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My violin & My life/ Life is a Bumpy road

スタートラインはいつもそこにある!
Life is Impermanent.

くらしっく喫茶みつけた

2008年04月05日 | 観たこと聴いたこと
800えんで購入したテーブルは学生さんの運転する軽自動車で運んでもらいました。
購入者が助手席に同乗して道案内することになっているらしく私も乗りました♪♪♪

大学の前の通りはさながら学生街。道行く人々の平均年齢が若いです。今の時期は母と子がそこかしこで買い物しています。

息子がクラシック喫茶を見つけたので入ってみようということに。
わりと大勢入りそうな古い建物でした。おおハイフェッツさんのお写真が♪♪♪
そのそばに座りました。・・・今日はキャンパスのはずれの大学会館まで歩いていったので疲れた~。ウインナコーヒーが美味しかった!あれれ何の曲がかかっていたんでした?なんだった~?
 


リユース市

2008年04月05日 | 観たこと聴いたこと
ここは某大学の学生会館デス。
卒業生が不要になった生活用品が激安で販売されます。なんと~長蛇の列で、会場に入れるのはいつ?皆さん辛抱強く待ってます。

息子のフォローにやってきたのですが~~
引越したその日からガイダンスが始まり、入学式はまだなのに、今はもう授業が始まっています。でもダンボール箱の中で寝る場所もない。

そのお方は♪

2007年12月02日 | 観たこと聴いたこと
今朝娘がアトランダムにTVのチャンネルを変えていたとき、

NHKのお料理番組らしきものが映り…

おぐしをピシッと整えた品の良いおじさまが、
クレープのような薄焼きたまごのような物の上に具をのせてくるりと撒いていらした。
さてはミシュラン発三ツ星レストランのお方か?
それにしてもこの高貴なお顔立ち、特徴ある鼻筋にお髭、、、
ある方に似ている。いるんだなぁ、他にも…このようなみやびなおじさまが。
などと思いながら、どこかでお目にかかったような風貌にて、しばし気になり注目。
娘が、「この人はシェフではなくて隣の若い人が先生みたいだヨ。」
なるほど、お若いシェフがなにやら指導しているな。

と思ったら3分ほどで終わってしまいました。気にするポイントが違うため、内容はさっぱり~(@_@;)
最後のテロップで、

・・・食彩浪漫・・・・・    ・・・・・  ・・・・   
       ・・・・・篠崎史紀・・・・・・・    ・・・・
わわっ♪(^o^)/なぁんだ~~似てるんじゃなくでご本人だったのね!

やっぱりマロさまじゃないのー♪

などといやに親しげなのは、(~_~;)
そのN響第一コンサートマスター、篠崎史紀さんは、私の大好きな或るお方の日記にずっと前からよく登場なさり、その方が公開レッスンを受けられたレポなどを読んで、すっかり身近な”マロさま”(そう呼ばれているそうです。)に感じてしまっていたのでした。もちろんお目にかかったこともないけれど、N響アワーを見るたびに意味もなく親近感が。(笑)

しかしね、あっと思ったらすぐ終わってしまったんですものね・・・。
NHKのHPによると、→食彩浪漫
お若いシェフらしき方は、ウィーン菓子のパティシエだそうな。
私が見た最後の2,3分で篠崎氏が、なにやら撒いておられたのは、NHKのHPによると、
アップルシュトゥルーデル、というウイーンのお菓子だったようです。なんだか嬉しそうでした。(*^_^*)

ウィーン留学中の自炊生活で、お料理好きになられたそうですね。
どなたか、ごらんになられたかしらネ・・・。
再放送があるらしいわ。(・・・見逃しそう^^;)

追記

12月2日(日)総合11:00~料理プログラム* ウィーン料理とお菓子の協奏曲 ゲスト・料理人 篠崎史紀(N響第1コンサートマスター)/野澤孝彦(ウィーン菓子店オーナーパティシエ
再放送
12/4(火)総合 深夜 2:35~  /  12/8(土)教育 昼 2:15~



恋人よ・・・

2007年11月19日 | 観たこと聴いたこと
こちらでは本日ついに雪が積もりました。
これからしばらく、雪は溶けたり降ったりで、そして一面真っ白な世界になってゆきます。もしかしたらこのまま根雪になるのでしょうか。
スキー場のオープンが近いですね。

