今月は、和歌山知事選があるので、仕事上制限がかかり時間がたっぷりできた。そういうときに創作すればいいのだが
こればっかりは、ひらめいたときでないとなかなかできない。そのためには、たくさんの詰将棋を解くということも必要だと思ってるが
めっきり解図力が落ちたと自覚してる今日この頃
スマホ詰パラ 昨日99作目の自作もでたので、一昨日、昨日の作品からいくつか取り上げます。
まずは、この作品 この作家は、センスがとてもいい この作品にも現れている。タイトルエレベータ詰3
ということは、エレベータ詰1および2もあるわけと覗いてみるときっちりあった。お得意なんですね。
ちょっと改悪してみたくなったので作図してみた。
まあ相手の桂馬を手持ちにして長引かしてるだけといえばそれまでだが。
*:そこへ早速通行人さんから改作案が
確かにこっちの方がいいですね。
**再追記***
そこへ三輪さんからもっとシンプルで深いパズルのような作がコメントされました。
これは、一度並べてください。感心すると思います。
(26飛、15王、25飛、14王、24飛、15王、25飛上、16王、26飛、17王、27飛、18王、19歩、同と、28飛、17王、27飛引、16王、26飛、15王、25飛、16王、26飛上、17王、27飛、18王、28飛、17王、29桂、同と、18歩、16王、26飛上・・・まで33手)
どの形が詰みなのか結構ややこしいけどうまくできてるのに脱帽です。
ちなみにこの原理を利用すればあと2手延ばそうとするとこんな感じ(途中で29桂でと金を29に持ってくる)だ。まあ改悪だけど
(上記の詰め手順の通りだが 11手目に29桂 12手目に同と が入り後は同じ手順で35手詰み)
次は、昨日作品から 小学生の作品とはいえ指将棋は、5段と自己紹介にある。
基本的な5手詰
単に手数を延ばすなら参考図あたりだがそれではちょっと能がない
コメントのなかに延命改作があった。
32金1枚で済むところを11銀、同王、12歩、同王、21銀、同王、32銀と 銀3枚と歩で代用するのが手馴れた手腕なのだろう
反動で、余詰み消しの63角が必要になってるが。
次の作品は、初形がなかなかすごい。
83王形で75桂からは入れればもっとすごいが桂馬の数が足らない。
図の75歩は不要駒とコメントがあったが実戦をにおわす雰囲気はでている。
74桂打、同金、71銀と進むが本線は、92王だが71同王の変化(変化図)が載っていたが
83桂以下の手順で詰むがその手順だと本線と同手数になる(変同)ように思うので
61飛成からの手順で短手数で割り切れている。61飛成、同銀、63桂、72王、82金、同王、71角の手順で
面白い作品でした。
最後に恐縮だが自作の解説を少し
レベルは、どれくらいかと思ったがLV15は、妥当なところか
25手詰みなのにkisyさんの40秒とか黄楊の輝きさんの42秒、ルモさんの47秒、原田椅子さんの49秒と常連さん他の早すぎる解図に脱帽。
実は、これは順追いで創っていたときに次の順が詰むことに気がついた。(下図)
21王と逃げて26飛に22歩あたりで詰まなそうに見えるが同飛成、33銀でぴったし 桂合は、32銀で詰むし
結局 22王と逃げる一手だがこれも26飛とまわって23での合いごまはすべて33銀から飛車切で詰み。
ところが24歩と中合して同飛に13王で詰まないように見えるが22飛成りの好手で解決。
この順を発見した時 これはいいと思った反面、これは前例があるやろうという気持ちが同居。
早速 EOG先生にDMを送るとしばらくしてからこの収束(42馬からの)は、前例が2例あるとのこと。以下の2例
まあでもせっかく見つけたのだからということで投稿した次第。
実戦で生じても不思議ではない手順なのに見たことがないのは、1筋に歩が利く条件がなかなか生じないからであろう。
ついでに、この図をヒントに、飛車が2枚とも動く案を見つけました(23手詰)。
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|一
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|二
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 歩 ・|三
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 飛 ・|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| ・ ・ ・ ・ ・ ・v桂 飛 ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・v玉|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九
+---------------------------+
先手の持駒:銀 桂 歩二
3七桂は「3九と」等でも置き換え可能。
さらに▲2七飛△1八玉の2手を入れたいけれど、逆算はむずかしそう…
確かにその方がいい感じですね。
文中に掲載させていただきました。
ありがとうございました。
飛上下運動の回数を増やしたいなら28銀~18歩は銀捨てはなしにするべきです。
勿論、これを省くとお笑いのネタでなくなってしまいますが。
持駒 桂歩歩
玉方 16玉、29と。
詰方 23歩、27飛、28飛以上33手詰。
これ元の図とは別作だし、堀半七作とも別作でしょう。
堀半七作より良い感じになっているのでスマホ詰パラに投稿するべきと思い投稿しようと思います。
スマホ詰パラはブログ掲載は投稿可なので載せて下さい。
相変わらずのご活躍ですね。
コメントにあった作 掲載させていただきました。
これ結構 すごくないですか?
こういう作品大好きです。
よしスマホ詰パラででたらタイムランキング上位確実だな。(実際は、出るころにはすっかり手順を忘れているだろうけど。)
ありがとうございました。