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My violin & My life/ Life is a Bumpy road

スタートラインはいつもそこにある!
Life is Impermanent.

芸術の森

2011年10月06日 | 観たこと聴いたこと
札幌芸術の森美術館に行きました。
と或る団体の幹事役でバスの手配とレストランの席の予約など。
参加者は12人なので楽でした。
レストランでは食券制なので、私が注文を取り、まとめて買いました。(ひーはー)

札幌芸術の森25周年記念展
森と芸術
http://sapporo-art-museum.jp/index.html#forest
15世紀から現代までの絵画・版画・写真・彫刻・工芸品・絵本・博物標本など約200点が展示されていました。
印象に残ったのは、ルソーの絵画。
よくカレンダーなどでおなじみの、あののデザイン的な描写の絵ではないものがあり、
普通な感じの、、、写実風の絵でした。小さいのでちょっと見逃しかけた。
ところが、あれっと思って目を止めたら、、、光のとらえ具合が生き生きと素晴らしかった。すごい。
やはり非凡な感覚と才能なのだなぁ。
工芸品ではガレのランプがきれいでした。絵柄には日本の松を思わせるものも。キノコも面白い♪
他には、解説によるとアールヌーボーの前段階となったらしき絵もあり、興味深かったですネ。
他にもたくさん観ました~おもしろかった~


美術出て、陶芸家館の前の池のところでは鴨さんが。
一斉に、、、寝ている?

天気予報は雨でしたが運よく晴れ間が。散策できました。


有島武郎記念館があった。わたしはバスのドライバーさんと打ち合わせがあるので中には入りませんでしたが写真を。
みてきた皆さんはとても良かったと言っていました。
外は輪からでは変哲のない建物でしたが。それにしても建物の色が、、、^^;

帰りに、「くるみやでソフトクリームを食べよう♪」と提案された方に従って、途中寄ってもらいました。
みなさんケーキをお土産に買いました。わたしも人気のシフォンケーキを♪

生クリームが牛乳っぽくてなかなかのお味でした。

皆さんにも楽しんでいただけたのでひとまずほっとしました。

ちまちま偉人展/高山美香さんのお人形

2011年09月29日 | 観たこと聴いたこと
お茶の他流4人稽古(笑)の茶室の主Eちゃんから教えてもらった
「一葉のめがね」という本。
伝記になっている世界の偉人達をお人形にして、
作者の高山美香さんが独自の解説をしています♪
見せて頂いたときは図書館で借りたものだったのですが、
みんなで「ほしいわね。」ということになり、
メンバー4人分を私がまとめて発行元の「猫の工房事務所」から直接取り寄せました。
電話で注文したら「えっそんなに?ありがとうございます♪」
と言われて、そんなにってほどの冊数でもないんだけど、アットホームな感じでした♪
ずいぶん前になりますけど。

その後、つい最近、Eちゃんからのめーるで、
「S図書館で高山美香さんの人形展があるわよ!」
とお知らせをいだだく。バイオリンのレッスンの日に
「午後から行く予定なの~」と言われて一緒に行きたかったけど、
レッスンが終わってから一人で行きました。(閉館間際、、、)
      ********
これ書いたのが9月7日のレッスンの日だったんですが、
本の写真撮ろうとしてそのままになり、(本がどこに行ったか捜索…(T_T))
アップしそびれていたらこんなに時間経ってしまった!まあその、いつでも旬、ということで!
逆に今落ち着いたところでぜひご紹介したく思います。。
      ******

さて、
人形の高さ10~15センチくらいと書いてありましたが、、
本で見ていると、どうしてだかもっと大きいものを想像してしまいます。
存在感抜群なのです。
実物を見たとき改めて、「わ~ちっちゃい~!」と思ってしまいました。
それぞれの偉人の人形のエピソードは漫画入りでそばに貼ってありましたが、
あっ、これは本の原画だったのかな。

とても愉快で暖かくて面白いのです。
私が出掛けた図書館では「作者に了解を得ていないのでなんとも、、、」
と言うことでしたので写真遠慮したので他のHP写真をご紹介します。

こんな感じ↓
ちまちま偉人展@小樽[ 2010年1月17日 ]


会場全体が映っている写真がないかな。
どれほど小さいかみて頂きたくて。

と思ったら
小樽市のHPにありました。H21年の時の写真。http://www.city.otaru.lg.jp/simin/koho/websyasinkan/21nen/web211107_3.html