残念ながら近隣のスキー場が軒並み閉鎖しました。今年は、子供たちとともに何年か通ったスキー学校があったところが。思い出の多いスキー場なので、とても寂しいです。。1昨年は家から車で10分ほどの基礎スキーの検定会場だった所が閉鎖され、、、子供たちをつれて遊びに言った懐かしの、そして自分が検定を受けていた頃は、時間を見つけてはわずかでも、一人で小回りの練習していた孤独の地。(笑)思い出がいっぱいでした。

そういえば昔むか~し、「白い恋人たち」という映画がありました。あの時は全国のスキー場が繁昌していた時代。女性のスキーウエアがありえなくらいエレガントだった。映画の音楽がよかったです。(ご存知という年代のお方々は各自でBGMどうぞ~)今年は滑るのはムリですが。おっと、受験に「すべる」は禁句か。(笑)

さて恋人と言えば。
北海道の人気商品であった例のお菓子…。
そう「白い恋人」の製造が再開されました。
あの賞味期限改ざん問題からそれほどの月日もたっていないような気がしますが、
おりしも雪の降り始めた北海道、こちらのTVでは「白い恋人」の再出発にふさわしいと、心待ちにしていた札幌の或る店舗の方が涙ぐんでいる映像も流れました。
15日の夕方のニュースでちょっと見ただけでしたが、、、「待ちかどで皆さんにインタビュー」…は見ませんでした。新聞には「微妙な反応」とありました。

たしかにあのお菓子は美味しかったし、北海道のイメージを、それまでの名物であるケガニやジャガイモなどという炉辺風から、若い女性に人気のチーズケーキやその他のスィーツに橋渡しをする先駆となって、幅広い層に北欧風おしゃれ高感度を上げたと思います。
観光土産の功労、白い恋人よ!カムバーック!!と関係者が呼びかけたいきもちもわかります。

フムフム、恋人、か・・・。
恋人が、自分に嘘をついていたことがわかったとき、
スキであればスキであるほど、ショックでしょうね。
しかし何かしら気持ちが醒めて・・・距離を置いたとする。その後程なく
「悪かった…もう嘘なんかついたりしない、もういちどキミとやりなおしたいんだ」
と言われると、

「ほんとう?うれしいわ。もうあんな嘘はいやよ。そうよ、なかったことにしましょうね。」
とかなんとか言って、よりがもどるのかなぁ。

…現実的には相当ムリかもね。と言うか面倒~~。
醒めると戻れない。すったもんだを乗り越えないで別の方向に行き、「白けた恋人」より「別な恋人」を探すでありましょう。(私ならば~)
あ、なんのはなしでしたっけ?

そうそう、「白い恋人」ね。
のだめにも登場しましたね。背景に。「白い変人」ていう看板で大笑いしました。、これのことよね。
千秋がのだめに買って帰ったのは大量のケガニでしたが。二条市場で買ったのかな。(笑)

そう、あの恋人が店頭に並ぶのは来月以降のようですね。
あれ以来、いろいろと、各地で発覚している人気のお菓子やお惣菜の問題。、、、、美味しいからと人にも勧め、人と人とのお付き合いの潤滑油となる手土産にと、、、(あ~私も差し上げていたなぁ)
復帰を喜ぶ声もある一方(観光関係の人が多いでしょう)どーでもいいわという人もいることでしょう。

信頼回復…なかなか難しいです。
恋人よ、色々あっても「この別れ話は冗談だったよ~」ってしあわせになれたらいいんですけど。そういえば、黒豆プリンのねじれ、、、

ところで、「五輪真弓」の「恋人よ」をコントラバスの演奏会での独奏で聴いたことがあります。とても深い音で、心に響きました。そういう曲を弾くのはコントラバスではとても難しいそうです。そしてこれ、ふられる歌だったのね。流行った当時は何も考えないで聴いていました。いま改めて歌詞を考えると、、、ちょっと勝手かなぁ?などと思いますけど。(笑)そんなこと言ってたら恋はできないからね。切々たる思い。
歌詞はこちら

それにしても
恋人、って言葉の響き、いいなぁ。日常的じゃなくて刹那的で、壊れそうで。
(以上恋の外野席からでした。)




Another "Hey Jude”

2007年02月24日 | 観たこと聴いたこと
私の娘のkaoは学年末試験の最中。
例によって、バイオリンを弾きだす。普段は弾かないのに。(怒)

