現象もあるかと。(←って、それは私なんだけど。

どんな笑が良くてどれが悪い、、、などという水準の話ではなくて、ね。
笑い、、、なかなかか含蓄のある現象なのだなあと思います。

笑いは「笑いそれだけ」で存在するものではないですね。
ユーモア、アイロニー、そして、ペーソス、、、
私には「お笑い論」は語れないので、ここまでしか。

そういえば~
このブログもあまり気の利いたことを書けていませんが、思いっきりお笑いで頑張ろうと思っていたのですが、体力不足です。脳のほうの。
まあでも私の存在自体が笑いかもしれないので、それでいいのでしょう。。(爆

話がそれましたが
歌が、コンサートが、しぜんなかたちでうけいれられる雰囲気が出来るのって、こういう、聞く人の求めるものと、表現者のひとがらがマッチングした時でしょうかしらね。個々いろんな場合があるけど。


さて、様々な場面で色々楽しめる、ということは幸せなこととおもいます。



ですが、楽しめないときは無理して楽しもうとしないでいいです。
何を見ても楽しくないときって、ありますよね。



半径5メートルの日常・・・にはいろんな事がおこるなぁ。
歌にしちゃおうか~~

         


ところで、無料のコンサート2つの予定を見つけました。
市役所1Fのロビーコンサート(ピアノと歌。ジャズ風もあるらしい)と、美術館のロビーコンサート(フルート)。ともに徒歩でも行ける距離。サッと行ってサッと帰ってこれる
なんとなくフルートを聴きたい気分です。
、、、ので、チラシをもらってきました。








喫茶店でプチコンサート

2008年09月20日 | 観たこと聴いたこと
先週の日曜日、
能登谷亜紀子さんのプチコンサートがありました。
会場は私のお友達の喫茶店です。
その喫茶店のお客様の娘さんが帰省の折に開いた少人数のコンサートでした。
15席ほどの喫茶店ですから、演奏者との距離が2メートルもあるかどうか。

プログラム  能登谷亜紀子ぷち・コンサート
         ~バイオリン名曲集~ (5時開演)於ギャラリー陶居&cafeオルノ  
エルガー    愛の挨拶
クライスラー  プニャー二の形式による前奏曲とアレグロ
バッハ     無伴奏バイオリンのためのパルティータ 第1番よりサラバンド
パガニーニ   ラ・カンパネラ
パガニーニ   カンタービレ

      休憩
クロール    バンジョーとフィドル
マスネ     タイスの瞑想曲
能登谷亜紀子  祈り
サラサーテ   序奏とタランテラ


会場にはピアノが無いので、
通常伴奏つきのものも、全曲伴奏なして弾いてくださいました。
こういうコンサートは初めてなので新鮮でした。
バッハのパルティータも生の演奏ではたぶん初めて。
意外にも音響がよく、能登谷さん、少し驚いていましたね。
駒の周辺で聞こえるあのカサコソとした音も響きます。

集まった方々はヴァイオリンになじみの無い方が多かったようですが、とても満足されたようで良かったです!(って!私が言うことじゃないですよね。ナマイキ、、、でも同士よ、←誰、、(笑)  そう思いません?ムリヤリ共感・強制共感♪)
初めて聴くVn生演奏が、すぐ目の前の演奏というのもラッキーだと思います。
私の後ろの席の女性が、「ヴァイオリンていいですね♪」とか、「かわいいですね能登谷さんて♪」とか、「天満敦子さんの演奏を聴いた人がいますけど、いい演奏なんですか?」とか、私に話しかけました。
初対面の方が素直にその感想を話してくださる事が、私にはとても嬉しかったです。こういうつながりが生まれるのが音楽の素敵なところ、でしょうか。
(実は、私は一番前でついついボウイングの動きを注視してしまったときもありました、、、そのうち曲に浸りました。タイスの弾き方の違いも堪能しました。)

丁度全曲が終わる頃日が暮れて、
その光の変化が素敵な舞台照明に。


演奏終了後にコーヒーまたはワインが出ました。(私は車なのでコーヒーでしたが。)
集まった方々は日頃から喫茶店のオーナーさんとの親交の厚い方ばかりなのでしょうか、和やかな熟年世代の方々から30代の方までのようでした。演奏者の方への質問コーナーも設けられ、盛り上がりました。

コーヒー&ワインをいただきながらしばし余韻に浸りました。
サロンを思わせるコンサートでした。

思い出の(~_~;)ハイドンの弦楽四重奏曲「皇帝」

2008年08月17日 | 観たこと聴いたこと
やらなくてはならないことが溜まっているが、朝から体が重い。TVをつけてみたら…オリンピックか~。水泳女子自由形の表彰式だった。
この種目はドイツが優勝。
国家が流れていたが、、、「あれれ、皇帝だわ。」私は、ハイドンの「皇帝」がドイツの国家になっていることを初めて知った。