こういうのも見つけた。↓
ブログIn The Souphttp://simijimi.exblog.jp/10323110/

茶房高円寺書林
http://kouenjishorin.jugem.jp/?eid=873


私が行ったのは小さな図書館のロビーの一角でしたけど。


お人形はどれも、どことなくユーモラスで
うふっ♪と、顔がゆるんでしまいました。

この展覧会、高山美香さんの人柄が感じられます。
ちまちま、ってご本人は言うけれど、
確かにミニチュアだからそうかもしれないけれど、
お人形それぞれの表現と内容は全然ちまちまじゃなくて、深くて広くて、暖かいです。(^^)
最初は作ったのが似なくて困ったそうです。
しかも参考にした写真とか肖像画の類は、種々雰囲気がばらばらで
同じ人物でも似ても似つかない資料に驚き、
視点を変えて、人物の背景と時代を探り、内面を中心にして考えよう
というところからまた新たに始めたのですって。
するとそのうちに人物像が見えてきて、製作が進んで行ったそうです。
その勉強量と洞察を感じます。ユーモアたっぷりのネ。

中原中也が面白かったナ、、、漱石とかも~(漱石、ひどい肩凝りだったそうですヨ。)




忍たま乱太郎

2011年07月16日 | 観たこと聴いたこと
あらまあ、実写化される~~

朝小を購読していたので初回からずっとと見てました。
その当時子供たちとの日々の楽しみ。
新聞切り取ってためてました。
単行本も買いました。
アニメ化された時も見てました。
おもいだすと懐かしい。子育ての頃。

忍たま乱太郎
http://eiga.com/movie/55708/gallery/2/

懸賞に応募して、
乱太郎・キリ丸・しんべえの小さなお人形が当たったのが楽しい思いでです。

登場人物のネーミングが愉快。
ひえたはっぽうさいサン、とか。
だいさんきょうえいまるサンとか。(笑)

山田先生が女装趣味で、
若い男の先生がかまぼこ嫌いで、
給食のおばちゃんが「おのこしはいけまへん」
だったかな。

思いつくままに。(笑)

小さな子供がいっぱい出るから可愛いわ。



ふとかんがえてみると。

2011年05月07日 | 観たこと聴いたこと
久しぶりに書いたレッスンの話題、、、。
いつもバイオリンに関しては、できないことだらけの愚痴日記またはお笑い日記。
でも先日書いたものを読むと、何やら楽しげな雰囲気も垣間見えるではないか。
あっ、でも
そう感じるのは本人の私だけかと思います。(笑) 実に淡々と普通に書いてある。
つまりは、そう書けるのがイコール今は幸せだということなんだろう!と思うのです。
だからと言ってそれほど幸せの実感はないんだけれど。^^;

それもこれも、自分ひとりで弾いているからなのネ。勝手に。
出来なくたって何の責任もないし。
ライバルもいないし。(笑)
ひたすら、今週注意を受けたところは来週までには直したい、それしかない。
そして、たいして積極的でもない。
練習時間も少ない。
今は明日使うレジメの作成が間に合わなくて徹夜しているし、連休も仕事の疲れで楽器は3日ほど触れていない。
またも付焼刃的になったら、、、いやだな。なるかも。なるだろう、、、。

オケに入っていたらもっと追い詰められて、でもそれなりに楽しいだろうな。
年に一度の合奏で知り合った方たちは、個人レッスンのほかにアンサンブルレッスン、
市民オケ、発表会だけでも年に3回あるという。
大変よ~と言いつつ楽しそう。
うらやましい。
いいなあ~~~~

私はそういう感じでいける環境にないので、
もくもくと、ひっそり、弾いていることになるのかしら。

印刷を待つ間に考えちゃった。
眠いけれど寝られないわ。終わらないんだものね。
終わらせねば。



中国琵琶のコンサート

2010年12月08日 | 観たこと聴いたこと
中国琵琶
四弦です。指版?のところは、そのギザギザがなんだか洗濯板のようです。


ウキぺディアより画像転載
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%90%B5%E7%90%B6


ある方のお誘いを受けて、招待券を頂き、
お友達を誘ってエンキさん演奏による中国琵琶のコンサートに行きました。
おもしろかったです。



大地真央さんに似た?面立ちの方でした。(メイクも似てるのかなとも思います。)。
実に闊達なトーク(日本語で。少しアヤシイケレド頑張っていた。)で、そもそもステージがうまい。これは彼女の人柄と思います。(来日して10年だそう。)
最初、どんな演奏なんだろう?と、珍しさに戸惑う聴衆を、ずんずん引き込む。
卓越した技術の土台に、音楽に対する研究新と情熱がほとばしり出る感じ。

モデルのようなチャーミングな容姿と、サバサバした明るさ!でした。

プログラム
第一部
龍       瑶族(ヤオ族)舞曲
バラ      エンキ作曲
トルコ行進曲  モーツァルト
リベルタンゴ  ピアソラ
蘇州夜曲    服部良一
大地の響    エンキ