今回はビートルズの"Hey Jude"を耳コピ。
携帯にダウンロードしたらしく、このところいつもこの曲を”鳴らして”いるので弾くのじゃないかなと思っていた。
「この歌ね・・・なぜか元気が出るの。歌詞がいいの!」とkao。

kaoの高校の英語の教科書にAnother "Hey Jude”という文がある。
「ママ、読んでごらん」というので、読んでみた。

ビートルズの "Hey Jude"は、世界中で歌われているが、チェコスロバキアの人々にとっては、特に重い意味を持つ歌である。Marta  kubisovaと言う27歳の女性歌手(大変人気があったらしい)が、チェコの不幸な時代にこの歌を歌ったそうだ。
”プラハの春”と”東西冷戦”のはざまで失意と苦労を余儀なくされているチェコの人々を、歌で励ましていた彼女は、ある日西側のラジオ局から流れたこの"Hey Jude"を耳にした。

続く

フロアコンサート 雑感

2007年02月19日 | 観たこと聴いたこと
最近人気のお菓子屋さん、北菓楼本店喫茶コーナーで行われた前述のコンサートは、出演された方のご親戚の紹介で知りました。(2/17日記プログラム参照)
会場の音響はそれほどいいとはいえませんが、聴きにこられた40人ほどの方々とご一緒に楽しんできました。ここではよく、若い音楽家さんも含めた色々な方々のミニコンサートが催されています。私は今回初めて聴きに行きました。

最初の一曲目って、少し雰囲気硬いと言うか、演奏者も聴くほうも、今日はどんな感じなのかしら?と、まだ親しくなれてない感じですよね。千住さんや木野さん、チェロの藤原さんと言う有名な方でもそうでした。あ、高島さんはちょっと違ってましたけれど。(笑)
その、「一曲目」はモーツァルト、”デュオ・マジョーレ”による
ヴァイオリンソナタ k301 でしたが。…なんとなくVnとPfのつながりかたに、あれ?と思ってしまいました。モーツァルトは…。少し残念でした。うーん一曲目は難しい。
そのうちに私は、コートを脱いだ時から少し変だなと思っていた喉が…いがらっぽくなり咳が出そうになりました。軽く「コホ・・・。」ハンカチ当てて我慢。

スクリャーピンの幻想ソナタ、これはピアノで。。うう、また咳が。我慢できなくなり、その後すぐ自己紹介のトークが始まると同時に玄関の方に行き、思い切り、
コンコン!コンコンコンっ!!!」(キタキツネ?)これで演奏中は出ないかなっ?
すると、私が席をはずしたのを気がつかれたお店の方が、何か合図を。合図を受けて厨房に入っていった白い服(あのお菓子屋さんのスタイル)の男性が、私にお水とオシボリを持ってきてくださいました。感激。かすかにレモンの香りのする冷たいお水で咳がおさまり、スッキリ。おいしかった!嬉しかった。気配りってこういうことなのですね。ありがとうございましたたすかりました。

さて急いで戻って、ラ・カンパネラを聴きました。
もぎたてフルーツのよう。ジューシーだ。
先ほどのお姉さデュオに替わり妹さんのVn演奏。姉が伴奏、譜めくりは姉妹の母。お姉さんはピアノをお母さんの手解きを受けて始めたそうです。ずっとっと傍にいて、娘の音楽をわかっている…しっかり見守っている、しかも頼りになる母。暫しそのお母さんをじっと見てしまいました…。私と同い年だそうな…。(~_~;)

ところで、弓が軽やかに跳ねてましたね。いい弓です!キレのいい楽しそうなスピッカート。
あ、いい弓はコントロールが大変ですよね。んんっ、頑張れっ~~。楽譜はどれをお使いだったのでしょう。とてもステキ、且つ格調高い編曲です。うまく説明できないのが残念ですが。

休憩。注文しておいたコーヒーが来ました。おいしい~。
丸テーブルの隣に座っていらしたのが、今日出演の姉妹の親戚に当たる方で、その関係をお聞きしたり、暫し歓談。私の高校の同級生のお母様でもあるその方は、しきりに、「しばらく会わない間に綺麗になって~」と、しきりに可愛い可愛いとおっしゃっていました。丁度お孫さんのような年齢ですものね。

