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バビル3世ブログ(将棋、書籍他) 

最近では、将棋ネタが多く特に詰将棋ネタが多いですね。
まあいろいろ書きたいんですけどね。

右四間飛車その狙いと対策 藤倉勇樹著 elmoやねうらバージョン

2017-05-18 17:31:02 | 将棋

今日は、詰将棋の話題ではありません。

昼にちょうどアベマTVで、藤井4段の18連勝がかかった将棋が中継されていました。名人戦より盛り上がっています。

どこまで勝つのでしょうね。次戦の近藤誠也5段は、実力者ですので好勝負が期待できそうです。

 

ツイッターで、藤倉5段の本のamazonレビューを書くと口走ってしまったのでそれの追加内容です。

右四間の本は、いままでたくさん出ていて、確か 三浦流右四間の本がいままで絶品だったと思いますが、あの本は、▲7六歩△3四歩に▲4八銀として

飛車先不突きの右四間飛車側からの視点の本でした。(もっともここで相手が居飛車党なら△8四歩あたりで得な交換ではないので、相手が振り飛車党限定の対策本でした)

 

今回の本は、振り飛車側からの視点に立った本だが振り飛車先手で解説がほとんどなのでそこが少し残念部分だが

先手3間飛車VS後手右四間の項目は、参考になるところのも多いし実際に遭遇する場合もある。

今回は、elmoやねうらバージョンという最強ソフトがフリーになったので、これを活用させてもらうことにした。ここで、大きな間違いをしていた将棋所を2か所にいれていて起動させていたのはSILENT MAJORITYエンジンで検討していました。

 

まず急戦編で端角(俗に幽霊角といわれている)の変化より

参考図で先手があまりよろしくないと解説されている。続けて▲86歩△97桂成▲同香△83歩があってと解説されている。(参考2図)

まあでも振り飛車党は、常識としてこれは▲75桂と打って△同歩▲同角でそんなに悪いと思わないという知識だった。

その後の展開を激指に予想させると△95歩だった。

そしてソフトに検討させると△84桂!だった。

なるほどと思った。▲67銀が普通だが△76桂▲同銀△74歩か ほっといても△76桂~△88桂成がある。こういう手は

なかなか思いつかない。さすがと言えよう。という訳で藤倉さんの解説通り形勢判断の結果である。

 

次にこの局面図

先手自信なしの解説図。これって▲68金と寄られると結構難しいんじゃないかと思っていたら ソフトくん

△57桂▲39金△67歩と即答(下図)

参りました。

 

今度は、終盤の競り合い

いま▲41と競り合った局面 

この局面は、△49と▲62飛△33王▲49銀で難しいと解説されている

ここまで切羽詰まってたら結論がでるはず 

ここでソフトくんに尋ねてみると

△47金▲48金△68飛▲38金打△38金▲同金△47金 となって以下▲38金打で千日手になる。評価値も0である。

という訳で解説本は正しい。

ここまで来て、千日手とは、不思議な気もする。

 

そして 参考になる局面

ここでの受け方が問われるところだがうまい受けを解説してくれる。

そのあたりは、本書をとまあちょっとゆっくり見てください。

強い人は、すぐ気がつく手かも

 

 

 

 


スマホ詰パラ ブックマーク その71

2017-05-17 07:58:41 | 将棋

真子さまがご婚約というニュースが昨日流れて 今日も朝からその話題をTVで報じている。

なんとなく岩崎宏美に似てるなと感じたのは私一人かな?

まあでも明るい話題ではある。

 

月半ばを過ぎたが詰パラ本誌でも詰ましていないのがまだたくさんある、確かに1か月は短いともいえる。

中学までは、なんとか詰ますようにしていてそれ以降は、詰ませられそうなものだけにしている。

最終ページのデパートも(3)及川作と(4)浦野作は、詰ましたが残りはまたゆっくりと 

それと今月は、内藤さんの必至問題の2番目がよかった。

 

スマホ詰パラ 昨日の作よりいくつか取り上げます。

新人さんの作より

これは、なんか類作があってもおかしくないくらい整っていますね。初手の▲23香の味もまあまあだし。

2手逆算すると

さらに大幅改悪すると

▲32歩成△同王▲42角成△23王 以下上の図と同じ手順

 

次にこの作

この作者は、実戦型や好形の作を好む作家

初手▲33金か▲13金かの選択が運命の分かれ道 どっちでもいいように思うがそうではない。

これからもっと簡単な図を思いついた

30秒で解いてください

解けましたか?