               
このメロディを聴くと思い出すことがある。
中2の時の、部活のオケの交流演奏会。楽器紹介のコーナーのあとに弦四も一部披露することになり、その曲が「皇帝」2楽章の抜粋だった。
1学年先輩の部長が、「誰か弾いて」とVcの私ともう一人のY子に言い楽譜を渡した。。奇麗なメロディだな~と思ってVnの子とも練習していたが、Y子が先に、「私が弾きたい!!!」と言った。私も弾きたかったのだけれど、彼女に弾いてもらうことにした。
演奏会の当日、彼女が弾いているのを見て「やっぱりいいなぁ~弾けなくて残念~。」と思った。
後で、部長がストレートボブの髪をセーラー服に靡かせながら「なんで弾かなかったの?」と言った。「あなたが弾くと思ってたんだけど。」
??? ん、なこといわれてもね。どっちでもいいんじゃないかと思っていた。

意欲のある者が前に進むんだよと言いたげだった部長の意志の強いキラリ☆とした目が、印象的だった。
その目の”キラリ☆”が、この2楽章の旋律を聴くといつも思い出される。普段は殆ど聴かないのはそのせいかな?(笑)

その後、、部長はバイオリニストになった。
私は、、、あははっ(~_~;) 
            
               
              
ハイドンはオーストリアの人なんですね。(知識ゼロですみません
ドイツ国歌の旋律は「皇帝」の第2楽章で、前はオーストリアの国歌だったらしい。第2次大戦後、ある理由で連合国によって禁止され、一時ベートーベンの第九になった時もあり、紆余曲折を経て結局ハイドンに落つき、現在も使われている。
ではオーストリアはどうかと言うと、1954年に制定された現在の国歌の原曲はモーツァルトだとか。

 参考にさせていただいたサイト
ドイツ国旗と国歌の話http://www.k3.dion.ne.jp/~micha/songs.htm
ベルリン@対話工房(楽譜がありました。)
http://www.taiwakobo.de/artikel/politik/2005/national/national.htm

世界の国旗・国家と豆知識<世界60秒めぐり>
http://hukumusume.com/366/world/pc/all/106.htm
より、
ドイツ国歌音源
オーストリア国歌音源



リコーダー

2008年08月03日 | 観たこと聴いたこと
あらここでもサマースクールが。

リコーダー♪

りこーだーでピタゴラスイッチ、、、へぇ~弾いて見たい!
そして
話には聞いていたけど映像で見るのは初めての、コントラバスリコーダーの存在。
その奏者の方が手品のようにポケットから出してくる、おどろくほど小さなリコーダー!音は小鳥の声のよう。
リコーダーハカセのごとくのれくちゃーに、なるほどなるほど。

おおリコーダーでアイネク。

タイガーマスクの歌もありましたわ。佐渡氏の。(笑)

ストローの3重奏がすごい。
ゲストの”栗コーダー”のメンバーが興味しんしんで目を凝らして見つめていた!のが印象的。

最後の、「みんなで合奏」のところでは
会場の皆さんもリコーダー持参で吹くという「ふるさと」

私もTVの前で吹きました♪
夫が出張の時に肩たたきに丁度いいといってよく持っていくので
手元にすぐありましたの。(大笑)

やっと楽器としての自分を取り戻したリコーダーでしたか。
いままでごめんね、、、。

吹いたら、、
小学生の頃がよみがえるその一瞬でした。
ぴぽ~。


今日の「題名のない音楽会21」、、、によせて。デシタ。
(今度は書き間違えないように~っと。)あ、もうトップはサマースクール②の「指揮」になっていた。

扉の向こうはなあに

2008年07月21日 | 観たこと聴いたこと
お友達の喫茶店に置いたあった本。

ベルンハルトM・シュミット 『世界のドア』

異国情緒あふれる世界のドアを撮影した写真集です。
ヨーロッパやアジアの様々な意匠の数々。
その美しさを一つ一つ観ていくうちに
それぞれの「ドア」を開けてみたくなります。

        

 ところで・・・
 「歌詞」は、本来的には読むものではなく”曲を伴って”「聴く」ものだとは思いますが、、、。
最近、ある歌の歌詞を読んで、コレはどうしても受け入れられないなと思うことがありました。「嫌い」というのとはまた別の。それが自分にとってどういう事なのかちょっと考えました。反論しようとする自分がいる。滅多に無いことなのですが。

 気になることが、いくつか出てくると、どうもそれが一つの線で結ばれるような気がします。よい意味で気になること、も、しかり。それは自分自身の方向性を伴う、星座の様な形。このところ、心の片隅にそんな思いを抱きながら、日々を過ごしていました。

            
                 