さて後半。再び”デュオ・マジョーレ”で、メンデルスゾーン。本領発揮。良かったです。この弾きかた好き。フレーズが颯爽としていて、入り方がカッコイイんです。大きい曲の後は、おなじみの曲で楽しませていただきました。アンコールではvn1,vn2で2台と、pfとのアンサンブルでチャールダッシュを。なかなか面白かったです。

ウィーン留学中のデュオ、芸大の学生さん、”のだめカンタービレ”そのものですね。(17巻を娘が読んでました。千秋、弾き振りですって?)
奥柴さん姉妹は札幌生まれではありますが、お父さんが転勤族という事で仙台他各地、東京、と北海道を離れて久しいながらも、親類の多いこの地に故郷を感じていらっしゃるんだそうです。後半は様々考える所あり、ちょっと胸が熱くなったり。
華やかなドレスに身を包んで演奏する、22歳2人と19歳の…それぞれのご両親の思いはとか。やはり自分の子供と同じような年頃の方には、また違った見方をしてしまうものです。

追記”デュオ・マジョーレ”のVn水上加奈子さんのことがHP”コミュニティー ライブ カフェー ・クラジャ”にありました。”湘南市の私営公民館のHP”だそうです。えっ?湘南市?って・・・。そういう市があるのかな。検索してみたけれど、よくわからないです。



北菓楼 本店フロアコンサート

2007年02月17日 | 観たこと聴いたこと
2月16日、フレッシュな演奏を聴いてまいりました。

北菓楼 本店フロアコンサート
開演pm5:30 /チケット500円(ドリンク付き)

演奏  
Vn 水上加奈子
Pf 奥柴響子
Vn 奥柴翔子

水上加奈子さんと奥柴響子さんは1984年生まれで、高校(桐朋)の同級生だそうです。共に同大学を経て現在お二人はウィーン国立音楽大学在学中。2006年からデュオ結成。”デュオ・マジョーレ”

奥柴響子さんと奥柴翔子さんは、姉妹です。翔子さんは1987年生まれで、現在東京芸術大学1年在学中。

演奏曲目
モーツァルト   ヴァイオリンソナタG-dur k301 Ⅰ.Allegro com sprito Ⅱ.Allegro
スクリャーピン  幻想ソナタ op.19より 1楽章
パガニーニ    ヴァイオリンコンチェルトh-moll op.7 No2より  ”ラ・カンパネラ”
休憩
メンデルスゾーン  ヴァイオリンソナタ F-dur
シューマン     トロイメライ
クライスラー    シンコペーション
チャイコフスキー  メロディー(懐かしい土地の思いでより)

アンコール曲
チャールダッシュ、早春譜

あっ??

2007年01月28日 | 観たこと聴いたこと
?・・・目に飛び込んできたのは、ロングヘアのお若い女性たちが、赤のドレスで弦楽器を弾いている映像。あら、女子十二楽坊?いや、まって、そういえば!高嶋ちさこさんがたしか...
あっ、終わってしまった~☆(^_^;)

題名のない音楽会、来週はピアニスト3人だそうな。要チェック...
こころもとないですが。(笑)







愛するバイオリンのゆくえ

2007年01月26日 | 観たこと聴いたこと
チェコちゃん♪の昼寝。
ちょっとトラネコ=^_^=の無名なチェコちゃん♪は暢気です。

ところで、オールド、モダン、コンテンポラリー、その言葉の意味するところ…それらを年号だけで線轢きするのはなかなか難しそうですね。

実際にバイオリンを製作されていらっしゃる立場から菊田さんがコメントを下さり、まさに「現場」からのご意見をいただけました。ありがとうございます。
私は基礎知識として、歴史として俯瞰することしか出来ませんが、新しい作品を今まさに生み出していかれる菊田さんのその姿を感じ…改めて感慨深い思いで一杯です。さらなる活躍を願っております。

また、こちらでのコメント内容も含めてゆみさんのブログ”綴れ織り”にて、すっきりまとめてくださいましたのでぜひご一読ください。。
(もうすでにごらんになった方も多いでしょう。)
私はこれらの分け方は、きっと、お店によっても違うのではないかなと思っています。それらは現実的に、商品としての価値や値段を決めるための、それぞれのお店のガイドラインかなあと。当たらずとも遠からず的発想?ですかしらね。
けれども、何に関しても、現実に動いている現象を、「研究」もしくは「研究的」立場でまとめられていくのがこれまた2次的3次現象で、こうして歴史というものが整理されていくのかな?

