先日まとめ買いのうちの1冊 作意を探せも結構面白い本です。
通常は、詰将棋のヒントなど見ないのですが、駒の配置から詰め手順を推理するといった感じのヒントはなかなか面白い試みです。
この本に収録されている詰将棋は、スポーツニッポンに掲載された故 大山十五世名人の作品なので、スポーツ紙に載るくらいですからちょうどいい短篇です。
ちょっとどんなヒントか見てみると
ヒント:4四飛の意味は?この飛車がいないとこの詰将棋は詰まない。
そうすると打ち歩詰の局面を飛車で取らせるようなことが推理されますがまさにそのようになります。
もう一題なかなか面白いと思った作品。
ヒント:いわゆる小駒図式。意外と手こずることになりそう。
手こずることになりそうという文面をみるとやる気がおきます。この作品は、狙いは明快ですが洒落ています。
またやってしまいました。
早速訂正しました。ありがとうございます。
私ほど解図力のない詰将棋作家は珍しいかも。
実戦では、もったいないから初手は指しにくいんですが。
いたこニーチェ と 脳内ニーチェ 後者のほうがわかりやすかったですがなかなかコメントをまとめるにはちょっと苦労するのでいつか紹介します。理系の頭には哲学はちょっと大変なんですよ(笑)
あと、現代社会を偉人の言葉で考える「ゲーテの警告」なんかも面白いです。
適菜さんの回し者ではないですが(笑)。