 

じゃ最後にトリのこの問題

▲13桂成△同歩▲24金△同王▲25歩△同金▲33飛成△14王▲15歩△同金▲同銀△同王▲35竜以下

21手詰みだが、後半金を取って竜で収束するのは、ちょっともったいない感じがした。

本当なら33竜~44竜の離れ竜で打ち歩の筋を解消する(中合いもからんでくるが)まとめ方の方がいいような気もしたが

コメントに同じような意見も見られたので考えることは同じだなあと思いつつも

この作をそっちに持っていくのは少し難しく、あきらめた。

 


スマホ詰パラ ブックマーク その70

2017-05-16 15:46:00 | 将棋

田舎の図書館は、競争率が少なくて助かる。特権ともいえるなあ。

ネットから予約できるのも先進的だが人気本でも待ちが2人とかそんなものである。

大阪に住んでる妹に聞くと人気本とか 蜂蜜と遠雷(直木賞+本屋大賞)だったら35人待ちとか言ってた。

そんなわけで 蜂蜜と遠雷もすぐに読めた。 なんかクラシックを聴きたくなるよねこれ読むと。

恩田陸に外れなしとはよく言ったものだ。 東野圭吾にも外れなしと思うが。

今は、この前に騎士団長殺し1部(村上春樹著)を読んだので2部を予約している これも2人待ちだったからもうすぐだろう。

 

スマホ詰パラ

ここのところ少し仕様が変わり そのせいかわからないかわからないけど評価点が少し厳しめだ。

いくつか取り上げます。

 

三島桂太さんのこの作品 まあこの問題は、入門者用のさらっとした問題。

よく見ると馬が28に利いてるので空き王手に対して29に合い駒させないためには馬はここにいくしかない。

 

次にこの問題

この作者 前作は、2段上にあげた状態で持ち駒が 銀2枚だった。変化同手数のキズがあったが形もきれいだったので当ブログでも取り上げたが

再度取り上げます。

こういうのは、いろいろ試せて ここから同様なのを創りました。

左右対称なので46銀から入って右サイドに追い込むのと 66銀から入って左サイドに追い込むのと両方ありますが

こういうのは余詰みになるのかなセーフだと思うが。

*:と思ったら上図 同一作があるとEOGさんからコメントいただきました。

それも2人いました。平山さんと河内さん シンプルなのは、同一検索かけないとだめですね。

 

 

最後に昨日のトリの管輅さんの作品 管輅とは、三国志の占い師の名前からとってるのかな?

3手目が気づきにくいとコメントがいくつかあったが確かにそんな感じ。

銀1枚で処理するなら(参考図)のような感じか。

スマホ詰パラも本誌作家も多数参加されてますし 参加しつつありますが入門としては持って来いと思いますね。

詰コインも 3616枚貯まった。 出題してなるほどもらえると増えるんですね。時々長そうなレベルのを高くて自力は無理そうなのは光速を使わせてもらうくらいだから

貯まる一方。でももっとたくさん持っている人も多くいるんだろうな。

 

 

 

 


スマホ詰パラ ブックマーク その69 不利逃避他

2017-05-13 20:27:30 | 将棋

 

3日連続更新。 まあ今のところ暇を任せて単なる気まぐれです。すぐに息切れします(笑)

藤井聡太4段もメディアに大きく報じられていますが、現在公式戦17連勝ですか、まさに羽生さんの次に出てきた天才ですね(渡辺世代を飛び越して)。こういう華やかな部分は、大きくとらえられるなら 負の部分もはっきりさせればいいのにと思う。藤井くんの未来のためにも多くの将棋ファンのためにも

スマホ不正事件を検索するとウキペディアできっちり事のいきさつが書かれていますが いまだ連盟は解決にいたっていないと結ばれている。なんとかしてほしいね。

 

昨日 探偵ナイトスクープで、54歳の女性が長年働いてきた会社を一人だけリストラされたのでリストラソングを作ったので社長に聞いてもらいたいという依頼があったが

これをTV番組でもあるが社長もよく受けたもんだと感心したが、リストラされた女性も頑張ってほしいね。TVに出たせいでいい就職先がみつかるといいねと思っている。

 