 お友達の喫茶店を訪れたとき、長男さん(私の息子より1歳上ですから25歳。小さい頃から2人は同じ絵画教室に通っていました。)が休日で帰ってきており、喫茶店のお運びを手伝っていました。
今日は海の日ですね。お昼だったので忙しそう。オーダーしたあと私は、窓に面した席に座ってずっと外を眺めていました。雨上がりで緑がくっきり綺麗でした。白いちいさな蝶がフワフワ飛んでいて穏やかな庭。
 厨房で用意をしている私のお友達とお皿を洗っているらしき息子さんの様子を背にして、聞くとはなしに耳に入る会話が心地よく感じました。
 入社2年目の息子さんは会社の研修で土日も試験や出勤やらでしばらく帰省していなかったそうなので、お友達はきっとうれしかったと思います。
私も会えてよかった♪


        

 そうそう、ドアの本の話でした。
気になるドアを見つけたら、開けてみようと思います。
チャレンジ。でも開けなきゃ良かったなと後悔するかな。
いいの、そんな時は中に入らないで閉めるから。大きなドア、小さなドア、、、
いえ、じっさいのドアではなく、、、心のなかでの日々の一歩ということを喩えてですが。

 それにしても、ベルンハルトM・シュミット の 『世界のドア』は美しく魅力的な写真でした。シュミットの言葉も魅力的でした。あとで抜粋したいです。
小型の写真集です。


ア・カペラで「春」を聴く☆「題名のない音楽会21」

2008年07月20日 | 観たこと聴いたこと
ひさしぶりにN響アワー・・・←じゃなくって!!「題名のない音楽会21」を見ました。
でも気がついたときはもう終わる時間だったので、、、最後しか。

ちょうど、AURA(アウラ)というお若い女性グループが、ヴィヴァルデイ”四季”の「春」を歌うところでした。歌で「春」を聴くのは初めて。
とてもみずみずしくて奇麗なハーモニーでした。
Vn2nd部分のメロディもみごと、、、

番組HPの「楽曲紹介」でさわりの少しだけ聞けるんですね。(後で見て知りました)
AuraのHPもありました。
ついでにユーチューブも
ピアノ協奏曲21番 第2楽章/W.A. モーツアルト(5声)などもあるんですね。HPでいろいろ試聴しました。
うつくしい歌声です。

追記 2008/7/21 お詫びと訂正m(__)m

この20日投稿の本文に間違いがありました。
記事冒頭「題名のない音楽会21」と書くところを、「N響アワー」と記しましたが
これは誤記でしたので、
「題名のない音楽会21」に訂正させていただきました。(誤記部分残しました。)
皆様、混乱させてごめんなさい!!


北菓楼でグループ展鑑賞

2008年07月19日 | 観たこと聴いたこと
実をいうと~~
このところ憂鬱な日々でした。

暑いし。体力ないし。
(北海道でこの時期こんなこと言うと申しわけないですね、)
ニュースでは今日の練馬区35度・・・とか。
それにしても・・・Vnを練習すると音程がちっとも合わないし、閉め切ったリビングで汗ダラダラだし。クーラーつけると腕は冷えて痛くなるし、、、。窓を開けては出来ないし。なので、、、ああもう~~1週間ほど楽器から遠のいてしまいました。(ようやく今にして焦りが・・・明日は弾こう・・・焦る元気もなかったのだ。)

そしてまた、或ることについて悶々と考えていました。コレが一番の憂鬱の素だったのですが。それについての自分の考えがどうなのか、まとまらず、、、すっきりしないでおりました。普段は「まっ、いいかぁ~」で済ませる私ですがそんなときもあるのです。 

そのような日々が続く中、
今日は、、、、若かりし頃2年間だけ通った絵画教室のグループ展に行きました。
(結婚と同時にやめて、私はその後ずっと描いていません。描く予定もまったくなし。)
北菓楼本店のギャラリーは、意外と雰囲気がよく、出品された絵が映えます。
土曜日のせいかお菓子を買うお客さんが大勢。会計では長蛇の列でした。。
(以前反対側のフロア、喫茶エリアでのコンサートに行ったことがあります。そういえばその時咳が止まらず、、、(T_T))
出品されたのは火曜日の教室の方五人ほどで、十数点展示されました。

私は絵画教室の恩師とその奥さんを車で送迎することに。。
それぞれいい絵でした。上手とか下手とかいう以前に、もっと心に届くものがあります。ひとことでいうと、それは緊張感。その雰囲気は上手く写真に収められませんでしたが。
一番大きいのは30号の牡丹の絵でしたが、「もっと大きく見えるわね。」と奥さん。(なんと75歳の方の作品。その気力体力に感心します。私は30号はしんどかった、、、そのときは若かったのに、、、)
初日に既に拝見したのですが再度見ても飽きませんでした。

喫茶コーナーで久し振りに先生夫妻とお話もできて
いい時間を過ごしました。
コーヒーとケーキをごちそうになっちゃった。恐縮、、、m(__)m