第二部
天山の春    王 範地
彝族舞曲    王 恵然 (彝(イー)族は、絵本「スーホの白い馬」に出てきたかも。)
競馬      黄 海懐
シルクロード幻影 エンキ
剣の舞     ハチャトゥリアン
対の砂漠    佐々木すぐる
セレナーデ   シューベルト
十面埋伏(ジュウメンマイフ)(四面楚歌の意) 古歌  (凄い題名と思いません?)
その他ブラームスなどクラシック何曲か、、、、

音楽CD無料視聴
http://www.hellenism.co.jp/cd/sale1.html
迫力ある演奏の、さわりだけでも聴けます。
映像など検索しているうちに、他の演奏者とは少し違うと言うことに気づきました。
攻めの演奏。大変現代的演奏ですね。

中国琵琶アーティスト エンキ(閻杰)プロフィール
http://www.hellenism.co.jp/enki/profile.html

クラシック、ジャズ、演歌風?、少数民族の曲(私は好き)、さまざまな曲を魅力的に演奏していただきました。
そのうえで、
最後に弾いた「十面埋伏(ジュウメンマイフ)」は、やはりこの琵琶に一番合う曲なんだなと、友人と二人で話しながら帰りました。
戦争の歌を奏するのは今の日本ではなかなか…ないですね。この曲では戦闘中の馬のいななきも表現!背景は春秋戦国時代なのかしら??よくわかりません。

私たちに馴染みのある曲を弾き、中国琵琶の可能性を追求した説明を交え、
最後に民族の誇るこの曲で!というエンディング。…ひきこまれました。
クラシックやJPOP、、、
その他のいつどのコンサートでもこのように、盛り上げる演出で構成されるプログラムは当然なのですが、。。彼女には感心しました。たぶん、いついかなる時も努力の人です。
会場の皆さんは、何が始まるの?という、未知の演奏に対しての興味もさることながら、やや冷めた空気も漂わせていましたし。その人々をクールからホットへ。響き渡る最高の拍手を得る…大成功。
ところで、日本人ピアニストがまたすごかった。上手い。私の友人はピアニストにほれ込んでいました。

これはエンキさんの演奏ではありませんが
十面埋伏(ジュウメンマイフ)の演奏画像をここに。楽器の作りや弾き方がよく見えるので。ゆーちゅーぶで見つけました。
同じ曲を聴きましたがエンキさんとこの方の演奏とは、また違いました。
http://www.youtube.com/watch?v=cq9w79TwyUo
(時間と興味のある方のみ。長いから。)

                      


さて。昨今のこのご時世に
中国と聞いただけでもう、あんなことこんなこと!が思い浮かび、
いささか出向くのには抵抗がなかったわけではありません。
でも、楽器に興味がありましたし、
音楽という共通言語で、
日本の大学でも学んだ彼女が何を思い
何を伝えたいのかを知るには良いチャンスでした。
(招待券でなかったら出向いたかどうかわかりません。)

私は、音楽は国境を超える、だから政治とは無関係!などと、
ストレートには考えることができません。ジャンルとしては違っても
人間の営みは、政治だの芸術だの商売だのスポーツだの、
全部が相互にかかわりを持っているのだもの。くっきりなんて分けられない。
けれど、
人は歌わずにはいられない、奏でずにはいられない、
音楽に触れずにはいられない。
それを止める必要はない。そう考えます。

               

楽しい曲にも、悲しい曲にも、エンキの演奏には力強さがあり、
前に進むなにかを感じます。頗る現代感覚です。
といっても演奏の好みは人それぞれですね。パワーと、しなやかさと、可能性をいくつも感じさせるいい演奏でしたよ。私は好きです。現代的インターナショナルな演奏でした。
また、ピアノとのコンビネーションがすごいのです。ジャズアレンジなどは特に。
彼女のブレス、息づかいの緊張感は大変勉強になりました!
(おふたかたともすごい汗、有酸素運動)
                          

いろいろ考えさせられる夜になりました。
まだいろいろ書きたいことは思い浮かぶのですが、
長くなってしまったので、もうやめます。


Carpenters  I Need To Be In Love

2010年12月05日 | 観たこと聴いたこと
どなたかわかりませんけど、なんだかいいかんじで。
聴いて私、素直になってます。

Carpenters  I Need To Be In Love


後ろ、畳?(^^) 思えば高校時代、こういう雰囲気でギター弾く子がいたものだ。(昭和!)