 

スマホ詰パラにうつります。 

明日に自作が登場予定だが、そんなに難しい作品ではありませんので。昨日のブログのスマホ写真に出ていた ”私をとっちゃだめ” という作品です。多分レベル一桁だと思うのだが。

お昼にフェスをトライしたが 確かNo.5に難物がいてタイムオーバーとなった。手数が長かったのでお手付きは致命的である。

最近の作品よりいくつか取り上げます。

まずは、ねいかさんのこの作品

銀は、打ってから捨てたほうが味がいいので

こんな感じで4手延ばしました。まだいろいろやれそうな感じはしますが、、、

--

そうしたら 三輪さんから上図の大改作(アレンジ)図がコメントされました。

収束を活かしてますがもう別物に近い感じ

是非 チャレンジしてみてください。

 入りの▲22歩△31王▲42銀△同金▲21歩成とするあたり感触がとてもいい。

というかこの作品非常によくできていると思うのだが。。

 

次にこの作品(本日の作品ですね)

▲93歩△82王▲91銀△81王と追ったあと▲92歩成と最初打った歩を成捨てる手は感触がいい。

よくある筋なので桂馬で実現するとこんな感じだ

もう2手加えると(途中に▲74桂△同銀を追加する作意)

こういうのも成立する。まあよし悪しだが

 

次にここのところ手筋を紹介してくれている貴重な作家 難は、名前が難しい。

驫飛龍(ひょうひりゅう)さん いつも名前を打つ際 IMEパッドを使う。ひょうは、登録しないと変換で 驫とはでてこない。

今回は、不利逃避ということを説明に創られた作品 まあ普通なら ▲63と△54王と逃げるが▲55歩△同角▲53銀成で詰みといったところだが

わざと2手目に△74王と逃げて角を取らせてから同じ方向に逃げると今度は、▲55歩が打ち歩詰になるという算段だ。こういうの不利逃避

詳しくは、この作品の解説をお読みください。最終手余詰みはあるがいいんじゃないですかね。と思ったらその小さなキズを修正する案をnono_yさんが送ってくれました。

(nono_yさんから▲45歩をおけば成立するとコメントがありました。)

こういう人は貴重だねと思ったら自己紹介に中学1年となっている。いやえっ こんなに若いのに詰将棋病にかかってしまったか(笑)

 (*kisyさんから自己紹介時期からすると いまは、中学校2年というコメントをいただきました。確かにその通りです)

最後に今日のトリは看寿賞作家でもあるパスファインダーさん作

初手と5手目の桂打ちは一目重そうで打ちにくいがその後の裁きはいつもながら見事です。

この解答のタイムランキングを参照してみてください。

大御所2名が名を連ねています。(笑)

 

 

 

 


スマホ詰パラ ブックマーク その68

2017-05-12 09:13:39 | 将棋

珍しく 連続更新である。

今月後半は、出張もあり更新もままならないだろうからつじつま合わせの所も多少あるんですが。

三浦さんの名誉回復と連盟や会長は発言されていますが、今のところ何も進んでいないような気がします。

明るい話題を精一杯表に出して、こういう厄介な問題は、できるだけ放っておこうとしてる感じですね。

はっきり再発防止も含めて事の成り行きをきっちり説明しないとファンは、納得しないと思うけどな。

もういいよその話題はという人もいるとは思いますが。

個人的にはこの問題(冤罪事件)はっきりさせないとこの事件の関係者たちの棋譜さえ見る気もしなくなってしまっているので自分自身困ったものだと思っている。

 

母の日が近づいてきたが、TVをつけると母の日に嫁さんにプレゼントする人も多くいるというアンケートが。

そういうのって考えてもいなかったが そういうのは本質が違うような気がするんだが。もちろん父の日に嫁さんから何かもらう気もさらさらないし。

便乗商法じゃないのかとさえ思う。、、どうなんだろう。

 

 

さてスマホ詰パラの話題。

いまちょうど色にぎやかなのでちょっと写真におさめました。

 

さて 最近の作品よりいくつか取り上げます。

まず新人さんの作品

これは、駒は、これくらいに抑えたい

といってももうちょっと工夫が必要だとは思いますが。

 

