My violin & My life/ Life is a Bumpy road

スタートラインはいつもそこにある!
Life is Impermanent.

家族の絆 人間の絆

2009年06月28日 | 観たこと聴いたこと
先日放映された
『妻よ!松本サリン事件』

いい番組だったと思います。

仕事から帰宅し朝取らずに出かけた新聞を取ってテレビ番組欄をふと見ると、
この番組の紹介がされてあるのを目にしました。
そこですぐ思い浮かんだのは

今年の4月22日
「疑惑は晴れようとも ~松本サリン事件の犯人とされた私~」 河野義行著
のタイトルでゆみさんがこの本を紹介されていた事、でした。

ドキュメンタリーと再現ドラマの組み合わせは、日頃から私は好きでは無く、視ないようにしていましたが、これは見よう、と思いました。(録画しました。)

内容は松本サリン事件での、河野義之さんへのえん罪を巡る
人が生きていく上で大切なこと、
それはなにかなとかんがえたら、いろいろ思い浮かびますが、ふと頭に浮かぶのは、いちばん身近な人との絆。

でもその絆は、
普段は気づかないのだけれど、実は、

「努力して大事にしていかなければ」ならないほどに
意外にももろくてくずれやすい、ほどけやすい。

そういう形無き大切なものを守り通した河野家。この大切なかたちなきものを形に変えていっていった家族。

人として生きていく上でこの大切な絆を基本にして行動された河野さんとそのご家族に胸が熱くなりました。。

事件から15年、たったのですね・・・

時間がないので多くは書けませんが、
事件への関与で服役した元オウムの信徒に対して、
やってはいけないことをして罰せられて『という表現だったかうろ覚えですが、)罪を償ってきたのだから、あなたがこれからどう生きるか、が大切でしょ

と、ふたりで温泉につかりながらかけた言葉が印象的でした。
そして、河野さんの息子さんはまた違う考えを持っておられることも私にはには理解できました。考え方はちがっても、父を尊敬する利発な息子さんでした。

オウムの信者には欠けていたものが河野家にはありました。
そのコントラストが事件の鍵だと思います。


よくまとめられていた、ゆみさんの記事をもう一度読み返しました。




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2 コメント

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Unknown (ゆみ)
2009-06-29 14:29:25
葉月さん、記事書いてくださってありがとう。

>ドキュメンタリーと再現ドラマの組み合わせは、日頃から私は好きでは無く
私もなんです。再現ドラマが嫌い。^^;
で、このドラマも、誇張した演出がなきにしもあらずでしたが、でも、
「今まで楽しく平和に生きてこれたからいつ死んでも悔いはないね」とか「みんなが海で溺れたら、パパはいちばんにママを助ける」とか、そういうセリフは本当なんですヨ~(ご著書にもそう書いてあったの。)

河野さんて、感情をあまり外に表さない冷静な方ですよね。だから一見冷たい人、、のように感じる方が多いかも?(警察もそう見た・・?)
でも、人間の本来あるべき姿を実践されている方で、人間としての、真の優しさを持っておられる方で、、、スゴイ方ですよね。(うまく言えないけど~)

そして、お子様達が元気でご活躍なのを知って嬉しかったです。奥様のお元気だった頃のお顔も拝見できて・・・涙が出ました。

良い番組でしたよね。
心にとめておきたい内容でした。
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Unknown (葉月)
2009-07-01 11:02:56
ゆみさん♪
思い付いたことだけ羅列してしまい、走り書きになってしまったのでチョットおかしな文があったんですけど、読んでくださってありがとう~(母を車で送る直前で~読みなおさずに慌ててエイッと送信!(ToT))

〉私もなんです。再現ドラマが嫌い。^^;あ~やはりゆみさんもそう?私も苦手ですね。
〉「今まで楽しく平和に生きてこれたからいつ死んでも悔いはないね」とか「みんなが海で溺れたら、パパはいちばんにママを助ける」とか、そういうセリフは本当なんですヨ~(
そうだったのですか♪ドラマの演出かなとも思っていました。(^_^;)・〉河野さんて、感情をあまり外に表さない冷静な方ですよね。
そうですね。ああ、それだからこそかな、先程の言葉も一時の感情というのではなくて誠実なお人柄が現われているのだと今にして思えてきます・・・

普通に暮らしていたら、まったくこんな事件に遭遇することなど誰も想像もしない。
このようなショッキングな事件を通して、それまで個人的には縁のなかった私が河野さんという方の生き方をほんの少しでも知る事ができた・・・のが、なにかやるせない気持ちです。
お子さんたちが成長された現在のご様子が力強くて、このことだけは素直に喜んでいます。
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