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バビル3世ブログ(将棋、書籍他) 

最近では、将棋ネタが多く特に詰将棋ネタが多いですね。
まあいろいろ書きたいんですけどね。

ライバルに勝つ最新定跡 すぐわかる現代将棋

2010-09-17 20:18:24 | 将棋

今日は。将棋ネタです。書名は、amazonにリンクさせました。ご購入の際はクリックにご協力を。

興味ない人は、さっぱりわからないと思いますのでスルーしてください。 amazonで、村山慈明5段著の ライバルに勝つ最新定跡を購入しました。

興味深い先手石田流戦法の稲葉流が掲載されていましたので、さわりを紹介します。 指し方は、簡単で▲7六歩△3四歩▲7五歩△8四歩▲7八飛△8五歩▲7四歩△同歩▲5八王 (局面図)

はじめて見る人は、▲5八王 ???なんのこっちゃと思うかもしれません。狙いは、7筋の歩を交換することです。普通に△6二銀とかは、▲7四飛△7三銀(△7三歩さすがおとなしすぎる)▲同飛成△同桂▲7四歩△6五桂▲7三角で先手よし つまり▲5八王がもろもろ角打ちや桂成を消している。それで突き捨てをとがめようと局面図で△7二飛と指すと本書に載っているような▲2二角成△同銀▲8三角以下の非常に難しい変化が満載となっています。

そのなかで一番有力と思われる対策を村山5段が書いてくれているのがありがたい。

先崎さんの感想では、さいごの▲5八王が▲4八王と指せたら最高なんだけどなあこれがちょっと引っかかるとありました。

もともと先崎さんのすぐわかる現代将棋に紹介されていました。それの詳しい版です。 この先崎さんの本もこれ1冊で相当な知識が手に入るのでこれは私の手放せない1冊です(本当は、北尾女流が書いていると思われる)。今本には、4手目△3三角の現状における対策の決定版が紹介されています。

それもちょっとポイントを紹介します。

局面図は、4手目△3三角戦法から進んだところで先手が▲3六歩と桂頭を狙ったところです。後手は、桂頭を受けるには△4四角と打つのが一番いいのですがそうすると先手は▲6六歩と止めて居飛車穴熊にまっしぐら受けなければ桂頭に攻勢。この対策が非常に秀逸。この周辺を詳しく解説しています。

いずれもamazonのレビュー書いていますのでご参考に


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