次にこの作品

無仕掛け 類似がありそうなおそれもありますが

ちょっと気になるのは、王方の26歩 これはなんだろうなと思えば 歩を合い駒させない魂胆のよう。

実は、下図でも一応成立している。23手詰み(変同あり) * EOGさんによると同一作があるそうだ。

 

 

ところが12手目 23桂と中合するところで23歩の中合いも同手数なので、歩の変同を消したものと思われる。

じゃもうちょっと踏み込んでこういうのはどう? 収束を少し延ばしました。

と思いきやさらにベターな改定図をEOGさんが送ってくれました。

決定版ともいえるでしょう。

同様に全く同じ狙いのこの作があると同じくEOGさんからの指摘がありましたので掲載します。

 

最後にこの作品

これは、文句のつけようのない きびきびした作品で解後感も抜群。13手詰み。勝浦さんの新聞詰将棋を連想させる出来栄え。

11王にして14香が入らないか考えたが23桂から筋があってそれは無理。この形がやっぱりいいんだ。

こういうのを発表していきたいと思っている。

 


スマホ詰パラ ブックマーク その67

2017-05-11 11:49:49 | 将棋

昨晩 ナイナイのお見合い大作戦という番組を見ていた。石垣島かいいところだなあ。 

不定期に時々放映するこの番組 結構面白いのです。いろんな人間関係でと心理状況で誰を選ぶか推理するのも結構面白く、時によく選んだと拍手したくなる場合もある。

 

スマホ詰パラ ごく最近少しだけ仕様が変わり事前に予告作者がわかるようになったようだ。

仕様を変えるのには、管理人さんの苦労があって頭がさがる。

ここのところ 一部の作品を本誌にまわそうかどうかで返送してもらい ストックが減ってきている。なんとか時間のある時に増やしたいとは思うが。とりあえず1作 今日追加送信。

 

最近のスマホ詰パラよりいくつか取り上げます。

シンプルでわかりやすいが、変同のキズがある。(▲7一飛成△9三王の)

ここのところ 変同や最終手変同は、許されるはずだが厳しいコメントもあり少し掲示板が荒れていた。

じゃ これは、次のようにしましょうか

これで消えているはず。

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と思ったら風太郎さんから指摘 別の変同が消えていないと。あっ! 4手目ね。

というわけで風太郎さんがコメントくれた図を取り急ぎ載せます。

なるほど 見事に割り切れていますね。 2手目△93王は、▲82銀がぴったりだし。

-----

とそこへ 初手が唯一の狙いであとがだれるのを見かねた三輪さんが改作図をコメントで示してくれました。

掲載します。

確かに初手の▲7一飛成だけでなく 収束もきれいにまとめ上げています。

自力でチャレンジしてみてください。

 

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じゃ次は、この作品

なんともシンプルでどっから手を付けていいか迷う。 単に初形のきれいさだけでなく途中に妙手がある。

その局面が下図

この次の手がなかなかの妙手。 最後は、最終手にいくつかの余詰みがあるが已む得ないところだが。

 

最後にこの問題

この問題を取り上げたのは、この問題に対してコメント欄にあった改作図だ。

それがこれ

初形がはるかに改善されて、見栄えもよくなっている。原図は、27手詰みだが 8手延びて35手詰みとなっている。

本誌に出ても不思議でないでき。 コメント者にはすごい人がいるんですよ。自作にも以前いい改作案をいただいたことがあったが

スマホ詰パラのよさでもある。

 


スマホ詰パラ ブックマーク その66 ブルータス手筋と変同

2017-05-07 10:09:09 | 将棋

5月連休も今日で終わりなので、ちょっと頑張って?ブログ更新。

5月というのは、非常にすぐしやすい季節で個人的には、好きなシーズン。行楽の季節といったところか。まあ逆に5月病なんてのもありますが。

昨日は、ブックオフ(和歌山、大阪)を3軒はしごしました。20%割引セールというのもあって。それで詰将棋の本も含め4冊ほど購入 ガソリン代をいれたら決して特になっていないが毎年恒例でもある。

 

スマホ詰パラ いくつか取り上げます。

まずは、この作品 作品名 7手で分かる~ブルータス手筋

最初 タイトルを見ずに図面を見たときなんじゃこりゃ と思ったがタイトルをみてブルータス手筋の入門編かと納得。こういう作品が詰めキスト以外に耳慣れないブルータス手筋を多くの人に知ってもらえてのは大きな功績。拍手 なるほど数も半端ない。