私は運動部だったので縁遠かったですが。
実はギターは少し弾いてみたことがあるのだけれど。

              

追記12/7
カレンの声が聞きたくなったらココで♪
http://www.youtube.com/watch?v=BfMo9Qjwbu8&feature=related




冬の紅茶

2010年12月03日 | 観たこと聴いたこと
仕事の帰り、お友達が開いている喫茶店にふらりと寄りました。
閉店間じかだったので、飲み物だけをと、メニューを見たら

「冬の紅茶」   と。  ・・・それにしました♪

始めはミルクを入れずに、そのあとミルクでいただきました。
オレンジベースで、アップルとジンジャーが少し、だそうです。
ほのかなかおり。
もちろんお砂糖なしで深い味わいを楽しめました。

風邪気味だったのですが、身も心も温まり、
来てよかった。
ほんとうにおいしかった!冬の紅茶♪


先に来ていたお客さんも帰り、私が最後に。
帰り際
彼女の白の仕事着の胸に、銀色のブドウのブローチ?が光っていたのを見つけ、
「素敵ね♪」と言うと、
それは、昨年合格したソムリエバッジだということでした。
おお、いつのまに?つねに粛々と勉強を重ねる彼女、
「ワインが好きで。
それにお料理と密接な関係があるから。」と優しく微笑みます。
凛としていて、暮らし方の丁寧な人です。自分のことを言うのはいつも控えめです。
意見は静かにびしっと発言します。今日の紅茶のブレンドのように、ほのかなスパイス。
たまに無邪気な時もまた魅力。
おそまきながら、「おめでとう」を言いました。

     

↓これだったわ。
http://blogs.yahoo.co.jp/pandradra/60343510.html

指揮者 三ツ橋敬子さん

2010年11月17日 | 観たこと聴いたこと
「演奏家とのコミニュケーションによって起きる化学反応がすきだったから。」

三ツ橋敬子さんは指揮者を志したわけをこのように語ったそうです。
1980年生まれ。
爽やかなこの言葉が印象に残りました。

16歳より指揮を学んだということですが、
その三ツ橋さんの中学3年生の時の出来事が鮮烈です。

1995年10月31日、エルサレム。
5歳からから通う音楽教室の海外公演でイスラエルへ行った時のことです。
エルサレムの首相官邸で首相夫妻との昼食会にて。
時の首相ラビン氏が突然「ミファミレ」と、ピアノで4つの音を出し
「この音を使って何か弾いてくれないか」

                        

三ツ橋さんが即興演奏すると、首相夫妻は大喜びだったそうです。
この時に、言葉を越えて気持ちが伝わったことを、中3の三ツ橋さんは強く受け止めました。
ラビン氏が暗殺されたのはその4日後でした。
このエピソードを、最近朝日新聞12日の「ひと」欄で知りました。(「」内は抜粋、あとは私なりにご紹介させていただきます。。)

中3というと難しい年ごろ。
自分の演奏を喜んでくれた人のあっという間の、類稀な悲しい最期。
その時に体験した喜びと悲しみの落差を、
三ツ橋さんは「音楽はコミニュケーションの強力な手段になる。」
との確信に転換しました。このことがとてもすばらしいと私は思いました。
だいじなことは何かを、まっすぐに捉えることのできる人に
心打たれます。


先月開かれたアルトゥーロ国際指揮者コンクールで準優勝。(イタリアの北部パルマで開催)
若くして大変素晴らしい経歴の方です。
しかし経歴の眩しさよりも、この方の初心のみずみずしさが光ります。







無伴奏 (オルノぷちコンサート/ 能登谷安紀子さん)

2010年06月13日 | 観たこと聴いたこと
お友達の喫茶店にて無伴奏を堪能。
オンリー無伴奏!

 能登谷安紀子さんのヴァイオリンを聴きました
          (5時開演)於ギャラリー陶居&cafeオルノ

プログラム

バッハ   無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ
             第3番よりプレリュード

パガニーニ カンタービレ
クライスラー 愛の悲しみ
クライスラー 愛の喜び
マスネ    タイスの瞑想曲
能登谷安紀子 カプリス
能登谷安紀子 『ふるさと』の主題による変奏曲
バッハ    G線上のアリア

アンコール
    アメイジンンググレイス
    最後にもう一度『ふるさと』変奏曲。
    歌詞カードが配られ、能登谷さんのバイオリンにあわせて
    会場の皆で歌いました♪30人ほどのお客さんです。

終了後コーヒーorワインで歓談タイム。
能登谷さんのお母様ともお話しできました。

最初のバッハの曲はもちろん「無伴奏」ですが、
全曲、ピアノ伴奏なしです。

モーツアルトの5番、バイオリンだけで聴かせるのはすごいです。
そのほかの曲も、伴奏なしで聴くと旋律や呼吸がまた違った雰囲気に聴こえて新鮮でした。
バイオリンの音に集中。緊張感がありますね。
カプリスは、能登谷さんが4年ほど前に作曲されたそうで、
横浜(と聞きましたが、うろ覚え)のリサイタルでは好評だったとのこと。
いろんなテクニックが散りばめられていて、楽しく華やか。ヴァイオリンがすき!
と感じる作曲でしたよ。重音の美しさの浸れたし、連続トリルがあったり、
ドラマチックな展開でとても楽しく聴かせてただきました。
『ふるさと』は最近の曲で、この日のために変奏曲を書かれたそうです。
初演の光栄♪にあずかりました。一緒に歌えて、
緊張感があって楽しくて最後は感動的でした。