もっと詳しく書いた本などがあるのでしょうけど、私の関心はきわめて単純に、そこまででした。
でもそういえば~、と、以前バイオリンの先生に勧められて購入した本があるのを思い出しました。その著者が先生のお知り合いというご縁でしたが、読んだのは息子だけで…。彼が高1の頃興味を持って読んでいたようです。

著者の佐藤輝彦さんは、バイオリンのバイヤーの立場から、こよなくバイオリンを愛する楽器店主。今までご自分が携わった楽器の写真と解説の本で「これがバイオリンの銘器だ!」、「イタリアン・オールドヴァイオリンの世界」という副題が表す内容。楽器の写真提供と説明が佐藤さんで、それに付随する解説文は奥田佳道さんという方。主にその方の文で進められています。佐藤さんと奥田さんの共著という感じ。
その68ページに、「イタリアン・オールドバイオリンの定義」と題する項目があり、参考になりましたのでご紹介します。
「何をもってオールド、モダンと区別するかは難しいが目安はちゃんとある」と、奥田氏。(おお、断定的!)

「アマティの出現からヴァイオリンの世界では工房製(家内制手工業)が始まり、それが19世紀の産業革命まで続くが、この手作りの時代をイタリアンオールドの時代と考えてよさそうだ。1800年代後半は手作りではあっても、量産がキーワードなる。」と、その後に、佐藤輝彦さんのコメントとして引用紹介。
『作られてから100年以上というのが一つの目安。
大まかにいってアマティから1800年代までがオールドの時代ではないでしょうか。1800年代後半の人が長生きして1940年代までいたとすると、モダンイタリアンの作家とも呼ばれますね。』
とすると弦楽器ストラッドさんの区分けもその流れで成されているのでしょう。
これに補足して
「イタリアンオールドの定義を一言で言えば”産業革命以前の家内制手工業によって作られた、価値に見合った価格の楽器”となるだろうか。」と、奥田氏、少しぼかしてました。(さっき断定的だったデスヨネ。。。やはり言い切れない”幅”がありそうね。こういう歴史には幅がある~・・・。すみません。奥田様)
この本、終始イタリア万歳の本。私もイタリアが好きになってはいますが、盛りあがり方が濃くて、一般人としては遠慮気味になってしまいますね。。

最初にモダンバイオリンで調べた時、それはオールド、モダン、コンテンポラリーの配列ではなく、「バロックバイオリン」と対で述べられていたと書きました。
長くなるので詳細は割愛。(いいのかなぁ~?ま、いい事にして(笑)、きわめて簡単に記されているサイトをご紹介するにとどめましょ。→こちら)
で、元々のバイオリン(バロック)は、肩当ても顎当てもなくて、構え方も顎は使わなかった。(だって顎当てがないんだもん!)鎖骨だけで支えてたようですよ。他にも特徴が一杯だけど、ここではまたしても割愛。(ご存知の方も多いでしょ…。ガット弦とか何とか。)
そして…1820年頃。シュポアーと言う人が、「顎当て」を開発したそうです!
18世紀末から19世紀にかけてバイオリンと弓の改良が大きく進んで、「モダン仕様」になったんですってね。この時代より力強い音が求められ・・・。今私たちが弾いているバイオリンの形が作られてきたのだそうな。
その功労者は・・・ああ、なんだか疲れたので割愛。(またかいな!)あ、元気にになったらまた書くかも。(懲りないのね。)

いやはや楽器店ストラッドさんの「お騒がせ1920年の謎」は皆さんのご想像通りヨーロッパ市民社会到来の歴史状況と呼応しているようですね。(すごいわ~ゆみ邸のお客様達。)
蛇足でしたが、いささかでも参考になりますよう、書かせていただきました。あまりお役に立たないですね。文献をくまなく当たったわけじゃないから、炬燵を囲んでミカン食べてのおしゃベリですね。炬燵?うちにはないんですけど。(笑)せめて、ゆみさん♪読んでね。
なれない事考えて頭が疲れました~。

心をこめて作られた一艇のバイオリンの行方。年月を経て様々に、時には謎めいて、神秘的に、語られたりします。物語がが出来たりもします。それだけ、魅力のある楽器なのようです。。
愛すべき我が家のヴァイオリンは、多分ワタシに付き合って静かな生涯を送ることでしょう。心を入れかえて(入れかえる前はどうなの?(~_~;))大事にするよ~~。
ではでは。



追記
字が多くて頭痛くなるけど、後でゆっくり読んでみたいのは こちら→ヴァイオリンの発達



ウード発見♪

2006年12月10日 | 観たこと聴いたこと
さきほど、ニュースの続きでサッカー話題が・・・。

空港にエジプトのサポーターがぞろぞろ歩く映像。と、そこになにやら縞々のプッくリしたものを携えている人が。。ひょっとして、
ウードじゃない?