ちなみにブルータス手筋の定義は、打った飛び道具(飛車、角、香車)の利きを空き王手の際に動いた駒によって利きが遮断され打ち歩詰を逃れるという手筋。

まあ この作品 中合いを限定するために桂馬と香車を使い切りしていますが、まあいいでしょう(笑)

 

次は、これ

非常にきれいな初形の作品

ちょっとしたキズが変同。つまり

ここで作意は、△14王だが△12王でも同手数(こちらは、収束にしまりがない)以前同じような詰将棋を考えた際のことを少し思い出した。

まあ 悪い例として修正するなら

変化手順は、歩を食べるので、割り切るという。まあそれ以外にあまり役立っていないのでもっといい修正があるはず。

 

最後にいつも素晴らしい作品を提供される sunrisepa さんのこの作品

39手詰めだが、よく粘ることしきり 32手目に玉の逃げ方によって変化同手数の小キズはあるが、すばらしい。(△21王も△31王も合流する)

この作品のコメントを読むと NO.527を思い出したというのがあったのでそれを見ると。19手詰の簡素形

なるほど これは究極のシンプル形ですね。ということは、同じような変化同手数があるかと思いきややはり存在しますね。

ここで▲23銀不成に先の作品同様に △21王も△31王も同手数で歩を先に打って取らせるか後で取らせるかこれは、この形の宿命なのかもしれません。

 

 


詰将棋の指し方 古本のもうひとつの楽しみ方。

2017-04-26 08:01:51 | 将棋

珍しく連続更新。まあ誰かに言われたわけじゃないんですが気まぐれで

 

先日 ヤフオクで、詰将棋の指し方という60年以上前の本を落札した。一回目スルーしたが誰も落札しなかったので2回目で落札した。

出品者が北陸の古本屋さんだったので、店頭にならんでいたものかと思うが、いろいろ書き込みがあって興味深かった。

筆跡が、同一なのでそんなにたくさんの手を渡ってきたとも思えないが、解図に関しての書き込みが少し面白かった。

いくつかご紹介します。

 まずは、

書き込みには、会心の一局とあるが解いてみて そうかな? なんかフェスみたい。

フェスで出そうな問題、でもちょっと長いんで少し苦労しそうだがありえそうでしょう。

難しくないのチャレンジしてみてください。

 

次は、これ

書き込みは、一里 とある。一里ある考えという意味かな?

こういうのは、いい作品ですね。でもこれどっかで見た記憶があるんだが思い出せない。

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*:思い出した。村山隆治さんの詰将棋手筋教室の教材の例題として使われていた。

そのあと さわやか風太郎さんがこれに関して、1題見つけてきてくれました。

それがこれ(コメント欄参照)

9手詰みですのでトライしてみてください。

------

 

 

 

 

最後にこれ

書き込みは、難 9手目とある。

19手詰みですが、限られた範囲なのでそう難しくはないのでチャレンジしてみてください。

上の図の姉妹版を考えました。合わせてお考えあれ(まあほぼおなじですけど)

 

他の問題でも2通りの詰め方がある。いわゆる余詰み とか 思考3時間とかそれを見て解くのも一興だった。

赤茶けた本だが、大事にしておこうと思う。

 

 


スマホ詰パラ ブックマークその66

2017-04-25 08:54:08 | 将棋

先日の土日にあった支部名人戦の西日本大会で、シニア名人に地元田辺市の 武田嘉弘さんが優勝しました。2年前もそうだったのでさすがです。(シニア名人は、県代表になると翌年が出れないという規定があるのでその点で言えば連続優勝です)

東日本地区大会は、すでにその前に終わってましたが、茨城代表の袖将さん残念でしたね、武田さんとの東西決戦が目標だったと思いますので。

 

連休が近づいてきています。

田舎に住んでいるので、交通量は増えますが、子供たちも帰ってきたり人が集まってきてにぎやかになるのでまんざらでもありません。

台湾ネタになりますが、沖縄で新婚旅行中に早産で子供が生まれ保険適用が利かないので、募金を求めている事件があったので、少し送金してあげようかなと思っている矢先

すでに1300万円も集まったという続報がはいり なんていい国民なんだと改めて、思いました。その夫婦もきっとそう思ってくれると思う。

 