外は菜の花満開の中、爽やかな初夏のコンサートでした




  

藤原真理さんコンサート/追記あり(プログラム)

2010年05月15日 | 観たこと聴いたこと
コンサートは5時半会場、6時開演。
私は朝から子供会のお世話でおもちつきの準備。50人ほどの子供たちとワイワイガヤガヤ、おもちを丸める指導して、、、、某ローカル新聞の取材もあった。
5時半にはあとかたづけも終わり、、、、
やっぱり行きたーい!ので無理して車をとばしたわ。^^;
6時半過ぎに着いたので、休憩後の後半のプログラムから聴けました。

シューマンの曲、落ち着いて聴くとなかなか良いですね。
最近、藤原さんはシューマンをよく演奏されますね。
シューマンの生涯にも興味を寄せていらっしゃる。優しくあたたかく。
そして、ピアノの倉戸さんとの息が絶妙です。
余裕がありながらもていねいな緊張感。それがたまらなく心地よいのです。
藤原さんの演奏に心打たれ、倉戸さんのピアノに恋した!

あーなんだか疲れたので、プログラムは追加記事に。
…行って良かった。ほんとに。


追記
プログラム

遅れて行ったため聴けなかった最初の曲
1.チェロソナタ イ長調 /フランク
  全楽章      アレグロ ベン モデラート
           アレグロ
           レシタティーボ ファンタジア
           アレグレット ポコ モッソ
      
       (休憩)
 アレグレット ポコ モッソ が終わる頃に会場入りしたので、スピーカーから流れる演奏を聴きながら休憩室で珈琲を飲んでいました。休憩に入りホールからお客さんがぞろぞろ、、、「情熱的でしたね。」という会話が耳に入りました。

休憩後の演奏を一番後ろの席で聴きました。
2.さくら草
  ソルヴェイグの歌/グリーグ
  他のもう一曲弾いて下さいましたが、題名忘れました。
  (いくつか合奏で弾いたことのあるグリーグ、おだやかで大人の雰囲気。)

3.3つのロマンス op.94/シューマン
 
シューマンは落ち着いてシッカリ聴くと、しみじみとその良さが感じられるように思いました。
今回真理さんの演奏でそのメロディの特徴を知りました。
聴きごたえがありました。
 
アンコール
  鏡の中の鏡
現代音楽ですが、倉戸さんの繊細なピアノとマッチして素晴らしかったです。
息の合った演奏の素晴らしさで、おもわず涙が出てしまいました。 
他、フォーレ、サンサーンスのおなじみの曲も演奏してくださいました。
最後ももう1曲シューマンも演奏されたかも、、、うろ覚え。

他フォーレの曲、サンサーンス、など。

響きの良いホールでした。
・・・音はどのように私たちのもとに届くのだろうかとふと思いました。
あとから読んだのですが、プログラムに書かれてあった真理さんのメッセージにその答えがありました。今は全部をご紹介する気力がありませんが・・・・
でもこれはぜひ、、、
”豊富な残響に埋もれてしまわない立体的な表現、作品が持つ息づかいをどこまで届けられるか、最善を尽くしてみたいと思います。”と結んでありました。
ああこれが、今日の演奏だったのだと思いました。


  
   







ラ・フォル・ジュルネ新潟

2010年05月04日 | 観たこと聴いたこと
タチアナ・ヴァシリエヴァさんのチェロを聴きました。

新潟の息子のところに行った時に偶然、
”ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭2010”というイベントを知ったのですが、でももう最終日の夕方だったので、その時間から聴けるものはないかと慌てて探してかけつけました。^^;場所は「りゅーとぴあ」というところで。
リーズナブルなお値段のチケットでいろいろ聴けるお得な催しですね。
全部聴きたかったなー。(笑)
その日の→5月1日のプログラムから探し、
りゅーとぴあ劇場での6時45分からの演奏に間に合いました。

タチアナ・ヴァシリエヴァ(チェロ)
プラメナ・マンゴーヴァ(ピアノ)

シューマン:幻想小曲集 op. 73
ショパン:チェロ・ソナタ ト短調 op. 65

シューマンもショパンも、私には馴染みのない曲でしたが、なかなか良かったです。
特にショパンの後半の楽章のメロディが美しかった!