やはりそうでしたね。
その後バスの中でウード弾いて歌ってました。まぁ~!ウードがアップで。
あのウードを映像で。うわー、画面に近寄ってしまいました。

アフリカ代表エジプトのアルアハリ。・・・?って何でしょ、解りません。(笑)

どうやら世界のクラブチームのワールドカップ?が開催されるようですね。
ん、トヨタプレゼンス?・・・??

とにかく私、ウードが見られて満足。次は本物を見たいさわりたい。
・・・スマステは見逃したけけど・・・。(未練~)

追記
ウード(uod)という楽器のことはpearlさんのブログ”大切な時間”で知りました。
アラブの話題、各地の旅行の話題など、未知の世界を垣間見させて頂いております。。



音叉で調律はもう珍しい?

2006年12月09日 | 観たこと聴いたこと
「ピアノの音が地球上の何から創られているいるかというとね、
鉱物と動物と植物から、なんですよ。」
調律師さんは快活にそう言った。

年配の音の方で、無口な技術屋さんかと思いきや、それは全く違って饒舌な人である。
結構興味深いたくさんのことをお聞きしたような気がするが、
覚えているのはこんな事くらい。(笑)
そのほかはきっと、とんでもないときに、思い出すのだろう。(笑)

ピアノの高音部の、硬い音が心地よく聴こえてきた。
何故だかしだいに嬉しくなってくる。
調弦しているときを思い起こす。
ぼんやりとコーヒーをのんでいたはずが、
気がつくと私は、いろいろ質問したりし、写真を撮らせてほしいとお願いし、「こういう場面に巡り合えてよかった~」などとしきりに感嘆。

曰く
「ピアノは飾り物じゃないから…毎日弾いてやらなければぼやけた音になるんですよ。」
ピアノもそうなのか・・・。
「フェルトを締めてやることで、音がクリアになるんです。」
「ハンマーについているのがそれですねー?」
「そう。フェルトは放って置くと、ふやけてきます。調律のときにそれを締めるんです。でもいつも弾いていると、フェルトを締める効果がある。」
「なるほど!トントン、とピアノ線を叩いた振動で、締まるんですね?」(お茶の缶をトントンして、堆積は減り堆積は減り密度は高まる、を連想する私。的外れかな?)
「そして弾く事により、ピアノの中に風を送る。それがとてもいいことなの。だからどんどん弾いてあげなきゃ。」
んん、バイオリンとおんなじ感じ。楽器は・・・弾かなくちゃ。

一通り調律が済み、やにわに調律師さんが弾き始める。いい響き~。
そして素晴らしい演奏。
何の曲ですかとたずねたら、
「あら、知らないの?知床旅情だよ♪」
(@_@;)
すんごい豪華アレンジ。コンチェルトみたい・・・。

後からj子さんに聞いて知ったのだが、機械を使わず音叉で調律するという数少ないお方であるらしい。有名なピアニストに呼ばれて調律することもおおいとか。なぜかここに?(いや失礼、J子さん)

ピアノをされている方には珍しくも無いかもしれない調律の様子、私は興味深々だった。
鉱物、植物、動物~♪らんらん。
「いやぁ~すきだなぁ~アナタのような人。」って、私気に入られてしまった。(*^_^*)

行きたいな、でも遠い。(~_~;)

2006年12月07日 | 観たこと聴いたこと
行きたいなぁと思うコンサートはたくさんあります。
でもこれは無理すぎる。
キタラ(札幌)でのコンサートでも躊躇する今日この頃なんですから・・・。

3月に東京と大阪で行われる
ロン・ティボー国際音楽コンクール グランド ガラ・コンサート。
このコンサートで、ショスタコ-ヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調作品77を弾かれる、
南 紫音さん の幼い頃の映像を拝見したことがあります。先日、このコンサートの広告で”成長した紫音ちゃん”にお会いできた感。聴きに行ければもっと嬉しいですが。
あらら、指揮は金聖響(新婚)さん♪なんですね。豪華だ。(そういえば千秋のモデルとか?)