スマホ詰パラちょっと目についた作品をいくつか

まず新人さんのこの作品

これ見たとき まずみなさん見たことある筋と思う、それとその次に考えるのは1枚目を馬にして2枚目の角で不成りを決めてというのが浮かぶと思う。

例えばこんな感じだ。(下図)

32と、同王、42馬、22王、31馬、12王、22馬、同王、31角不成以下詰み

でもにたようなスマホ作品記憶があったので探してみると

これなんかが相当するので、参考(よくある筋)もし投稿したら類作扱いされて低評価でしょうね。

 

次にこの作品

盤上5枚で軽快な詰み。コメントに植田尚宏氏作と似ているとあったので並べてみると

確かに同じ詰み筋。でもここまでシンプルに表現は、一つの発見ですね。

*:上の図 三輪さんからコメントがありバージョンアップ版が送られてきたので、掲載します。

難易度が大幅にアップしてします。うまく逆算されるもんですね。

25香、同馬、35桂、同馬、13金、同馬と 同馬が3連続。このあと同馬がもう1回出現しますけどね。

 

最後に

個人的に解図意欲のわく作品は、好きだ。3手目の34桂が好感触。同馬寄るには、12銀成の変化も好感触。

この人の自己紹介に目標のひとつは、詰パラ本誌に載せることとあった。いやー私もそうですね。それには、いい作品を考えなくちゃいけないんですが。

お互い頑張りましょう。

 

 


藤井憲郎詰将棋作品集 3手~7手

2017-04-21 17:18:33 | 将棋

ツイッターで文章が面白いと言ってくれる人がいたので、持ち上げられるとつい調子にのってということもあり久々の更新。

最近は、ブログよりもツイッター発信が多いのですが、一部かぶるところがあるかも知れませんのでご理解を。

 

今日は、昼食に長男がこの前 台湾出張に行った際 買ってきた肉麵というのを食べたが、味に関しては、やはりパクチ-がはいっているのだろうか今ひとつ

といったところであった。嫁さんは、さらにこれはあまり、、、って感じでした。

逆に思い出したのが この前 台湾の若いお姉さんのヒッチハイカーを乗せてあげた際(ツイッターでつぶやいた件) いろんな話をしたが特に日本の料理は最高においしいと絶賛してました

がなんとなくわかる気も。特に寿司、ラーメン、カレーとかすべて絶賛してました。小さいころ両親に連れられて日本に何回か来たことがあると言ってたので、ご両親(両方教師)も日本びいきだったのだろう。

台湾の味は、日本人に合わないのだろうか、行ってみないとわからないなあ、長男は、台湾から帰ってきた後 料理の味は、今ひとつと言ってたが。ただ小籠包はいけるとも。

まあでも 台湾の人は、本当に親日なので話していてわかったし、困ったときは、是非助けてあげたい隣人なのです。

 

さて 詰将棋の話に入ります。

詰パラ本誌に 全詰連のページで 藤井憲郎さんと海老原さんの小冊子が各送料込みで¥300と掲載があったので購入したが

まとめて買う場合は、ここ から購入する方がお得であった。 結構おすすめの作品集。興味ある方は、是非。

解いていると詰まない筋を読んでいるうちに別の詰将棋創作のヒントになったりするしいいことが多いですよ。詰パラばかりトライしてると疲れる(笑)

さて今回は、そのなかで藤井憲郎さんの小冊子の詰将棋作品集をご紹介。 結構難しい7手詰めは、1題(96番) ツイッターでつぶやいたがみなさんすぐに解けただろうか?

 

小冊子の中身は、3手詰(20題) 5手詰(50題) 7手詰(30題)という構成 7手詰みの後半は結構すぐに詰まないのもある。

ここでは、各1題づつご紹介。 あまり載せると営業妨害? というわけでひっしに営業(笑)

まずは、3手詰めだがこれは難しいのをご紹介。 3手詰みって創作は、非常に難しいんですよ。オリジナリティを出すの

3手詰でこれだけの味、まぎれを出せればすごいなと思う。

次は、やさしめの5手詰み

そして最後に意外性の7手詰み

これは、初手。3手目が意外性。特に実戦では、3手目は指しにくい

特に7手詰みの後半は、なかなか手ごわい、うまいなあと思う さすがは、作者である。

海老原さんの手筋集Ⅲというのもいっしょに購入したがこれは、機会があればご紹介したいと思っている。