プログラムからもわかるように、一つの建物の中にいくつかのホール、ほかにも近くに演奏会場がありました。
全席指定で、残っていたのはホールの3階席の正面最前列の端でした。(あまりの高さに下を覗くと怖かったほど。)
アンコールは確かトロイメライだったと思うのですが、、、^^;
この曲、私が日頃勝手に弾いていた曲なので、タチアナさんの素敵な演奏にうっとりし、且つ、ああこのようなリズムで弾くのだなあ・・・としみじみ思いました。アンコール曲も心に響く演奏でした。

番組を観て

2010年03月04日 | 観たこと聴いたこと
友人からメールで知らされたtv番組を見ました。
3月4日 (木) フジテレビ「奇跡体験!アンビリバボー」
番組構成は
①世界が熱狂!美形マジシャン
②秘話 奇跡を呼ぶ豆腐←コチラが友人の親友の方ご一家のお話。
・・・・。今までこの番組を観たことはなかったのですが、まあこういうかんじは、そのなんというかね私的には、イヤ、、、、堅いこと言わないわ。^^;まあいいでしょ。みんなが見てくれたらいいんだよねっ。
さて、マジックのほうは気もそぞろで早く終わらないかしらと思って見ていましたが、(マジックファンの方には申し訳ないのですけど~^^;)
やっと後半の部へ♪
再現ドラマ仕立てでした。
以前、河野義之さんのドキュメンタリーの時にも書きましたが、私、再現ドラマ苦手。なんだかわざとらしかったりして、、、とかいろいろ。
ところがなかなか良くできていて、延々と取材の模様を放映する事に比べると、よりスピーディに伝わるものがありました。(河野さんの時もそうでした。)
少し考えも変わりました。これもOKなんだわと。
あっ、前置きが長いですね。すみません。
このような内容でした。↓   
秘話 奇跡を呼ぶ豆腐
 (番組HPから拝借いたします。大体放送されたナレーション通りです。私が書くより伝わると思う。)

笠島進一さんのお子さんは3人いらっしゃいますが、3人のうち、一番上が女の子で由貴さん、2番目に生まれた希実也くんは軽い知的障害があり、さらに一番下のお子さん、光くんがダウン症でした。
ダウン症のお子さんは、私の身近にもいて、そのお母さんの並みならぬ努力を目にしています。又そのほか、自閉症などのお子さんのいるお母さんも、それぞれ、大変な努力をしているのも知っています。光くんは、その上さらに2歳になった時、白血病という治療困難な病気も併発してしまいました。
番組では、抗がん剤の投与により食べるものも受け付けなくなっている我が子の姿が笠島さんを動かしたこと、、、そして光くんの命をつなぐものを必死で探し、今現在までの歩みになっている様子が語られていました。

感想は…なんだか言い尽くせません。

ただただ、真摯に現状に立ち向かう人には、周りの人も心を動かし、そして人と人との心のつながりを生むことを再確認しました。
私は、長女の由貴さんへの思いが格別ありました。
弟さん2人にかかりきりのお母さんを助けて成長した由貴さんがいとおしいです。

岐路に立たされた時、「この先どうなる、、、」ではなく「どうするか」で人生大きくは変わるのだと思います。
ひとりではなにもできない。でも、ひとりが動かなければ何も起こらない、と思いました。






観てね♪3月4日 木曜日 フジテレビの「奇跡体験!アンビリバボー」19時57分オンエア

2010年02月28日 | 観たこと聴いたこと
先日24日、携帯に一通のメールが届きました。
私の子供たちが幼稚園時代、一緒に役員として活動した時の友人からです。

以下、その内容全文です。
--------------
私と38年の付き合いの大事な大事な友達が、家族でテレビ出演します。
3月4日 木曜日 フジテレビの「奇跡体験!アンビリバボー」19時57分オンエアです。

現在、福井県在住の笠島夫婦は、代々続いているお豆腐屋さんを営んでいます。
ご主人の笠島さんは、早稲田大学を出て商社に勤めましたが、父親の死後、福井へ戻り家業を継ぎました。
私の友人は父親が医者で、聖心女子大学在学中に笠島さんと知り合っていましたが、商社マンの妻ではなくお豆腐屋さんのおかみさんになったのです。
彼女には子供が三人いますが、真ん中は発達障害、下のお子さんはダウン症と急性骨髄性白血病を持っています。
今まで、私たちには想像が出来ないくらいのたくさんの苦しみや葛藤があったけど、
ご夫婦は常に前を見て力強く生きています。
今回は、フジテレビからのオファーがあり、夫婦でどうするのかを話し合ったそうです。
実は今までにも同じようなお話があり、その度に断っていたそうです。
しかし今回は、考えを変えたのです。
自分たちのありのままを見て、何かしら感じて貰えれば・・。例えば勇気とか、「あ・・我が家だけじゃないんだな・・」という安心感とかを、障害を持ったお子さんがいるご家庭に届けば・・と思い、出演を承諾するに至りました。

とても優しくしっかりしている友達です。
もし良ければ見て下さい。
それとホームページも是非見て頂きたいです。
「ひかるくんのちょうどのおとうふ」
で検索すると出てきます。
よろしくお願いします。
                 