紫音ちゃん、私の娘と同い年なんですよね。全く関係ないですけど。あ、すみません、ほんと関係なさすぎ(笑) (~_~;) 前にもこんなこと書いてましたわ。
以前から♪バイオリンおけいこ日記♪の管理人・銀汰様から、おりおりに”紫音ちゃんエピソード”をHPで伺っていたので、勝手ながらとても親しみがあるのです。

清楚で、おっとりとした雰囲気は、フィギュア界の真央ちゃん、浅田姉妹のような感じでしょうか。
・・・もう、平成生まれが活躍しますね。

17さい...



木野雅之さんリサイタル&ロレンツォ・ストリオーニの音色その2

2006年12月05日 | 観たこと聴いたこと
ロレンツォ・ストリオーニの音色が素晴らしい。
大人のコンサートである。
超絶技巧である。

以上が先日のコンサートの感想です・・・。
つまりはこれに尽きるんですけどね。(~_~;)

ロレンツォ・ストリオーニの音色。
ビオラのような、とでも言いましょうか。
太く深く響くのです。演奏者の個性なのでしょうか、楽器の個性でしょうか。木野さんのふくよかな指にも関係があるのでしょうか。懐の深い音。特に重音の早いパッセージに迫力。
ぴかっと光沢のある滑らかな感じの音ではないのが新鮮でした。

検索するとホァン・モンラさんという若いバイオリニストもこの作者のバイオリンを使用。
インタビュー映像があり、この楽器についての質問に答える言葉を参考にしたい!と固唾を呑んで観ましたら、・・・・
「この楽器の音色は…言葉に出来ないのですが・・・・私はこれを選びました。」
・・・そ、そうですか・・・・。(~_~;)

こうなったら、ミッチー@佐久間さん~~来て~~(笑)あなたの表現をお借りしましょうか。いや、やめておきます。(笑)今回の”のだめ”も楽しかった~。

大人のコンサートである
なんと言いましょうか、余裕です。演奏の余裕。楽しんでおられます。トークはそれほど流暢ではありませんし、プログラムの順番間違えましたし、でもそれが親近感を感じさせるという、演奏者の朴訥さもお持ちでした。。選曲も、こんな田舎でこれを?と思ったりしました。玄人好みらしきのものをそっと入れてる感じ。 ドビッシーのソナタ、なんてのは・・・。どうでしょう、そんな気も。

超絶技巧である
ヴェチェイの、”風”は秀逸ですね。ちょっと転びそうになったときも余裕でした。
驚いたのは、ラ・カンパネラ。さいごのほうの重音がすごい。カデンツァになってるのかな。コハンスキーの編曲だそうですが、こんなに難しくしなくてもぉ~~といいたいくらい編曲しています。

プログラム
ユーモレスク  ドヴォルザーク/クライスラー編
ヴァイオリン・ソナタ  ドビッシー
ひばりは上がる  ヴォーンウィリアムズ
休憩
愛の悲しみ   クライスラー
風       ヴェチェイ
ラ・クンパルシータ  ロドリゲス/リッチ編)
ロクサーナの歌    シマノフスキー
ラ・カンパネラ  パガニーニ/コハンスキー編

アンコール
火祭りの踊り、いふくべあきらの曲(題、忘れました。m(__)m)  G線上のアリア  

急にたくさんの雪が降り、いままで楽な日々を送っていたのが一転してその日は雪かき初日となりました。
そのせいとは限らないのでしょうが、観客が少ない・・・。もったいないと思います。
やはり聴いたその日に書きたいものですね。CD購入してよかった。聴くと記憶が甦ります。でも、”風”は生演奏の方が雰囲気が出ています。本当に風が吹く感じ。
CDにサインを頂いた時、楽器に愛称をつけているのかお尋ねしてみました。特につけてはいないそうです。「ストラディバリウスにはよく、ついていますね。これにはついていません・・・うんうん、風のバイオリンとでも名づけようかな?(ピアニストさんの方を見て笑)う~ん、ストラドより、いい楽器かも知れないなあ。・・・今日本には4台だけです・・・。」と、おっしゃっていました。

なるほど。お師匠さん(ルジェーロ・リッチ氏)から譲り受けたというこの楽器をこよなく愛し引き込んででおられるのですね。今日は響きの悪いホールだという事をしばし忘れて聴くことが出来ました。