彼女が紹介してくれたHPは
コチラ「ひかるくんのちょうどのおとうふ」

TVも観てみようと思います。
(日頃見のがしのおおい私なので心配。緊張。)

そんなこんなのメールが来てたので、とりあえず、「見るよ~」とだけ返信しておきました。
ちょうどそのころは、私たち夫婦の生き方を左右する第二の山場を26日に控え、意思統一のため、今後の作戦♪のため、連日家庭内大討論会(二人だけど)^^;でしたので卒らに神経集中しており~~~
気にしつつも今やっとそのHPをサラッと確認しただけなのですが、、、、我が子の病気を境に新製品を考案した笠島さんとその家族の軌跡が放映されるのですね。いまから宣伝しておきますね。いい番組構成になっているとよいな。

お時間のある方はどうかご覧くださいね。

「官僚たちの夏」

2009年09月21日 | 観たこと聴いたこと
先週から何冊か本を読みました。
「官僚たちの夏」
最近TBSでドラマ化されたせいか図書館で書籍紹介がされていて、なんとなくリクエストしたら早くも順番が回ってきました。(ドラマは7月からやっていたようで、昨日が最終回だったらしい。)感じたことをそのまま書きますと、、、

主人公の風越信吾は、出世コースを行く官僚。人材の発掘に対する勘が鋭くその上計画性に富み頭脳明晰、加えて計算も綿密ながら、少しどんぶり勘定的な「表現」をするひとです。。それが少しユーモラスで、クスッ。
彼は部下からの人望が厚かった。彼は、人材発掘とその起用には優れていたが、その人材を、会話の中で「育てる」と言っておきながらも、それができなかったのです。結果、小説は「無念」の結末で終ります。

彼が重きを置く人材の条件は、いわば「全力投球する人」です。
当時の昭和の男は、このスタンスで敗戦後の日本を立て直してきたように思います。そしてそのころからの、「全力投球」のリスクを、この小説はそれとなく匂わせています。

舞台は霞が関、官僚の話ですが、この時代の職業に対する理想のスタンスが、将来的に終わりを告げる予兆、、、を感じさせます。そんなふうに感じるのは、私がその時代を生きた人を、この小説の人たちから見れば近未来人として眺めるからだ…と思います。
時代の渦中にあり、何とかして理想的な方向へ事を進めるべきであると苦心惨憺する姿には、新しい流れを受け入れる余裕はない。そんなことを考えさせられました。
いろいろ考えさせられましたが、
そのことを書くと駄文が長くなるので、ひとまずこれにて。^^;

    













はい、うんざりされることを覚悟の方のみどーぞ。↓たいしたこと書いてませんケド、、、

         



      

        

昭和30年代のお話です。
この時期の日本経済は停滞中で、国際収支の赤字の後の合理化で金融引き締めによるデフレ政策、輸出ドライブをかけて黒字にしたということですが、
その後世界経済が好景気になり、輸出も順調になる、、、(そういえば、中学の教科書にあったような気がするわ。全く興味なかった私。^^;)
そんな時代。自由経済を謳歌し始めてはいるが、まだまだ外国を相手にするには日本の力が弱い。
そこで主人公は当時の通産省(現経済産業省)官僚の立場から考える!日本経済を強くするには官民協調路線を行くべきだと。
でも、これは後々、自由経済を推進しようとする側からの反発を呼んでしまいます。
具体的には、
「産業振興法」という法案を作成し、それを国会に提出するべく奔走する姿約一年半の動き」が主に描かれています。
そしてそれは主人公の「理想路線の人事」に焦点が当てられています。これがさまざまな人間を浮きぼりにしていきます。

結果としてその法案は、銀行業界と対立し、圧力がかかります。昭和38年、通常国会に提出するまでこぎけつるも、独占禁止法緩和・大企業擁護ではないかと反対され、マスコミもそれを大いに書きたて、その流れの中を突き進むことはできず法案は廃案となりました。

……一年半かけての法案作成と、各界の協力を得るため奔走した時間を、主人公は無念の思いで振り返ります。
彼が求める一番の理想の人材は、「全力で事にあたる、気持ちのいい生一本の江戸っ子」でした。
年功序列の、風通しの悪い役所の中でどんどん自分のやり方を通して行く彼のバイタリティと曇りのないシンプルな視点は、官僚と政治家、出世、様々な思惑、の流れに対して爽やかに抗っています。主人公のワンマンとも見える行動に泥臭さも感じますが、その性格のあっさりとした部分からくる人望の厚さには心地よさもあります。私としては、ですけどね。

それぞれの人間の描き方や、省内の出世レースの描写が「浅すぎる」という評もありますが、私には、この程度でいいと思いました。いちいちをそれほどに深く掘り下げたものであれば、大河小説になってしまいますよー、それだと耐えられない私です。たとえ総花的でもいいわ。
私は作者の思いは台詞の展開で、十分意を尽くしているのではないかなと思っています。
特に私のようなそれほど時代背景をつぶさに理解してはいない者にとっては、かえって細かなドロドロを描かれると理解に苦しみうんざりするかも。
官僚で登場人物に描かれているような人物、そんな人には会ったことがない!と反発する向きもありますが、それだとルポルタージュでしょ、、、フィクションなんだもん、、、主人公は理想を追うのよ。と、私、作者の肩を持って見た?^^;
まあ、それぞれにいろいろな見方があっていいと思いますので、つまらなかった~と、思う人はそれでいいと思います。この本は現代の読み手によっては感想が大いにに分かれるのではないかな。

私は・・・どうだろう。おもしろかったぁ!とは言い難いけど。(笑)
そもそもその法案が通さねばならなかったすごいものなのか、それが通っていたら日本のその後にどれだけの変化があったのかが、あまり想像できないので、そのあたりは???でした。(スミマセン)
なので登場人物の行動の仕方を中心に読んで行きました。
そこから作者の人間観や理想が垣間見られたように思いました。この時代に、風越のような主人公を登場させたことはとても斬新なことだと思いましたが、なんとそのモデルとなった人物がいたそうです。実在した、その名も「ミスター通産省」
その辺のことは興味もありますが詳しく調べると長くなりそうなのでやめておきます。(T_T)/~~~(頭が疲れた!)

しかしどうも書き足りない。(なんで?自問自答。まとまりのないあらすじを一応書いたせいで疲れた。どこからか拝借したかったけど、なんだか立派で素晴らしくて硬くて、私らしくもないということで…)

>自由化を迫られた池田内閣時代(1960年代)に、日本経済の国際競争力を何とか早くつけようと腐心する通産官僚たちの動きを、“ミスター・通産省”と呼ばれた佐橋滋をモデルにして描いたもの。登場人物のほとんども実在します。
アマゾンの本の紹介文から。結局これ書くだけでよかったんじゃないのっ。(T_T)


あと4冊書く元気がなくなりました。

あとで書こうと思います。(書かなくてもいいようなもんだけど。頭のなかがぐるぐる。)

ほかのはこれ。
「メディアに心を蝕まれる子どもたち 」有田 芳生  (角川SSC新書) 発売日: 2008/03
「14歳の心理学」 香山 リカ  中経出版 (2006/9/1)
「アラフォーママのニューヨーク1000日間―仕事探しから子育てまで、女子アナママの奮戦記 」八代 華代子  ノースランド出版 (2009/03)
「香山リカの生きる力をつける処方箋―「そのままの私」で生きていけばいい 」香山 リカ  海竜社 (2000/11)











奥芝姉妹のリサイタル

2009年08月24日 | 観たこと聴いたこと
若き演奏者のリサイタルに行ってまいりました。
この方たちの演奏を聴くのは2度目です。
以前の日記をドウゾ→北菓楼 本店フロアコンサート   フロアコンサート雑感 



お2人とも現在ウィーンに留学中。
2009年メンデルスゾーンイヤーを記念し、メンデルスゾーン バイオリンとピアノのためのソナタ、ウィーンの作曲家クライスラーなど楽しめるプログラム ということでした。


ヴァイオリン 奥芝翔子
ピアノ 奥芝響子


プログラム

ハイドン/
ピアノとヴァイオリンのためのソナタ ト長調

クライスラー/
プレリュードとアレグロ

トーマス・ダニエル・シュレェ/
メロディ 作品 7B

ワックスマン/
カルメン・ファンタジー

クライスラー/
レチタティーボとスケルツオ

ショパン/
アンダンテスピナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調

メンデルスゾーン/
バイオリンとピアノのためのソナタ ヘ長調

ヴァイオリンの奥芝翔子さんの初々しいラ・カンパネラを聴いてから早2年。
可愛いらしい方です♪ が、加えてこのたびの演奏では堂々たる存在感が。
テクニック、メンタル共に飛躍を感じました。
お姉さんの響子さんのピアノ独奏「アンダンテスピナートと華麗なる大ポロネーズ」ものびのび華やかでした。

アンコールは、一般的なよく知られた小曲かなと予想していましたが、あにはからんや、アンコール曲も凝ってましたネ。^^; ランナーの曲でした。(曲名忘却)

もう一つ最後に「浜辺の歌」でした。お客さんはほっとしたかも。たぶん。



さて、今回私はバイオリンの演奏で、あることに注目しながら聴いておりました。
いやもうそれだけといってよいかも。もちろん曲も大いに楽しんだのですが。
次回はそれについて少し書きたいと思います。